幸 彦 2010


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多度山 イワカガミ (H16.4.11)

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多度山 アセビ (H16.3.28)

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多度山ササユリ(H17.6.19)


   山行記録
 (詳細はプチッとクリック)

2010年(H22)の山歩き

御池岳・・・・・・・・・・・ H22.3.14

藤原E孫太尾根・・・ H22.3.3

藤原D頭陀ヶ平・・・・H22.2.13

藤原B頭陀ヶ平・・・・H22.1.30

多度山・石津御嶽・・・H22.1.1

多度山々行
 4.17・・・7回<通算586回>





2009年(H21)の山歩き

御在所岳・国見岳・H21.10.31

段木、八風峠・・・・H21.10.25



藤原岳D 孫太・・・H21.2.28

由布岳・・・・・・・・・・H21.2.22

藤原岳C・・・・・・・・H21.2.14

藤原岳B・・・・・・・・H21.2.11

藤原岳A・・・・・・・・H21.2.7

御在所岳・・・・・・・・H21.2.1

藤原岳・・・・・・・・・・H21.1.11

多度山・石津御嶽・H21.1.1


多度山々行
 3.1・・・8回<通算571回>

   ( 3/1  河津桜、アセビ)
   ( 12/31 シキミ )


      幸彦 ダイジェスト版 (月をクリック)
//////////// 年度
2010年(H22)   1〜2月
2009年(H21)   1〜2月   3〜4月  5〜6月   7〜8月   9〜10月  11〜12月
2008年(H20)   1〜2月   3〜4月  5〜6月  7 〜8月  9〜10月  11〜12月
2007年(H19)   1〜3月  4〜5月  6〜7月 8〜9月 10〜11月    12月
2006年(H18)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2005年(H17)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2004年(H16)  1〜6月  7〜12月

 ////// H22. 4. 29  (木)  曇後晴   第2幕?の花探しに 藤原岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
別ぺーじで展示中 ↑ ここをクリック  (工事中)
  西藤原駅−八合目−藤原山荘−天狗岩−展望台−藤原岳展望丘−多志田山−草木−鉱山林道−伊勢治田駅
///////
 (工事中)



 ////// H22. 4. 24  (土)  曇後晴 強風 寒、震えながら花見酒の 鎌ヶ岳  ///// 鈴鹿中部 ///// 
 
別ぺーじで展示中 ↑ ここをクリック  (工事中)
  湯の山温泉バス停−長石谷−岳峠−鎌ヶ岳−(鎌尾根)−白ハゲ−馬の背尾根−三岳寺−湯の山温泉バス停
/////
白ハゲより御在所岳を望む、右奥に釈迦ヶ岳

イワウチワ

イワザクラ

イワカガミ

鎌ヶ岳とアカヤシオ
 イワザクラを愛でに、もしかしたら石楠花が咲いているかと期待した
山歩きは 冷たい風が吹き 青空は雲間から覗かせるだけで寒くて
震えた一日だった。アカヤシオも鎌ヶ岳まで咲き上がっていなかった。
 近鉄湯の山駅からのバスは何と 座席は勿論、乗れない人も
出てくるのではと心配すらするほどの満杯状態、初めての体験だ。
 みなさん、御在所の方へと向かい、長石谷への侵入者は小生一人。
 9:10長石谷登山口、きょうの狙いはイワザクラ。程なく出会えたが
一輪のみ、次にはそれなりの群落に出合うも何かしら昨年よりも
少ないような。でもなかなかの可憐なピンクの花びらを輝かせている。
やれやれこれで美味い酒が飲めると云うものだ。
終盤を迎えたイワウチワも岩壁や足元に フリルの付いた淡い
ピンク色の可愛い花びらを広げている。ショウジョウバカマも咲き、
この谷は意外に花が多い。
 10:25犬星の大滝、先日の大雨で水量が多く、いつに無く水しぶきを
飛ばしている。滝の上の方にピンクの色が、アカヤシオだ。
しかしながら、風がいやに冷たい。
 11:25岳峠、若い山人が昼食休憩中だ。峠に出ると風がかなり強く、
冷たい。ビールタイムは白ハゲでするか・・・、取あえずは鎌山頂へ。
 11:35鎌ヶ岳(1161m)山頂。20人ほどの団体さんらが昼食休憩中。
北風が冷たく、流石に御在所側には誰も居ない、早々に下山。
 一旦は鎌尾根に上がるが やはり寒い。白ハゲに急ごう。途中 いつもタテヤマリンドウの姿を見ていた場所にそれが見当たらない。
盗掘・・・? 巻貝みたいな蕾が幾つか見える、寒くて成長が遅くなったのだろう。
 12:10白ハゲ、ここも風が冷たく風を防げるような場所を探し回ったが無かった。ビールタイムはもっと下の方の馬の背尾根にしよう。
石楠花も紅くなった蕾は全く見当たらない、今年は遅いようだ。アカヤシオは白ハゲ辺りまで咲き上がっている。
 12:55 尾根道から一寸入った満開のアカヤシオの下で休憩だ、ここからは鎌ヶ岳山頂を窺える。時折りの陽射しが暖かい。
先ずはビール、秋刀魚の蒲焼缶を温める、???、火力が弱い、まさかガスが無くなったか? 何とガスボンベの周りに白いもの、氷だ。
こんな時期に氷が付着するなんて初めてだ。お湯をコッフェルの蓋に入れ その中にガスボンベを入れる。火力が戻った。
餅を焼きチーズを乗せてぱくつく、実に美味い。 指先が痛くなってきた、出発だ。
 13:50出発、アップダウンを繰り返しながらイワカガミの群落地帯に出るも、柔らかな琥珀色の葉が出始めているが花が見当たらない。
やっと2株発見。 14:55三岳寺、15:24発のバスで帰路に。
 それにしても寒い一日だった。



 ////// H22. 4. 18  (日)  晴後曇   花見酒に酔う 藤原岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
別ぺーじで展示中 ↑ ここをクリック  (工事中)
  西藤原駅−八合目−藤原山荘−展望台−藤原岳展望丘−多志田山−草木−丸山−新町配水場−伊勢治田駅
//////
藤原岳展望台より 天狗堂、土倉岳、御池岳(東のボタンブチ)、天狗岩

トウゴクサバノオ

カタクリ

ニリンソウ
 朝からいい天気に恵まれ、山に行かねばとの義務感が背中を押す。
昨日の多度山での宴会歩きに谷筋を遡行し、意外にもかなり手強い
歩きを強いられ 若干の疲れが残っているものの、この天気には
勝てない、山での花見酒を楽しまねばと・・・
 8:00西藤原駅、流石に下車した山人が多い、20人ほどか。
雪解け後のあの泥濘はなく、楽に登れる。
八合目を過ぎた辺りでトウゴクサバノオやミノコバイモ、ヒロハノアマナ
などに出あう、二輪草は未だつぼみ状態。
 9:50藤原山荘。天狗岩へ行こうかとも思ったが、きょうは展望台に。
この小高い丘は天狗岩と展望丘の中間に位置する。ごろごろした
岩場になっているが福寿草が未だ咲いていた。それにしてもいい天気だ。
ここで休みたいがちょっと風が冷たい。先を急ごう。
ここから展望丘への取付を目指し下りて行くと水溜りが、カエルの卵が
仰山・・・、ちょっと気持が悪いような・・・
 掘割状態になった登山道を上って行くとあのキクザキイチゲが
見えない。泥道と化した掘割状の道を避けるため笹原の端っこを
みんなが歩いた為、踏み躙られて知ったのだろう・・・。残念、が
その反対側の踏み荒らされていない所にキクザキイチゲが2輪咲いて
いた、型がちょっと小さい。うーん、残念だ。
 10:50藤原岳展望丘(1140m) ここも大勢の山人が休憩中だ、風も冷たいし いつもの景色を撮った後、ビールタイムの為
風を防げる岩場の中に。
ちょっと いつもより早いがビールタイム。きょうは豪華に焼肉を用意してきたのだ。風さえなければ素晴らしい天気なのだが。
でも焼肉にはビールが最高に美味、餅を焼き例によってチーズを乗せて頬張る、熱い餅と冷たいチーズが醸し出す味わいは
何とも素晴らしい、美味い!! 最後はりんご。
 12:00出発、急勾配の坂道を下りたところでイナバウア的カタクリの可憐な姿に出あう。
ニリンソウやヒトリシズカにも、この明るい尾根道は秋にも素晴らしい紅葉を見せてくれる。が、気になったのはあちこちに
盗掘の跡が・・・、ヒロハノアマナを掘って行ったのだろうか、あまりのその跡が多く、不愉快千万だ。みんなの花なのに・・・
いい山歩きが出来たなと思っていたのに やりきれなさが残った山歩きとなった。



 ////// H22. 4. 11  (日)   曇   キクザキイチゲを求めて 三国岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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   時山(赤橋)駐車場−阿蘇谷−三国岳 (往復)
////////
 午前中は雨が降るなど 天気は良くなかったが空が明るくなると
いてもたっても居られず、キクザキイチゲやカタクリが気になる
三国岳を目指す。
 12:05時山バンガロー村を出発。
かなり遅い出発だがお花さんに会えればすぐ戻ろう。
 昨夜雨が降った所為もあろうが水量が多い、また、この谷の
岩は緑の苔に覆われて鬱蒼とした感じだ。廃田となった山葵畑を
右に見ながら行くといつの間にか鉄製のはしごがあるでは・・・。
それもそうか ここは何年ぶりになるのだろうか、最近はとんと
来てなかった。
 そろそろキクザキイチゲが咲いていた所だ。
・・・・・、あぁ あった、が 数が少ない、たったの2輪だ。
この花は何故か上品な白さの中に寂寥感を漂わせている。
でも良かった、次はカタクリだ。
岩壁にイワウチワやショウジョウバカマが咲き、谷を遡上して行くと
明るい広場に出る。
ここにはカタクリの葉がかなり見られるのだが あの薄紫紅の
花が見えない。 未だ早かったのかな?
カタクリに出会えなければ帰るか? いやいや、あの、九十九折の急斜面にフライングしているカタクリがあるかも。
行けるところまで行こう。結局三国岳山頂(894m)に14:20着。
 少し戻り、烏帽子岳や霊仙山を眺望できる場所でビールタイムに。 チーズやソーセージを齧りながらグイッだ。
さすがにきょうはおにぎりだけで切り上げる。
 同じコースを戻っていくと 登る時に見えなかったフライングのカタクリが完璧なイナバウアにほど遠いものの花びらを
広げている一輪に出遭う。 やれやれ 取り敢えずはきょうの目的を達成、さぁ急いで下りよう。



 ////// H22. 4. 10  (土)  曇後晴  花見酒飲みに 鎌ヶ岳  ///// 鈴鹿中部 ///// 
 
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  三岳寺−馬の背尾根−白ハゲ−(鎌尾根)−衝立岩−岳峠−鎌ヶ岳−長石谷−湯の山温泉バス停
/////
   雨乞岳      イブネ・クラシ               御在所岳              鎌ヶ岳

イワウチワ

タテヤマリンドウ

アカヤシオ

ミツバツツジと御在所岳
 イワウチワやタテヤマリンドウを愛でにまたまた馬の背尾根・
鎌尾根を歩く。 家を出る頃は晴天なれど山に入ると黒い雲が
広がり やばいかなと思いきや下山の頃には晴れ。
アカヤシオがもう咲き始めたのには驚き、勿論 標高は下の方。
 4月よりバスの運行が早まる、きょうは小生にとってその初日。
 8:25三岳寺 境内のタムシバが咲き始め、桜は満開。
孫太尾根に取り付くと早速イワウチワが出迎えてくれた。
そしてピンク色のミツバツツジも、振り帰ると・・・、淡いピンク色
何と、アカヤシオだ。もう咲き始めたのだ !!
尾根筋にはイワウチワやショウジョウバカマ、ミツバツツジも
新緑も萌えだしたようだ。尾根筋も今が一番明るい時期。
バイカオーレンは終わり頃か・・・。
 白ハゲから見るきょうの伊勢湾は残念ながら薄靄のカーテン。
この時期いつも咲いていた所にタテヤマリンドウを見ることは
叶わなかった。
鎌尾根に登り、きょうのビールタイムをどこにしようか・・・と
天気が良くなりそうだし風は強くも無い南風、衝立岩まで行こう。
この尾根はいつでも、いい景色を楽しませてくれる。
途中でタテヤマリンドウの紫に出会う、やっと出会えた・・・。
 この尾根も人が多くなった、これからアカヤシオ、シロヤシオ、サラサドウダン、石楠花・・・と花を楽しませてくれる頃には
もっと山人が多くなることだろう。
 11:35衝立岩、ちょっと戻り綿向山、清水の頭、雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳を一望しながらビールタイムだ。
きょうはキーマカレーにナン・餅を焼く。久し振りのナンだが熱々のナンを キーマカレーを付けて食す、実に美味い。
ポークソーセージも美味い!!
 11:45出発、一応ピークハンターを楽しもう。
 13:25鎌ヶ岳(1161m) 大勢の山人が休憩中、早々に下山。 13:30長石谷へ入る。
 イワザクラ・・・を、と思っていたが残念ながら未だ早かった。



 ////// H22. 4. 3  (土)  晴一時曇、雪  花追っかけ、雪の舞う 藤原岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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  西藤原駅−八合目−藤原山荘−天狗岩−藤原岳展望丘−多志田山−草木−丸山−新町配水場−伊勢治田駅
////////

福寿草と節分草

ヒロハノアマナ

ミツバツツジ

ミスミソウ
 青空の広がるいい天気が・・・
藤原岳展望丘に登る頃から天気が急変、冷たい風が吹き荒れると
同時に何と雪が舞い出す。穏やかで暖かな山歩き日和と思ったのも
束の間、寒い思いをした一日だった。
 8:30電車を下り立ったのはなんと10人ほどの山人、今年最も多い。
やはり、花の百名山、福寿草を狙ってだろう。
風は左程無く、すぐに汗ばんできた。杉や桧の樹林帯の中で白花の
ミヤマカタバミが咲き始めている。先週、万助さんが見たと云う
ミノコバイモを注意しながら探したが見当たらない、盗掘・・・?
最近盗掘の跡が多く、せめて土を埋め戻すなどして跡が判らない
ようにして・・・、盗掘を許容する訳ではないが跡を見ると不愉快だ。
 9:35八合目、空は雲ひとつ無く青空が広がっている。
が、ここからが大変、霜柱が立っていたが それが融け出し、泥道に。
この泥道が一番難儀だ。福寿草は未だ未だ健在、結構寒い日が
続いたりしたので花もちがいいようだ。
 10:20藤原山荘、この付近の福寿草も左程成長せず、今 花が咲き
始めたばかりのものが多い。 やはり天狗岩に行ってみよう、途中の
福寿草の群生を楽しみたい。
うーん、やはり福寿草の群生は素晴らしい、黄金色に輝いている。
 10:50天狗岩(1165m) ここも先着の大勢の山人が福寿草や素晴らしい景色を堪能している。 それにしても人が多い。
早々に切り上げ、藤原展望丘を目指す。ショートカットして山荘を目指し真っ直ぐに、未だ草木が芽吹きしてないので歩き易い。
ん?前方に黒い影が・・・、よく見ると鹿さんではなく猪さんだ、比較的図体の大きい黒色が2匹、小さいのが4、5匹走り去った。
こんな光景を見たのは初めてだ。
 山荘に着く頃には青空は無くなっていた。そして冷たい風が吹き始める。藤原岳展望丘への泥道を登っていくと白いものが
飛び交い出した、雪だ!!
 11:40藤原展望丘(1140m)、山頂には山人が3,4人。 寒い、指先がだんだん痛くなってくる。天候の回復は望めそうも無い。
眺望は全く駄目、寒いし ビールタイムは草木辺りでしよう。 早々に下山。 それでも山上には福寿草や節分草が結構咲いている。
 急勾配の坂道を浮石を落とさないように慎重に下りる。迷彩文様のカタクリの葉が多いが蕾は未だだ。
 12:35多志田山、13:00草木、空もやっと薄日が見えるようになった。
 風をよけてビールタイムだ、つまみは鯖の味醂焼き缶にチーズ、そして餅を焼く。最後はカレーうどん。
 13:50出発、蕾状態のミノコバイモに出会ったが次の段階のニリンソウやイカリソウ、ヒトリシズカなどは全く見当たらない。
 14:40丸山、16:10伊勢治田駅、時間があったのでビールの買出しに、16:17発の電車で帰路に。ビールを飲みながらの
デジカメの中の花見・・・至福のひと時だ。



 ////// H22. 3. 22  (月)  晴後曇  今年初めての 鎌ヶ岳  ///// 鈴鹿中部 ///// 
 
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  三岳寺−馬の背尾根−白ハゲ−鎌尾根−鎌ヶ岳−三ツ口谷−湯の山温泉バス停−近鉄湯の山温泉駅
//////
     雨乞岳         イブネ                         鎌ヶ岳

馬酔木

梅花黄蓮

猩々袴

御在所、右奥に釈迦  山笑ふ
 一昨日の穏やかな天候が一変、昨日のお彼岸の夜には雪がまた
降ったようだ、車窓から見える鈴鹿の峰は白く輝いている。
三寒四温と云うものの この頃の寒暖差の激しさは異常なほど。
 きょうは陽射しがあるものの吹く風はことの他冷たい。
ネットでバイカオーレンとハルリンドウが咲いているとの情報を得、
鎌ヶ岳を目指したが・・・

 9:55三岳寺、馬の背尾根に取り付く、急勾配のコースにはイワカガミ
イワウチワの葉がキラキラと陽射しを反射している。もしかして、
フライングのイワウチワさんがと期待したが、無理な期待だった。
 が、バイカオーレンが昨夜降った雪の白色に同化し、隠れるように
咲いていた。 馬酔木や藪椿が今が満開。
 芽吹き前のこの尾根筋は明るく、きょうの冷たい風さえ無ければ
素晴らしいコースなのだが、次回はミツバツツジやアカヤシオの頃に
来たい、嫌々その前のイワウチワの頃に来よう。
そして、右下の長石谷にも、イワザクラを愛でに。
薄っすらと積った雪には一人の山人の靴跡が先行、靴の大きさから
男性だろう。
 11:35白ハゲ、風が冷たい、花崗岩の風化で奇岩のオブジェに。
 さぁ、次はハルリンドウだ、と期待しつつ路傍を目を皿の様にして探したが無い、無い・・・この辺りにいつも咲いていたのだが・・・
 12:05鎌尾根に取り付く、花崗岩のザレ場で枝や根っ子に掴まりながら上がって行く。 鎌ヶ岳山頂には数人の山人が居る。
北風が冷たいので衝立岩への途中の岩陰でビールタイムにしよう。
  12:25いつもなら雨乞、イブネ、御在所、鎌ヶ岳の山並みを見ながら岩の北側で休憩するのだが 風が冷たいので入道ヶ岳、
水沢岳、仙ヶ岳が見える南側で。 早速、鰯の蒲焼缶を温め ビールをグイッ、美味い。チーズやポークソーセージをかじり、グイッ。
きょうはカレーうどんをと思ったが餅を焼いてぜんざいを食す。熱々の餅入りぜんざいの美味しいことよ・・・!! 最後はりんご。
 13:30出発 ちょっと曇ってきたようだ。
 13:55鎌ヶ岳(1161m) 寒い、早々に下山。 三ツ口谷を下りる、ハルリンドウを期待したがバイカオーレンのみで出会えず。
 15:45湯の山温泉バス停、バスが出たばかり。次は1時間後なので歩いて近鉄湯の山温泉駅へ。 16:36発の電車で帰路に。




 ////// H22. 3. 20  (土)  晴後曇  花を追っかけ花見酒 藤原岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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  新町登山口−丸山−多志田山−藤原岳展望丘−藤原山荘−八合目−大貝戸登山口−西藤原駅
/////
 きょうは暖かくて穏やかな絶好の山歩き日和、惜しむらくは薄靄が
かかり遠望が効かなかったことか、しかしながらいい花見酒を堪能
できた。
 2度目の1回おまけ付6枚綴りの回数券を購入。近鉄桑名駅の
売店が閉鎖、早朝のビール購入が出来ず、駅の近くに酒屋さんの
ある伊勢治田駅で下車、ビールを調達。これで準備万端だ。
 9:00新町登山口から山に入る。きょうは暖かい、明日は大荒れの
天気になるとか、数日前の予報がはずれてほんまにいい天気だ。
早春の花々が咲き上がっている。
セリバオーレンが終わり、ヒロハノアマナは草木の手前まで、
ミスミソウ・洲浜草も終盤、福寿草・節分草は山上まで咲き上がり
藤原展望丘でも楽しめた。
この尾根にはトリカブトの葉が地面を覆い始めたが木々の芽吹きは
未だ、落ち葉を踏みながら、シジュウカラやウグイスの鳴き声を
聞きながらの二次林の中の散策のなんと気持ちの良いことよ。
その上、足元のアマナやミスミソウなどの小さな可憐な花々が
癒してくれる。 早春の花は白、黄色から始まりピンク、薄紅へと
色が移っていく、地面には次の出番のカタクリが斑点模様の葉を
べろりと広げている。
 藤原岳展望丘への最後の急勾配には満開の福寿草と節分草が黄と白の色を輝かせている、でもここは浮石がいたる所に
転がっていて気をつけないと急斜面に石を転がすことになり花を傷つけたり 登ってくる山人にも害を及ぼすことになりかねない。
樹林帯から抜け出ての眺望は残念ながら薄靄で効かない。水分をたくさん含んだ南風が邪魔をしているのだが暖気も運んで
くれる。
 12:50さてとビールタイムにしよう、竜ヶ岳から天狗堂、御池岳、藤原展望丘を一望しながらのビールのなんと美味いことか!!
つまみは秋刀魚の蒲焼缶にチーズ、そして餅を焼き醤油を付けながら食す、実に美味い。最後は坦坦風味の春雨スープに
りんご。 迷い易い山人のために『藤原岳⇔治田峠』の標識を設置していた方が上がってきた、ご苦労様でしたと挨拶。
展望丘では相変わらす人の動きが絶えない。
 13:50藤原展望丘、眺望を楽しむことが出来ないので早々に下山、ぬかるんだ泥道を滑らないように慎重に歩く。
 14:05藤原山荘、この付近も福寿草が満開、そして大勢の山人。 泥道を下りて行くと50人位の団体さんが登ってくるでは!!
こんな時間でも・・・ 帰りの泥道は大丈夫だろうか・・・
 15:30西藤原駅、早々に靴の泥を洗い流して15:36発の電車で帰路に、サイダーを半分飲みそれに焼酎を注ぎ足しブレンド、
サイダーハイを飲りながらデジカメの中の花を楽しむ・・・、至福のひと時だ。



 ////// H22. 3. 14  (日)  快晴  福寿草を求め、今年初めての 御池岳  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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  白船峠登山口−白船峠−カタクリ峠−県境尾根−元池−西ボタンブチ−夕日のテラス−東ボタンブチ−真の谷−登山口
/////
     霊仙山                      伊吹山         能郷白山          白山

洲浜草

バイカオーレン

マンサク

天狗堂を望む
 きょうは朝方の冷たい風を除けば、それはそれは素晴らしい
山歩き日和だった。 何と云っても白山、御嶽、南アルプスの
真っ白な山並みが一日中見ることが出来た、こんなことは今まで
無かったと思う・・・
 7:50山口配水場傍の白船峠登山口を出発。裸の樹林帯から
真っ白な白山、能郷白山、伊吹山を望める、冷たい風さえ無ければ
素晴らしいのだが。 足元のミスミソウは未だすぼんだまま。
セリバオーレンはいつもの所に線香花火を逆さまにした格好で
咲いている。
 次は節分草の群生地へ・・・・・、咲いているいる、でもちょっと 
とうが経ってしまっているようだ。
 9:10鉄塔R-201、 オォッ、素晴らしい!! 真っ白な白山が青空の下
伊吹山や能郷白山と並んで輝いている・・・。さぁ、どうするか 
当初計画どおり御池岳へ行くか、それとも頭陀ヶ平で酒を飲みながら
景色を堪能するか・・・、時間が経つにつれ蒸気が発生し遠望を
望めなくなるのだが・・・ いやいや花も愛でなければと葛藤。
マンサクを写真に納めた後 坂本谷へ福寿草を愛でに。
もうこの辺りの福寿草はしっかりと成長し葉がパセリ状態に。
谷から上がり、やっぱり御池岳へ行こう、もしかしたら途中で
バイカオーレンに会えるかも。
 10:35白船峠(1008m)、大貝戸から登ってきた山人と挨拶、藤原岳山上では福寿草が咲いていると云う。これだと御池岳でも
咲いていることだろう、やっぱり御池へ。
残雪が融け出し腐れ雪に・・・滑って歩き辛い。 ん?セリの様な緑葉が見える、じっと辺りを探すと、咲いていた!!バイカオーレンだ。
来て良かった、次は御池岳での福寿草だ。 雪に足をとられながら先を急ぐ。
 11:05カタクリ峠、先行者の足跡は2人か。7合目の標識を過ぎた辺りから県境尾根へ上がる、相変わらす真っ白な白山が右手に。
 樹林帯を抜けると鈴北岳が見え、4,5人の山人が休憩中だ。 霊仙山から伊吹、白山の真っ白な山並みが真っ青な背景の中に
白く輝き素晴らしい景色を醸し出している。
 12:20元池、ここも白い世界だ。 さぁ 福寿草を愛でながらのビールタイムだ、 急ごう。 途中、まーるい鈴ヶ岳の背後に真っ白な
比良山系の下には琵琶湖が良く見える。
 12:40西のボタンブチ、福寿草を探す、斜面に黄色いものがあちこちに・・・、やっぱり咲いていた。これで美味いビールが飲めると
云うものだ。 一昨年になるか、VideoPageの管理人森田さんのフレーズ「幸せの色は遠くからでも見える」を思い出す。
 早速、ビールをグイッ、実に美味い。チーズやポークソーセージをつまみにしながら餅を焼く。チーズを乗せたり、醤油を
つけながらの熱々の餅のなんと美味いことか!! 風も止み、暖かい陽射しの中の至福のひと時だ。
 14:05時間を忘れ休み過ぎた、急ごう。こんな天気のいい日は東のボタンブチまで行き、真の谷へ下りて白船峠に登り返して下山だ。
 14:15夕日のテラス、14:50ボタンブチ、青のドリーネ、15:15東のボタンブチ、時間も遅く誰にも会うことは無かった。
 正面に白船峠を見据えながら腐れ雪の中を滑るように且つ慎重に、転べは雪と泥にまみれる。
 16:20白船峠、未だ真っ白な白山や御嶽がはっきりと見える、一日中 鮮明に見えたことなど記憶に無い。
 16:45鉄塔R-201 途中、登るときにはすぼんでいたミスミソウがしっかりと花びらを広げている。 いい山歩きができた。
 17:45白船峠登山口。



 ////// H22. 3. 3  (水)  曇後晴、強風  旬の花追っかけて 藤原岳 孫太尾根  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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    新町登山口−丸山−草木−多志田山−藤原岳展望丘 (往復)
//////

節分草 と セリバオーレン

ヒロハノアマナ

スハマソウ
 寒暖の差が大きく、そして雨模様の天気が続く中 きょうは1週間
振りに青空が広がる天気。午前中は雲っていたが午後は陽射しが
強くなり、福寿草も満開となる。久方振りの花追っかけの山歩きで
ビールの美味い一日であった。
 きょうは平日、かみさんが旅行で留守、ワンちゃんらのお守りで
休み。束の間のいい天気を逃さずに花見に出かける。
 9:00 新町配水場の駐車場には平日なるも車が既に3台。
杉林の中の神武祠を過ぎ潅木帯に出ると白花の沈丁花に似た花を
つけた胡椒の木が幾本も。ここからは青川峡のオートキャンプ場が
眼下に、振り向いて谷の奥には銚子岳や静ヶ岳が見えるのだが、
静ヶ岳は雲の中。生憎の曇り空、その上冷たい風が唸りをあげて
いる。
 ヒロハノアマナの咲き始める頃だがいつもの場所には・・・、あった、
が陽射しが弱い所為か花びらは中途半端な開き具合だ、でも今年の
旬の花に出会えてやれやれだ。次はセリバオーレンにも出会えた。
 丸山の取り付き、ここがこのコースの一番の難所、岩がゴロゴロで
下手をすると浮石に乗って転がり落ちることも。
 ん、小さな白い花だ・・・、節分草だ。山上での初対面と相成る。
急勾配のゴロゴロ坂を登り詰めた平坦な場所が丸山(650m)。
 この辺りの福寿草はもう終わったのだろうか?黄色い花が無い。或いは盗掘の災難に?いやいや、無いことを信じよう。
節分草は結構咲いているのでこの付近の福寿草は終わったのだろう。
 尾根を一路上って行く、洲浜草は未だすぼんだまま、陽が射し下りる頃には花びらを開いていることだろう。
それにしても風が冷たく強い、草木の手前で下りてくる山人に出会う。多志田山付近でアラレに遭い、福寿草もこの天気だと
すぼんだままだろうと思い下りることにしたと云う。
 11:20草木(834m)、11:55多志田山(965m)  この付近には未だ雪が残っている。 藤原岳展望丘への急勾配、ここも要注意の
場所、浮石を落としたり、きょうのような前日が雨だったら地面は滑りやすい。この急勾配に咲く福寿草はやはり寒く、陽射しが
無い日はすぼんだままだった。
 12:30 急勾配の道を登り切ると眼下に歩いて来た孫太尾根、南方面には竜ヶ岳や静ヶ岳、銚子岳の山並み、釈迦や御在所は
薄っすらと見えるだけ。 取り敢えずは展望丘へ。
 12:45藤原岳展望丘(1140m) 山人が2人休憩中。挨拶をし御池岳を眺める。それにしても風が冷たく指先が痛くなる。
帽子を飛ばされ慌てて探しに。 残念ながらあまり展望は効かないので草々に退散。
 12:55風を防げる岩場の陰でビールタイム、秋刀魚の蒲焼缶を温めチーズとともにビールの肴に。そして餅を焼き
チーズを乗っけたり、醤油をつけたりなどして・・・これが実に美味い。最後は坦坦風味の春雨スープにりんご。
 14:15出発、風は強いが青空が広がり、陽も射し始める。 これなら福寿草は花びらを広げているだろう。
ん、ん、やはり満開の福寿草があちこちに、節分草も咲いているでは !!  草木を過ぎ、あの洲浜草も花びらを広げていた。



 
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山芍薬
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一輪草
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福寿草
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岩団扇
         
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雁金草
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節黒仙翁


雁 金 草


釣 舟 草
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伊吹小米草
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曙 草
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山荷葉
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山吹草
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片栗
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岩団扇

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