幸 彦 2009/Jan-Feb


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多度山 イワカガミ (H16.4.11)

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多度山 アセビ (H16.3.28)

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多度山ササユリ(H17.6.19)


   山行記録
 (詳細はプチッとクリック)


2009年(H21)の山歩き

藤原岳D 孫太・・・H21.2.28

由布岳・・・・・・・・・・H21.2.22

藤原岳C・・・・・・・・H21.2.14

藤原岳B・・・・・・・・H21.2.11

藤原岳A・・・・・・・・H21.2.7

御在所岳・・・・・・・・H21.2.1

藤原岳・・・・・・・・・・H21.1.11

多度山・石津御嶽・H21.1.1


多度山々行
 3.1・・・8回<通算571回>

   ( 3/1  河津桜、アセビ)
   ( 12/31 シキミ )


      幸彦 ダイジェスト版 (月をクリック)
//////////// 年度
2008年(H20)   1〜2月   3〜4月  5〜6月  7 〜8月  9〜10月 11〜12月
2007年(H19)   1〜3月  4〜5月  6〜7月 8〜9月 10〜11月    12月
2006年(H18)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2005年(H17)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2004年(H16)  1〜6月  7〜12月

 ////// H21. 2. 28  (土)  晴後曇  花見酒、花追っかけ 藤原岳 孫太尾根  ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
別ぺーじで展示中 ↑ ここをクリック
  伊勢治田駅−新町登山口−丸山−草木−多志田山−藤原岳展望丘−藤原山荘−八合目−(大貝戸)−西藤原駅
////

セリバオーレン

ヒロハノアマナ

スハマソウ
 朝起きて新聞を取りにいくと何とも素晴らしい天気では・・・
PCで天気予報を見ると明日よりは今日のほうが天気が良い
ようだ。すぐに山へ行く準備を済ませ電車に乗って出勤。
 8:55伊勢治田駅を出発。孫太尾根を正面に見ながら新町へ。
 9:35新町配水場登山口、車が3台駐車。 先回は未だ狩猟
期間中で怖い思いをしたが、きょうは素晴らしい天気の中の
山歩きになりそう。
 杉林を抜け青川峡を下に見、静ヶ岳・銚子岳を青空をバックに
仰ぐ。 ふと足元を見るとヒロハノアマナのつぼみがすっくと
伸びているでは。
たぶんフライングのアマナが有るだろうと探し回ると、オオッ、
有った。日当たりのいい所に7,8株咲いているでは!! 今年は
やはり暖かいのだろう。激写、激写・・・。
更に上がって行くとセリバオーレンが!!。 丸山取付き辺りには
カタクリの葉が出始めている。
 石・岩ゴロゴロの急勾配の斜面を登り詰めると、
10:50丸山(650m)。 数は少ないが福寿草や節分草。
尾根伝いに更に登って行く。 ん、小さな白い花が・・・何とスハマソウ。きょうのいい天気に感謝しなくては、それにしても花の
咲くのが早いようだ。
 草木(834m)を過ぎ、12:30多志田山(P956)。 この付近には未だ雪が残っている。 さてと一旦下り次は約300m程のかなりの
急斜面を登り返す。最後の難関だ。が、この斜面にも福寿草が咲いているのだが まだまだ数は少ない、今からだろう。
 13:10 眼下に登ってきた孫太尾根が横たわっている、そして正面には残雪の竜ヶ岳や静ヶ岳、奥には釈迦、御在所、雨乞が
見える。良い所だ、ここで休憩。
 早速ビール、そしてブラックペッパー入りチーズや鰯の蒲焼缶。餅も焼き坦坦風味の春雨スープを食す。
最後は熱いコーヒーを楽しむ。ちょっと曇ってきたが 旬の花たちに出会え、きょうは よき山歩きかな、である。
 14:05出発。左手に天狗堂、その奥には琵琶湖が見える、素晴らしい景色を堪能しながら14:15藤原岳展望丘(1140m)。
きょうは殆ど山人とは出会わない、静かな山歩き。 いつもの景色を激写、そして下山、雪が結構残っていて下りやすい。
 藤原山荘付近には福寿草が咲き始めたところ、ただこんな時間(14:15、曇)なので花びらを閉じかけ始めている。
雪解けでどろどろの道を下りる。15:05八合目、ここから下は残雪も無く歩き易い道が続く。
 16:07西藤原駅発の電車で帰路に、焼酎の水割りを楽しみながらデジカメの中の花たちを愛でる、よき山歩きかな、だ。



  ////// H21. 2. 22  (日)  曇後雨、強風 早春の 由布岳  /////// 大分、九州 ////// 

        正面登山口−合野越−鞍部マタエ−由布岳山頂東峰−マタエ−合野越−西登山口
//////
  (由布岳・東峰より)    国東半島              鶴見岳       別府湾   高崎山

馬酔木

由布市街と西峰取付き

由布岳・西峰

西登山口方面から由布岳を望む
 甥っ子の双子(女の子)の初節句で別府へ、ついでに由布岳。
昨日の宴会で二日酔気味のままバスで由布岳正面登山口で
下車。昨日の快晴の天気とは うって変わって曇天。 しかも
昼頃には雨の予報。 その所為か登山口駐車場には車は
2台のみ。
 8:00出発、風はなく 寒さも左程感じない。 枯れた草原を
別名「豊後富士」とも言われる由布岳の取り付きへ。ここにも
大きな道案内の看板がある。歩き易い時計回りのコースを行く。
ここからは樹林帯の中を歩くのだが緑はほとんど無く明るい。
緑は潅木の馬酔木の木のみ。道は良く踏まれ歩き易い。
 樹林帯を抜けると見晴らしの良い快適な山歩きができる。
眼下には木が全く無いお椀型のいもりヶ城、その右手の盆地に
湯布院の市街が広がる。遠くには九重連峰の大船山や三俣山が
薄っすらと眺望できる。天気が良ければ最高の景色だろうに
残念だ。九十九折の道を上がって行く。路傍には氷柱が幾つも
ある。また道には「登山口から1000m」、2000mなどと道標が
立っている。「3000m」を越えた辺りから急勾配となり 石や岩の
多い道となる。そして風が急に強くなりそして冷たい。
 9:45 双耳峰、由布岳の東峰・西峰の鞍部のマタエに到着。
 風が強烈で吹き飛ばされそうになる。また寒くなったのでアノラックを着る。最初は急峻な岩場の西峰に登って それから東峰を、
そしてビールタイムにするかと思ったが 強烈な風で鎖場の多い西峰は怖くて止め。 リュックをマタエの道標の下にデポして東峰を
登る。 10:00 由布岳東峰山頂(1584m)。当然ながらここも風は強く寒い、山頂道標の温度計はマイナス2度。風があるのでもっと
低いだろう。写真を撮ろうと手袋を脱ぐとすぐに指先が痛くなる。薄靄の生憎の天気で 眼下の鶴見岳や別府湾、高崎山が薄っすら。
天気が良ければ360度の大パノラマを見ながら、ビールを飲むのに絶好の場所だろう。寒くて早々に撤退。
 11:00合野越、時間もあるので西登山口へ下り湯布院へ。こんな天気でも山では10人ほどの山人と会った。いもりヶ城の麓を下りる
頃に雨が降り出す。 途中、リュックの横に吊るしていた折り畳み傘を広げて下山。雨脚もかなり強くなってきた。杉林を通り抜け
市街地に出る。由布バスセンターが代わっていて JR湯布院駅の傍に移転していた。 
 12:40由布バスセンター。若い女性や初老のご夫婦の観光客が多い。 福岡行きのバス出発時間の13:50まで時間待ち。ここで
ビールタイムに。別府駅で買って来た鳥飯のおにぎりを頬張りながらビール、やっと落ちついた感じ。



  ////// H21. 2. 14  (土)  曇、ガス 強風春一番 花見酒に 藤原岳 坂本谷 ///// 鈴鹿北部 ///// 
 
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   西藤原駅−(大貝戸)−藤原山荘−天狗岩−頭陀ヶ平−坂本谷−(木和田尾)−白船峠登山口−西藤原駅
////
頭陀ヶ平

/

マルミノウルシ

福寿草

節分草
 昼頃からの晴予報を信じて出勤したのだが山に居る間は曇・
ガスで時たま陽射しが覗くだけ・・・、しかも風が強烈で・・・
 9:01西藤原駅に降り立った山人は小生一人、大貝戸駐車場
も車1台のみ、朝方は雨が降っていたし少ないのは当たり前か。
 10:35八合目、ここから上も11日の大雨や連日の暖かさで雪が
所々に残っているだけ。九合目標識の傍に福寿草が咲いて
いたが強風と曇天の所為で花は半開き。
 11:20藤原山荘、ガスで何も見えないホワイトアウト・・・
どうするか?天気予報を信じよう。強風とガスの中 フードを
被って天狗岩へ。天狗岩付近の雪もかなり少ない、またガスで
何も見えない。
 12:35頭陀ヶ平(1143m)、上空で鉄塔の送電線が轟々と唸って
いる。ビールタイムは坂本谷だ、ランチを食べながら晴れるのを
待とう、また北風だから谷は風も無いだろう。
ガスの中を下って行く・・・、鉄塔L-203 まで下りて来るとガスは
無い。坂本谷が見える。
 13:05白船峠・坂本谷分岐を過ぎ、坂本谷を目指す。
坂本谷の福寿草もほとんどが半開き、この福寿草ほど我儘な

花は無いだろう。いい天気の時でないと満開にならない。
ビールを飲みながら晴れて来るのを待とう。 秋刀魚の昆布巻缶を温めてビールをグビリ。 上空を見ると青空が見える、よしよし、
もうすぐだ。餅を焼き今度は冷酒、美味い。・・・、なかなか晴れてこない、青空がまた雲で掻き消される。熱いコーヒーをすする。
・・・、駄目だ、我儘でない満開の福寿草を探そう。 節分草が数は少ないがポツリ、ポツリと咲いている。そして、あった満開に近い
福寿草。やれやれ、激写。
 14:35出発、鉄塔R201、ここではいつものマンサクが木の上の方に咲いていた。木和田尾を急いで下る、次の目標はミスミソウだが
残念ながら つぼみすら見えない。
 16:15西藤原駅、39分発迄時間が有るのでスパッツや靴を洗い場で洗う。 電車の中で酎ハイを飲りながらデジカメの写真を
観賞、これが日課になってしまった、また楽しからずや、である。



  ////// H21. 2. 11  (水)  曇一時雪、強風 節分草求めて 藤原岳 孫太尾根  ///// 鈴鹿北部 ///// 

   西藤原駅−(大貝戸)−八合目−藤原山荘−展望丘−多志田山−草木−丸山−伊勢治田駅
//////

福寿草

節分草

オニシバリ

山麓の節分草
 暖かい山歩き日和かと思いきや 一転して寒い山歩きとなった。
藤原展望丘に立つと指の先が痛くなり多志田山を過ぎた頃から雪が
舞い出した。
 電車の中から鈴鹿を見ると何と、雲に覆われているでは・・・、予報
では昼頃までは晴のはずだったのに。 山麓の節分草を見て登りに。
 10:00八合目、ここまでは雪も無く順調に。これからは踏み固められた
上に凍った雪道を行く。軽アイゼンをもって来たが面倒くさく 装着
せずに登る。
 10:35藤原山荘、福寿草が数株咲いていたが寒さと日陰で半開き。
凍った斜面を登って行くが風が出てき、寒い。
 10:55藤原岳展望丘、山人が2人、寒い所為かすぐ下山。定番の
風景を撮った後 孫太尾根を見下ろす地点に移動。曇っていて
残念ながら風景は今一。ここでビールタイムと思っていたが風は
相変わらず強く、寒いのでパス。 草木辺りで飲むか・・・。
急勾配の斜面を木に掴まりながら 慎重に下りる。
多志田山を過ぎた辺りで急に暗くなり、白いものが・・・ 雪だ。
振り返って藤原展望丘方面を見上げるも降雪で見えず。
 12:00草木(834m) 雪が激しく舞い 休憩は丸山だ。
 尾根筋を歩いていて気が付いたのはこの付近まで荷物搬送用のモノレールが有ったのだが無くなっている。先ずは良かった・・・
 12:35丸山(650m) 雪は止んだが風は冷たい、風をよけて休憩だ。時折り陽射しもあり暖を感じる。
その前に福寿草、節分草を探そう、美酒の為に。寒さと陽射しが無い為か半開きの福寿草がチラホラ、数が少ない。
節分草に至っては つぼみのそれが数株のみ。
 寒い、ラーメンにしよう。ウィンナーを焼きビールをグイっ。熱いラーメンが美味い、最後はコーヒーにりんご。
 14:00出発。またまた岩がゴロゴロの急勾配の斜面を下る、ここではよく道を間違え登り返す事がある。
途中、セリバオーレンを探したが徒労に終わる。 また猟犬の吼え声が青川峡の方から聞こえ、猟師に出会う。ビックリ、「こっちへ
下りてもいいですか?」と聞いたら 『シーっ静かに』と云う。OKの返事を貰い 下りて行くうちに 2,3分後か パーン と背後で
銃声が・・・ ビックリ だ。 そして更に下りて行くと正面に猟犬が !!  何も無く擦れ違うがこれまた怖い。 犬の背にアンテナが?
最近の猟も電子化か。 14:55登山口。
 伊勢治田駅まで小一時間歩く、途中猿の集団に遭遇。 15:46発電車で帰路に。焼酎の水割りを飲みながらデジカメの花を観る。



  ////// H21. 2.  7  (土)  晴   福寿草を追っかけて 藤原岳   //////// 鈴鹿北部 //////// 
 
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  西藤原駅−(大貝戸)−八合目−藤原山荘−天狗岩−頭陀ヶ平−坂本谷−木和田尾−白船峠登山口
///
御 池 岳

節分草

福寿草

万作
 今年もお花さんの追っかけが始まった。
きょうは風も左程無く青空が広がり 暖かい素晴らしい天気だった。
そして昨年の今頃、咲いていた事もあって今年の福寿草を探しに。
 三岐鉄道の終点、西藤原駅を降りたった山人は2人だけだった、
が 大貝戸の駐車場は既に満車。
 山麓の今年の節分草を写真に撮って大貝戸登山口を9:20出発。
10:30八合目、ここまで残雪も無く快適な登り、汗ばんで上着を2枚
脱いだほど。この八合目には7,8人ほどの山人らがアイゼンを
装着するなどして休憩中。
残雪は凍っていてアイゼンがある方が登りやすいだろう、小生は
準備してなかったが御在所岳みたいな危険なところが無いので
気軽に歩ける。 しかしいい天気だ、振り返れば真っ白な白山や
能郷白山が青のグラデーションの上に浮かんでいる。
 10:30藤原山荘、山荘の中には休憩中の山人らが幾人か見える。
陽が傾き始める前に坂本谷へ下りねば・・・、福寿草は陽が陰ると
開いていた花びらを閉じてしまう。12時頃には頭陀ヶ平に着か
なくっちゃ。この付近の福寿草は黄色い頭を少し覗かせた程度。
山荘の上のカルスト台地を歩く、正面に霊仙山や伊吹山を見る。その山頂にはあまり雪が無く黒い地肌がほとんど。天狗岩の方から
戻ってくる山人も多い、早々から登った方達だろう。左手に藤原岳展望丘を見ながら雪道を天狗岩に急いでいると・・・、黒い地肌に
黄色いものが・・・ なんと、福寿草が咲いているでは。この付近では超フライングして咲いた福寿草だ、即 激写!!
 11:50天狗岩、藤原岳展望丘の優美な姿を写真に納め、裏に回って今度は強大な山塊、御池岳を写す。 残雪は引締まっていて
靴が潜ることはない、返って歩き易い。

 12:20頭陀ヶ平、さぁ休憩だ。霊仙山、伊吹山、白山などの山並みを見ながらヘリポート跡のコンクリートの上でビールタイム。
先ずはお湯を沸かして坦坦風味の春雨スープ、そしてウィンナーを焼いてビールをグイッ、久し振りにビールの美味さを堪能。
そして餅を焼き春雨スープの中に入れたりなどして食す。実に美味い。焼酎のお湯割り、最後はりんご。

 13:10 さぁ、福寿草を探しに行こう。 鉄塔L-201からの下りの斜面はアイスバーンになっていて要注意、かかとでキックしながら
慎重に下る。 13:35白船峠・坂本谷分岐を通過して谷への斜面を下って行く。ん、だいぶ前方に黄色い点々が・・・
おぉっ、咲いてる咲いてる・・・ まだ数は少ないが明るい陽だまりの中に福寿草、激写、激写。なんといっても福寿草はこの位の
大きさが一番美しい、こちらも福を頂くような気持ちになる。何回見ても その年の初福寿草は感激ものだ。
 15:20白船峠登山口、ここも車がいっぱい、そして狩猟の車も。大貝戸の登山中に何度も銃声を聞いた、2月15日に猟は終る。




  ////// H21. 2. 1  (日)  晴後曇、強風   樹氷を観に 御在所岳   ////// 鈴鹿中部 ////// 

  湯の山温泉バス停−中道登山口−地蔵岩−キレット−朝陽台−山頂  (往復)
///
              御池岳             藤原岳/竜ヶ岳       釈迦ヶ岳

大黒岩
 一昨日の大雨と強風で樹氷が見れないかと危惧しながらの
山歩きと思ったが 昨夜からの冷たい強風が霧氷を創った
ようだ。
快晴の山歩きになるかなと思いきや車窓から見える鈴鹿の
嶺には雲が覆っていたが御在所の山頂は白く輝いている。
 9:55湯の山バス停出発、山上の樹氷を見ようと観光客が
数人降りたが残念ながら強風でゴンドラが動かなかった
ようだ(後で分かったことだが)。
 10:25中道登山口、石ザレの急勾配の道を登って行くも
風の音が凄まじい。ゴンドラは動いてないようだ。オバレ石、
ここでサイレンが3度ほど鳴る、上がって行くとゴンドラが
2基下りてくる、あぁ 動き出したか?しかしそれっきりだった。
試運転だったのだろう。地蔵岩、キレットへの尾根に乗ると
横殴りの北風の強いこと、特にキレットを下りやせ尾根を
渡るのが怖かった。風が止むのを待って渡った。
キレットを渡り急勾配の道が北側に出ると冷たい強風に
容赦なく叩かれる。アイゼンを装着した方がいいかなと
思うも面倒なので恐る恐る登ることに・・・。
特に岩の回廊辺りが怖かった、鎖に掴まりながら・・・。
下りてくる山人はほとんどアイゼンを装着している。
 12:25やっと朝陽台に、やれやれだ。頭上の雲が南へどんどん動いていくが途中で消えてしまう。伊勢湾や名古屋・四日市市街は
青空が広がっているのだ。 鎌ヶ岳の上も曇ったまま。レーダードームのある山上へ行くと結構な数の山人が昼食休憩中だ、いい
匂いが漂う。シャッターが下りた売店の傍で風をよけながら休憩にしよう。それにしても寒い。すぐ湯を沸かし焼酎の御湯割りで
体を温める。そしてお湯を沸かして餅入り味噌ラーメン、体が温まる。が、なかなかお日様の暖を頂くことはできなかった。
 13:30出発、今度はアイゼンを装着して出発。御在所名物の氷瀑を見ようとレストランの有る側へ回ったが誰も居ない、そして
目当ての氷瀑は先日の暖かさと一昨日の雨で融けてしまったのだろう、無残な姿を見せていた。風の無い一の谷新道を下りようと
思ったが踏み跡が途中で消えている。
やはり 来た中道を下りよう。強烈な北風を浴びながら下山、さすがにアイゼンがあると歩き易い。
途中のキレットの岩場に鮮血の跡が点々と、だれか怪我をしたのかもしれない。慎重に下山だ。




  ////// H21. 1. 11  (日)  雪後曇   鈴鹿初登り 雪の 藤原岳   /////// 鈴鹿北部 /////// 

   西藤原駅−八合目−藤原山荘−カルスト台地散策−藤原岳展望丘  (往復)
/////
 天狗堂               土倉岳     雲に隠れる御池岳          藤原岳・天狗岩

雲の切れ目に白く輝く竜ヶ岳
 2009年が明けても鈴鹿の山にはご無沙汰。どうも年の所為か
寒い山にはなぜか億劫になるような・・・ 
でも雪山で一杯飲りたい!!
 そんな訳で電車に乗り8:29西藤原駅に下り立つ。車窓から見えた
藤原岳には雲が架かり 上に行っても何も見えないか?、でも
天気予報を信じよう、午後晴れて来るという。 そして なんと
大貝戸登山口の駐車場には20台近い車があるでは。
家を出るときにはちらちら雪が降っていたが 大貝戸のほうは
薄っすらと雪が見えるだけで左程積もってはいない。しかし
四合目を過ぎると雪の世界に、ここで汗を掻き出したので
防寒具を脱ぐ、七合目からは10cmほどか。
 10:00八合目、ワカンやアイゼンを付けて冬登山道を登って行く
団体がいた。あの後をゆっくりと行こう、トレース道も固まって
いるだろう、どうも軟弱になってしまったような、これも加齢?
流石にこの付近の積雪はは50cmはあろう。トレースを踏み
外すと難儀を強いられるだろうから慎重に。
 10:45藤原山荘、雪や風がひどくなり藤原展望丘は薄っすらと
見えるだけ、どこに行っても見えないのでは。山荘で休憩だ。
中に入ると大勢の山人がぜんざいを作ったり煮込みうどんを作ったりと宴席が始まっている。 とりあえず席を見つけお湯を沸かす。
先ずは焼酎のお湯割りで冷えた体を内から温める。そして餅煮込み味噌ラーメン、そしてビールをグイっ。酒の肴はさんまの蒲焼缶と
ソーセージ。次々と山人が入ってくる。その都度外を窺うと幾分明るくなったような、出かけるか。
 11:45出発、ワカンを装着して外に出ると伊勢湾方面は青空が見える。 やれやれ、青空をバックに樹氷の写真を。
天狗岩へ向かうも風が強烈!! 思わず背を向けると背中に氷の粒がバチバチと当たってくる。その上 雲が覆ってき雪も・・・。
諦めてここまで登ってきた証にと藤原展望丘を目指す。だいぶ風がゆるくなって来たが寒さは変わらず。かなりの積雪だろう、あの
笹原が完全に雪の下だ。トレース跡もしっかりしており夏山よりも登り易い。
 12:45藤原岳山頂(1140m) 残念ながら雪雲で展望は良くない。天狗堂の山並みの向こうは明るく、琵琶湖が見えそうだ。
次々と山人が登ってくるがすぐに下山、小生もしばらく待ったが天気の回復は期待できない。竜ヶ岳の白銀の頂が移動する雲の
切れ目からちょっと見えただけ、下山開始。
下りる頃には6合目辺りから登山道の雪は消えていた。 14:50西藤原駅、15:08発の電車で帰路に。



  ////// H21. 1. 1  (木)  晴後曇 時々雪  初日の出 多度山、石津御嶽 ////// 養老南部 ////// 

   宇賀神社−多度山−相場振り跡−鉄塔No.30−榑沢池−石津山奥の院−石津御嶽神社−養老鉄道石津駅
//
初日の出 (相場振り跡地より)////
//

鉄塔30号、降雪で暗くなった木曽三川

榑沢池大竜王祠

凍った榑沢池

雪で煙る 木曽三川、左から木曽川、長良川、揖斐川、河口は伊勢湾   右端が多度山
 初日の出を拝もうと5時半頃家を出る、実は鉄塔30号地点から見ようと計画していたのだがこの時間では遅く、結局
相場振り跡地から拝むことに。
 5:35家を出発、山麓の宇賀神社では火を焚き参拝者を出迎える。その脇のハイキング道には懐中電灯を持った初日の出
参拝者が大勢登って行く。
 6:30多度山、50人程が初日の出を待っている、日の出の7時頃には100人程には膨れ上がっているだろう。酒の用意をして
いる人もいる。
 6:50相場旗振り跡地 知多半島の山域の上部が橙色に染まり日の出が待ち遠しい色合い。名古屋の高層ビルが靄の上に
聳えている。 予報どおり
 7:00にお日様が頭を見せる。 おぉ、ビューティフル !!だ。
家内安全、安全・無事の山歩き、ゴミ投資家の我が持ち株の上昇を祈る、頼んだぜー。
 7:20出発、10cm程に積もった山道を急ぐ、が途中から暗くなってき 雪が降り出す。
 7:50送電線鉄塔30号、ここが伊勢湾、鈴鹿山系を見渡せる一番の展望の効く場所だが降る雪に眺望できず。あぁ、もっと
早起きしておればここで初日の出を拝め、眺望を楽しめただろうに・・・。 風が強くなり益々寒くなる。
先を急ごう、積雪は10cm位、下が凍っているのだろう、バリバリと音がする。
 8:55NTT中継塔を過ぎ、ハングライダー滑走台。モトクロスのバイクライダー5,6人が休んでいた。 雪が降り続き屋根のある
所で休もうと思い 石津御嶽神社への分岐をやり過ごし 
榑沢池を目指す。記憶相違なのかこれが意外に遠かったのだ。
 9:40やっと榑沢池に到着。先ずはお湯を沸かし熱燗の準備、紙コップに日本酒『川反物語』を注ぎお湯の中へ。 そして
ポークウィンナーを焼く。熱燗の何と美味いことよ !! そして餅を入れての味噌ラーメン雑煮、これも実に美味い、のである。
最後は熱いココア。
 11:05出発、もと来た林道を戻ると左手に『石津方面』の道標が有り それにしたがって桧林に入る。急斜面を登り詰めたところに 
祠が。11:30『石津山頂上奥の院』と書いてあった。 11:40石津御嶽神社、今から「元旦祭」の準備と云う神主さんと出会う。
一緒にと誘われるが辞退し 御参りをして帰路に。下山中に登ってくる単独山人2人に出会う。
13:36発の電車に乗り帰途へ。                  



 
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山芍薬
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一輪草
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福寿草
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岩団扇
         
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雁金草
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節黒仙翁


雁 金 草


釣 舟 草
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伊吹小米草
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曙 草
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山荷葉
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山吹草
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片栗
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岩団扇

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