///H18. 9.30 (土) 薄曇後晴 初秋の御池岳 西のボタンブチ、鈴ヶ岳/////鈴鹿北部///// |
鞍掛峠滋賀県側トンネル前−鞍掛峠−鈴北岳−鈴ヶ岳−夕日のテラス−(池巡り)−鈴北岳−トンネル前
鈴ヶ岳
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ミカエリソウ
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初秋の御池岳へ
鞍掛峠トンネルの三重県側の駐車スペースは満車、トンネルを抜けて滋賀県側へ、1台だけだった。
ミカエリソウが満開、紫色のテープが巻かれた杉林の中の山道を歩く、三重県側に比べて道が広く整備もされて
歩き易い。ヒルも少ないかもしれない。
10:15鈴北岳から見る光景は残念ながら もやって霊仙山や琵琶湖は薄っすら、伊吹山は見えない。
背丈ほどもあったササは今は昔。昔はササを掻き分けながら進み時折り足を石にぶつけたりで こんなところ
もう来ないぞっ、と思った事があったのだが・・・。今はササが枯れて目の前には鈴ヶ岳が見える。
久し振りに鈴ヶ岳を目指す、ヒルコバに下り急勾配の坂を登り返す。10:45鈴ヶ岳は今も展望は良くない。
数が少なかった終盤の曙草を見、緑の絨毯を抜け、シロヨメナの群落を見ながら休憩場所へ。
11:55夕日のテラス、さぁビールだ、変音子さんは運転があるので禁酒と言う。うーん、見習わねば。
悪いなぁ、乗っけてもらったのに小生だけがビールとは、と思いながらも2本飲ませてもらった。悪いなぁ・・・。
ナメコの味噌汁を啜るこれが美味い。そしてココアを沸かす、ちょっと甘さが足りず砂糖の手持ちも無いので
変音子さんから戴いたミルクチョコを入れる、チョコが溶けて甘さもgood。
12:50出発、あとは池巡りをしながら帰路につく。
涼風も心地よく グッドな山歩きかな。
それにしても御池岳の今年の曙草、鳥兜(カワチブシ)はいつになく不作の年だった。
大貝戸登山口−(大貝戸道)−八合目−藤原山荘−天狗岩手前(撤退)(往復)
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←テンニンソウ ↑アケボノソウ |
ゴマナ |
昨日の釣りがボウズと超消化不良、やっぱり山でビールでも
飲んですっきりしたい。 生憎の天気だが藤原岳へ。
11:20出発、駐車場には車が5台ほど停まっていたがこんな
天気でも登っている山人がいるのだなぁと変な感心をしながら
登りだすと汗がすぐに噴出す。きょうは蒸し暑い。
五合目までにヒル2匹に遭遇、献血は無かったが大貝戸道では
初めて出会う。
九合目を過ぎた辺りで5人のパーティが降りてきた。今日
登っていた最後の山人らだ。藤原展望丘にはガスが覆っている。
13:20藤原山荘(避難小屋)トリカブトとテンニンソウの群落を見て
天狗岩に向かったが 天狗岩の手前でガスが一気に出て来、
周りが白いカーテンで何も見えなくなる。雨もポツリポツリ。
撤退だ、風が冷たく感じる。
避難小屋に戻り、ビールタイム。雨と風が強くなり、雷も。
14:50出発、遠くでゴロゴロ。九合目で下界を見ていると
木曽三川の向うでは雷光が街を攻撃しているかの様。 |
コグルミ谷−天ヶ平−丸山−散策−夕日のテラス−日本庭園−真の池−幻の池−県境尾根−(迷歩)−306号線
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夕日のテラスから琵琶湖を望む
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山でビールを飲みたいのと今年のアケボノソウを見たくて
大好きな御池岳へ。
楽して鞍掛峠からと思ったがコグルミ谷登山口付近に
フシグロセンノウの朱色の花影を見つけたのでユーターン。
駐車場には車が2台、8:25出発。きょうは思いのほか涼しい。
長命水で1歳半若返り、先を急ぐ。
久し振りのこのコースから丸山へ、丸山に立つのは約1年振り。
いつも東か西のボタンブチばかり、要は酒を美味しく飲める所。
10:35丸山、誰も居ない。今年のカワチブシ(トリカブト)は数が
少ない、なんとなくこの山のあの抵抗勢力だったササみたいだ。
夕日のテラスでビールでも飲もうか、いやいや やはり成果が
ないと・・・。ヤマジノホトトギスには会えなかったので雁金草と
曙草を見てからだ。雁金草を撮ったが曙草は何処に? |
諦めて11:30夕日のテラス。風が涼しさを運んでくれ ビールと焼酎の水割りで至福の世界へ・・・。
もう一度 曙草を探しに。いつものカレンフェルト群のところでやっと今年の曙草、それにしても数が少ない・・・???。
幻の池を見て県境尾根に上がったのだが いつもの山歩きに、踏み跡無き道を迷歩。自分の影の方向、北東に
真っ直ぐ進む。タテ谷に出ると思ったのだがどこかで横切っていたらしい。
コグルミの上の一昨年崩壊のあったその上の堰堤のある谷口に出た。車が1台駐車中。
やれやれ、これもまた楽しき山歩きかな。
鞍掛峠トンネル前−鞍掛峠−鈴北岳−日本庭園−元池−夕日のテラス−丸池−鈴北岳−鞍掛峠−トンネル前
鈴ヶ岳の向うに琵琶湖、霊仙山(右端)を見る
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カリガネソウ(雁金草)
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カリガネソウが咲き始めたと聞いたので 早速御池岳へ。
しかし 日照りの暑い日が続き昨夜は雨が降ったことも
あってか小さなヒルの軍団の猛攻を防ぐのに苦労した。
鞍掛峠トンネル前の駐車場には車が2台、もっと多いのかと
思いきや気勢を削がれた感じ。
天気予報では台風10号の影響で東よりの風が太平洋側の山に
ぶつかって入道雲が発生しやすいとの事であったが 正に
その通り。藤原岳には雲が覆いかぶさり、鞍掛峠の県境尾根
の上部はガスで見えない。
登山口から鞍掛峠までが大変、ちょっと隙を見せると糸屑の
様な小さなヒルが次から次と靴に群がり スキー用のストック
で潰したり払いのけたりで忙しい。この日はそうした甲斐も
あって献血は免れた。
県境尾根は東よりの風で涼しい。琵琶湖の方は晴れている
ようだ。
鈴ヶ岳で水を補給、カリガネソウを見に。正に咲き始め、
陽の当たる所が咲き始め。花は可愛いのだが匂いだけは
いただけない。 |
この日の御池岳は山人が少ないなと思ったが、池巡り途中の中池で山人に出会う、この方も山キチの1人かな。
夕日のテラスでは そよ風に吹かれてホンに涼しくビールが美味かったのは云うまでも無い。またご近所に頂いた富山高岡の
鹿乃子餅、蜜漬けの金時豆を包み込んだ羽二重の絹のような滑らかな餅が実に美味いのである。
(注 小生は左党なるも甘党でもありまして・・・)
上丹生登山口−一の谷―くぐり岩―漆ヶ滝―井戸ヶ洞―経塚山−井戸ヶ洞−(横道)−(広畑コース)−登山口
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←節黒仙翁 ↑経塚山をバックに河内節 |
この時期になると気になる花、フシグロセンノウを求めて
霊仙山の谷山谷の探検に。正に探検、ヒルさんとの激闘、
真ヒルの決闘が待っている。毎年の恒例になってしまった。
給湯器の不具合の立会いで遅くなってしまった。
他に車は無く小生のみ、12:10上丹生登山口を出発。
この谷も大雨の影響で4,5年前とは様変わり、一の谷は
完全に崩壊してしまった。
12:55今年の節黒仙翁に出会う、朱色のきれいな花だ。
写真写りが悪いのか いい色の写真がなかなか撮れない。
その上 土砂で流されたのか今年は花数が少なかった。
廊下岩で初めて水の流れに出会う、ひんやりとして心地よい
しかし谷間は風が無く暑い。
四丁横崖から展望が良くなる尾根に出るとやっと涼しく・・・
15:20北霊仙(経塚山)。台風10号の影響か 東寄りの風が
涼しく気持がいい。時間的に遅かったので霊仙山三角点は
諦め薄っすらとした琵琶湖を眺めながらここでビール休憩。
このところ雨が降ってない所為かヒルとの遭遇は無かった。 |
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鳩ヶ湯・刈込池登山口−六本桧−三ノ峰避難小屋−三ノ峰−別山平・御手洗池−別山 (往復)
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別山山頂より 白山 三方崩山(右端) を望む
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クガイソウ 奥に荒島岳、能郷白山が見える
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キンバイソウ
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三ノ峰避難小屋付近より別山を見る |
何とも素晴らしい風景とお花畑を堪能できた別山、三ノ峰の
山歩きの一日だった。
昨年はガスと雷雨で散々の山歩きだったが 今回はその
リベンジ、あり余るものがあったが暑さで途中ばてる。
5時過ぎに出発、六本桧の稜線にでると、たなびくガスの
上に荒島岳、能郷白山の青い山塊が並ぶ幻想的な光景が・・・
ここからの尾根歩きは急勾配の踏み跡があるとは云うものの
お花畑の中の歩きと、遠望ができこれ以上望めないほどの
素晴らしい光景を演出してくれるかのよう、実に素晴らしい。
9:35、三ノ峰避難小屋付近はマツムシソウ、シモツケソウ、
ハクサンフウロ、ヤマハハコなどが咲き乱れ、一大お花畑。
そして御岳、乗鞍岳を遠望できる。
三ノ峰から100m余り下って登り返す、これが暑い上にきつい。
ぜーぜーいいながら別山平の草原に出た時はこれまた絶景。
白山が別山の左側に鯱のように残雪を散らばせて聳えている。
御手洗池の逆さ別山を堪能し、リュックをデポして別山へ。
別山山頂からの光景がこれまた素晴らしい、ここでビールを
飲めばよかったかと悔やむ。実はばてて御手洗池で早々と
ビールタイム。 |
鞍掛峠トンネル前−鞍掛峠−鈴北岳−日本庭園−元池−夕日のテラス−丸池−鈴北岳−鞍掛峠−トンネル前
天狗堂とアカソ |
モスラ?現る (ヒョウモンチョウでした)
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南池 |
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ハナイバナ
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本日、やっと梅雨が明けたようだ、去年より10日遅いらしい。
肝試しと献血して血液サラサラにしようかと おヒルさんがいる
鞍掛峠から西のボタンブチへ。
足元に目を凝らしながら足早に登ったがヒルのお姿はなかった。
11:10出発で遅かったせいかもしれない。やはりヒルは昼頃まで
かも・・・。
鞍掛峠に出ると滋賀県側からの風で なんと涼しいことか!!
県境尾根から鈴北岳まで涼しさと久し振りの青空で快適に歩く。
苔の瑞々しい黄緑色の絨毯を踏みしめながら元池へ。
そして薮を漕ぎながら西のボタンブチへ、樹林帯の中に入ると
また涼しく、岩の苔の緑が涼を誘うがように美しい。
12:50 夕日のテラス。涼しい風を受け、素晴らしい山並みを
見ながらのビールが至福の空間へいざなってくれる・・・極楽々々。
アキアカネも多いが ここのヒョウモンチョウが人懐っこい。
手に留まってくれるのだ。
長時間のお休みを終えて池巡りをし帰路に。
カリガネソウもすくすくと背丈を伸ばし出番に備えているようだ。 |
湯の山温泉バス停−馬の背尾根−岳峠−鎌ヶ岳−岳峠−鎌尾根−(長石谷)−バス停
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ウチョウラン |
キンレイカ
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戻り梅雨の束の間の晴れ間にと思ったが青空は雲間に少し
見えただけの きょうの山歩きだった。 今日もまた電車で。
昨日、一昨日とかなりの雨だったので水量も多かろうと 谷は
回避して馬の背尾根から鎌ヶ岳へ。9:00三岳寺。ここから
馬の背尾根への登りでヒルを見つける。こんな所にも居るのか。
蒸し暑さで すぐに汗が噴出してきたが 時折りの涼しい風に
気持がいい。
12:15鎌ヶ岳山頂。避暑のアキアカネが乱舞。
意外と山人が少ないのでこの山頂でビールタイム。凍らした
白桃缶と保冷剤でビールはギンギンに冷たい。風も少し吹き
ホンに心地よい。つまみは冷奴、ソーセージにサンマの
トマト煮缶。ニンニクをスライスしてトマト缶に入れ温める、
これが美味い。
あまりの美味さに焼酎の冷水割りも、これもいい。
景色と酒を満喫して長石谷を下りる。 |
湯の山温泉バス停−中道登山口−(本谷)−不動滝−大黒岩−御在所岳−(一の谷新道)−鷹見岩−バス停
一の谷新道の途中から大黒岩を遥拝 |
アキアカネ
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シモツケソウ
オオバギボウシ→ |
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またもや、2,3日前の予報に反して、朝から陽が射している。
朝6時からの宮掃除奉仕を終えて、電車で御在所岳へ。
きょうの目的は大黒岩へ 先回ドリームジャンボ宝くじの小当たり(1万円)のお礼参りとサマージャンボ大当たりの祈願。
8:50 三交バス湯の山温泉バス停に下り立ったのは6人。しかし蒸し暑い、すぐに汗が噴出す。
きょうは、日も射しているので 日が左程当たらず しかも渓流の涼風に期待して本谷コースを歩く。
中道登山口から左に折れ樹林帯から沢に出ると、ひんやりとした風が流れ うーん、やはり 涼 である。
同じようなことを考えたのか 沢上を見上げると 4,5人の山人の姿が見え 意外に人が多い。
しかし このコースは危険箇所が多く、足元に注意し 滑らないように慎重に歩かないと危ない。2,3日前に雨が
降ったのに意外や水量が少なく一安心。
うん、オオバギボウシだ。谷の岩の間から首を出し清々しい花を咲かせている。この御在所岳でこの花を見るの初めて。
不動滝を眺め その左手から高巻き高度を稼いで行く。時折り振り返ると谷間の向うに四日市市街が広がるが
海は霞んで見えない。
頭上にゴンドラが見えるようになると最後の登りだ。大きな三角岩がせり出し いつもはその右側を岩に
這いつくばって行くのだが 先を行く山人がその大岩の底を潜り上にあがって行った。こちらの方が安全だ。
同じように潜ったのはいいが上に出るのに一苦労、足を上手く岩角に掛け、岩の突き出た所に手を遣り全身の筋肉を
使って、せりあがる。
やれやれ、そして上の方に目を遣るとピンク色の塊が・・・。上がって行くと おぉ シモツケソウだ、これも
この山では初めて。
さて 大黒岩に到着、宝くじ小当たりのお礼と今度の大当たり祈願、賽銭箱は無いので無銭参り、頼みますぞ。
ここで休憩。 素晴らしい大パノラマを見ながら待ちに待ったビールでプハーッ、実に美味い!!
つまみはチーズにサンマの昆布巻缶。そして高菜と焼明太子のおにぎり2個、凍らしてきた黄桃缶。
絶景を満喫して山上公園へ、いい匂いが漂っている、そして暑い。もう一杯いくか、ビールとかき氷で涼を取る。
雷注意の放送が流れ出したので 樹林帯の中を行く一の谷新道から下山。
二合目−三合目−五合目−山頂 (往復)
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ガスの中の山頂 |
ニッコウキスゲ
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ツリガネニンジン
←ユウスゲ |
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今月が当番に当たり、朝 地区の氏神様の宮掃除、ご祈祷に臨席
天気は芳しくは無かったが我慢ができずに山へ、雨模様なのでおヒル様の山は避け、花が気になっていた伊吹山へ。
途中の関ヶ原付近から雨が降りだし どうしようかと思いながらも 風は無いしやはり花が気になる。
12:50 松尾寺のある二合目から小雨の中を傘をさして出発。三合目の標識付近からユウスゲが現れるのだが、
今年は全く見えず。この付近からはガスが立ち込め見通しは全く効かない。が、花は多い、雨に濡れたハクサンフウロ、
イブキフウロ、ヤマホタルブクロ、ウツボグサ、カラマツソウなどが咲いている。
高原ホテルのある広場にはいつできたのか立派な公衆トイレが。付近ではイブキトラノオ、ササユリ、ユウスゲは
つぼんだまま。しかし 霧に煙るササユリも趣があってなかなかいいものだ。
こんな天気の悪い日にも結構山に登っている人が多い。
13:45 五合目。 雨もガスも相変らずで白いもやの中、どうしようか、でもグンナイフウロを見るまでは・・・
14:25 八合目、グンナイフウロは見えず、クサタチバナの白さが目立つ。
イブキシモツケは終わり、グンナフウロも終わり頃。九合目から山頂への歩道でグンナイフウロのひげが雨を貯めて
白く光っている。
14:55 山頂、傘をさした観光客がガスの中から現れる、そしてまたガスの中に消えてゆく。売店も閉める準備。
雨粒に光るニッコウキスゲを写真に納める。ビールを飲みたいのだが雨をしのげる場所は無く・・・、風も無いし
傘をさして付近のベンチで休憩だ。チーズをかじり、にしんの昆布巻缶を開け食す。うーん、これは美味い。
大阪でのにしんそばを思い出す。
下山途中の七合目付近から雨が止み、傘をストック代わりに。
そして四合目を過ぎ 下りていくとガスの中に黄色い花が・・・、ユウスゲが咲き出したのだ、数は未だ少ない。
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釈迦ヶ岳とハライドを望む
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雲母峰、入道ヶ岳、鎌ヶ岳
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カリガネソウ
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アケボノソウ |
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イブキコゴメグサ |
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大川入山(往復)、蛇峠山にて
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マツムシソウ |
ミヤマオダマキ
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