幸彦2008/Sep-Oct 

幸彦2003(1〜12月)
のダイジェスト版

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多度山 イワカガミ (H16.4.11)

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多度山 アセビ (H16.3.28)

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多度山ササユリ(H17.6.19)

   山行記録
 (詳細はプチッとクリック)


2008年(H20)の山歩き

鎌尾根、鎌ヶ岳・H20.10.18

御池岳東ボタン・・H20.10.12

御在所岳本谷・・H20.10.4

狗留孫岳・・・・・・H20.9.28

御池岳西ボタン・・H20.9.23

藤原岳G・・・・・・H20.9.14

霊仙山・・・・・・・・H20.9.10

御池岳西ボタン・・H20.8.17

御池岳西ボタン・・H20.8.10

御池岳西ボタン・・H20.8.2



御池岳西ボタン・・H20.7.13

御在所岳本谷・・H20.7.5

鎌尾根・鎌ヶ岳・・H20.6.14

国見岳、ハライド・H20.6.7

段木、仙香池・・・H20.6.1

大船山(九重)・・・H20.5.24,25

入道ヶ岳・・・・・・・H20.5.6

岩ヶ峰・段木・・・・H20.5.4

御池岳東ボタン・・H20.5.3

藤原岳F・・ ・・・H20.4.29

鎌ヶ岳A・・・・・・H20.4.26

烏帽子・三国岳・H20.4.13

御池岳西ボタン・・H20.4.5

御池岳西ボタン・・H20.3.29

藤原岳E・・・・・・H20.3.22

御池岳東ボタン・・H20.3.15

頭陀ヶ平藤原岳D・H20.3.8

頭陀ヶ平天狗岩CH20.2.29

丸山・・・・・・・・・H20.2.23

藤原岳B・・・・・H20.2.10


藤原・頭陀ヶ平・H20.2.2

藤原、頭陀ヶ平・H20.1.26

鎌ヶ岳・・・・・・・・H20.1.13

田代ヶ池多度山・H20.1.6

藤原岳・・・・・・・・H20.1.3

多度山石津御嶽・H20.1.1

多度山々行
 8.31・・・13回<通算560回>
 
( 6/21 ササユリ、タカトラノオ)
  ( 6/8 コアジサイ) 
  ( 3/2 アセビ)
  ( 1/14 シキミ )




2007年(H19)の山歩き

養老・笙ヶ岳・・・・H19.12.24

ダイラ・・・・・・・・・H19.12.16

藤原I頭陀ヶ平・H19.12.8

御池岳K西ボタン・H19.12.2

養老山、笙ヶ岳・・H19.11.23

岩ヶ峰、段木・・・・H19.11.17

御在所岳・・・・・・・H19.11.10

高室山・・・・・・・・・H19.11.4


御池岳J西ボタン・H19.10.21

御池岳I
東ボタン・H19.10.14

霊仙山B・・・・・・・H19.10.13

御池岳H西ボタン・H19.10.7

石津御嶽多度山・H19.9.29

藤原H・・・・・・・H19.9.22

藤原岳G・・・・・・・H19.9.17

御池岳G西ボタン・H19.9.10

御池岳F西ボタン・H19.9.2

御池岳E西ボタン・H19.8.26

霊仙山・・・・・・・・・H19.8.19

中山仙境(大分)・H19.8.15

久住山(大分)・・・・H19.8.13

御池D西ボタン・・H19.8.5

伊吹山A・・・・・・・H19.7.29

伊吹山・・・・・・・・・H19.7.16

御在所・立岩・・・・H19.7.8

御在所岳・・・・・・・H19.6.23

焼尾山・・・・・・・・・H19.6.17

段木・・・・・・・・・・・H19.6.3

鎌ヶ岳、雲母峰・・H19.5.26

高室山・・・・・・・・・H19.5.20


藤原F御池C東ホH19.5.12

岩ヶ峰・段木・・・・・H19.5.4

御池岳B東ボタンブH19.5.3

国見岳・ハライド・H19.4.30

藤原岳E・・・・・・・H19.4.29

鎌ヶ岳・・・・・・・・・・H19.4.21

焼尾山・・・・・・・・・H19.4.15

藤原岳D三筋滝・・H19.4.8

藤原岳C・・・・・・・・H19.3.31

水沢岳・鎌ヶ岳・・・H19.3.21

焼尾山・御池岳・・・H19.3.18

御池岳A・・・・・・・・H19.3.10

藤原岳B・・・・・・・H19.3.3

霊仙山・・・・・・・・・H19.2.24

丸山・・・・・・・・・・・H19.2.18

坂本谷・・・・・・・・・H19.2.12

丸山、草木・・・・・・H19.2.10

藤原・頭陀ヶ平・・H19.2.3

御池東ボタンブチ・・・H19.1.28

頭陀ヶ平・・・・・・・・H19.1.21

国見岳、御在所岳・H19.1.14

竜ヶ岳・・・・・・・・・・H19.1.4

藤原岳・・・・・・・・・H19.1.1


多度山々行
 12.23・・・22
回<通算547回>
 
(7/7 ネジバナ)
 
(6/9  コアジサイ)
 (4/14 イワカガミ)
 (3/4 河津桜満開)
  (2/4  アセビ)


2006年(H18)の山歩き

藤原岳E・・・・・・・・H18.12.16

雨乞岳・・・・・・・・・・H18.12.11

鎌ヶ岳雲母峰・・・・・H18.12.3

お金明神・・・・・・・・H18.11.25

仙香山・・・・・・・・・・H18.11.12

岩ヶ峰・・・・・・・・・H18.11.5

御池岳I西ボタン・・H18.10.29

国見岳御在所岳・・H18.10.21

御池岳I東ボタン・H18.10.8

御池岳H鈴ヶ岳・・H18.9.30

藤原岳D・・・・・H18.9.10

御池岳G・・・・・H18.9.3

御池岳西ボタンブチH18.8.20

霊仙・経塚山・・・H18.8.16

別山・三ノ峰・・・H18.8.5

御池岳西ボタンブチH18.7.30

鎌ヶ岳A・・・・・H18.7.22

御在所岳A・・・・H18.7.15

伊吹山・・・・・・H18.7.1

御在所岳国見岳・・H18.6.10

御池岳西ボタンブチH18.6.4

ハライド・・・・・H18.5.21

藤原岳C・・・・・H18.5.14

御池岳東ボタンブチH18.5.4

岩ヶ峰・・・・・・H18.4.30

頭陀ヶ平・・・・・H18.4.22

三国岳・・・・・・H18.4.16

御池岳西ボタンブチH18.4.8

ダイラ・・・・・・H18.4.1

御池岳東ボタンブチH18.3.25

木和田尾・・・・・H18.3.19

孫太尾根草木・・・H18.3.11

藤原岳B・・・・・H18.3.4

藤原岳A・・・・・H18.2.25

藤原岳・・・・・・H18.2.19

鎌ヶ岳・・・・・・H18.2.11

竜ヶ岳・・・・・・H18.1.29

御池岳・・・・・・H18.1.28

多度山石津御嶽・・H18.1.7

養老 笙ヶ岳・・・H18.1.4

多度山々行
12.31・・・35
回<通算525回>
(8.15 キンミズヒキ)
(7.2  クチナシ)
(6.18 ササユリ、コアジサイ)
(3.21 ショウジョウバカマ、
           河津桜)



      幸彦 ダイジェスト版 (月をクリック)
//////////// 年度
2008年(H20)   1〜2月   3〜4月  5〜6月  7 〜8月  9〜10月
2007年(H19)   1〜3月  4〜5月  6〜7月 8〜9月 10〜11月    12月
2006年(H18)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2005年(H17)  1〜3月  4〜6月  7〜9月 10〜12月
2004年(H16)  1〜6月  7〜12月

 
  ////// H20. 10. 18  (土)  快晴  紅葉狩りに 鎌尾根、鎌ヶ岳  ///////// 鈴鹿中部 ///////// 
 別ページで展示中  ここをクリック
  湯ノ山温泉バス停−馬の背尾根−白ハゲ−岳峠−(鎌尾根)−衝立岩−岳峠−鎌ヶ岳−三ツ口谷−バス停 
//
        雨乞岳        イブネ                      御在所岳                    鎌ヶ岳

荒々しい鎌ヶ岳と紅葉、最奥は御在所岳
 きょうは 素晴らしい天高き秋晴れの山歩き日和。雲ひとつ無い秋晴れが
一日中続いた。風も左程無く半袖のTシャツでOKだった。
 湯の山温泉バス停を8:20出発。バスを降りた5,6人程の山人は自分の
目標を目指して分かれて行く。
きょうは 三岳寺、馬の背尾根コースを選択。紅葉はこの尾根には未だ
下りてきていない。尾根から見える御在所岳の紅葉も八合目位までか。
暑くも寒くも無い爽やかな尾根歩き。
 10:05白ハゲ、ここの花崗岩のガレ場を滑らないように登り振り返る。
伊勢湾こそ靄ってよくは見えないが雲ひとつ無い青空の下のパノラマは
絶景だ。ふと見上げるとふわふわと風に乗って舞い上がって行くのは・・・
おぉっ、あの紋様は 2千kmもの遠距離を飛ぶと云うアサギマダラだ !!
陽を透かして見える様は 小さなステンドグラス片が飛んでいる様だ。
 10:40岳峠、鎌尾根に上がり青空をバックの岩山の鎌ヶ岳の頂を仰ぐ。
両サイドに山々の薄青いグラデーション、綿向山、雨乞、イブネ、御在所を
見ながら ガレ場やキレットをアップダウンを繰り返す。また紅葉が始まった
シロヤシオやシロモジの黄葉が 陽射しに光り、透けて見える様は 何とも
清々しい。振り返ってみる(滋賀県側から見る)鎌ヶ岳の崩落の跡が白く
輝き 紅葉とのコントラストがまた峻険な岩山を更に増幅させる。
 11:40衝立岩。先ずはビールだ!! 一寸藪を漕いで大パノラマの見える所へ。
 綿向山、清水の頭、雨乞、イブネ、御在所、鎌ヶ岳と連なる大パノラマを
見ながらの保冷剤が効いた冷たいビールの咽喉越しの 何とも美味いことよ。 秋刀魚の蒲焼缶を温め酒の肴に。そしてキーマカレーを温め
焼き上がった熱いナンと食す、実に美味いのである。至福のひと時、最後は冷たい梨だ。
 12:50出発、もう一度衝立岩の上に立ち素晴らしい景色に浸る。 一寸下を見ると竜脳菊が咲いているでは・・・。
 13:50鎌ヶ岳山頂(1161m) いつもながら ここからの光景は素晴らしく飽きることは無い。 時間も遅くなったいるので早々に下山。
三ツ口谷コースを下る、このルートも9月初めの豪雨でかなり荒れて危ない、巻き道の案内にしたがって下りる。しかし谷の丸くなった岩の上を
下っていくときは滑落するのではと恐ろしい。 途中 支流が合流するところに大文字草が、また登山道の傍にはセンブリが咲き始めていた。
一旦 スカイラインに出、下っていくと倒木と瓦礫で通行不能に。岩がゴロゴロした上を行くのも危険で 谷に下りていつも通る登山道に。
15:47バス停、生憎バスが出た直後。 16:04バス発、 16:16発の電車に乗って帰路に。チューハイを飲りながらデジカメを楽しむ。



  ////// H20. 10. 12  (日)  晴後曇  竜脳菊を求めて 御池岳東のボタンブチ  /////// 鈴鹿北部 /////// 
  別ページで展示中  ここをクリック
  西藤原駅−(大貝戸)−藤原山荘−天狗岩−頭陀ヶ平−白船峠−真の谷−御池・東のボタンブチ−白船峠−木和田尾 
///////

天狗堂と竜脳菊
 絶好の山歩き日和と思ってきたものの藤原山荘に上がった頃には空は
雲に覆い尽くされていた・・・、でも竜脳菊に出会え 良しとしよう。
 7:55西藤原駅を降り立った山人は7人、大貝戸登山口の駐車場には
20台程の車が停まっていた。 きょうはこの地区の秋祭り、大貝戸地区の
山車が準備中、夕方 帰りには坂本地区の立派な山車に出遭う。
 七合目を過ぎた辺りでレイジンソウ、藤原山荘上のカルスト台地では
テンニンソウや曙草はもう終わり、カワチブシも花びらを落としていた・・・。
きょうは空気が澄んでいるのか白山や御岳が見え、また伊勢湾に目を
遣ると知多半島、セントレア(中部国際空港)も見える。
 10:40天狗岩(1171m)ここからの展望も素晴らしい、伊勢湾や、釈迦、
御在所、雨乞、綿向山、琵琶湖、御池岳の大パノラマを見ながらの
ビールも美味いだろう。でもきょうは竜脳菊を目指して先を急がなきゃ。
 11:10頭陀ヶ平。霊仙山、薄青色のグラデーション、伊吹山、白山の
山並みが美しい。山人がひとり、ここでの休憩もいいなぁ。が、目の前の
御池岳・東のボタンブチに急がなければ。
 11:25白船峠(1008m),、ここから真の谷へ下り御池岳・テーブルランドに
登り返す。200m下り300m上り返すことになる。
 12:50やっとテーブルランドの縁に立つ。久し振りだ・・・ !!
 膝位までの高さに低くなった笹原の中を進む。
 13:00東のボタンブチ(1145m)。青空が無いのが残念だがここの大パノラマが素晴らしい、そしていい匂い、香りが漂う。ナギナタコージュ
(薙刀香需)の香りだ。シソとハッカが入り混じった香りと云うらしいが、何と表現したらいいのか、ボキャ貧で言い表せない。 一帯が
ナギナタコージュの凄い群生。シロヨメナや咲き残りのカワチブシ、曙草もあちこちに。
そして・・・、あった竜脳菊が満開だ。岩の割れ目にも菊の花・・・、岩菊?どこが違うのか区別できない、竜脳菊だろう。
風が少し出て来、寒さを感じるが、さぁ ビールだ。そしてきょうは明治屋で仕入れた三大スープのひとつとも云われるボルシチ缶を持参。
中の具はニンジン、ジャガイモ、たまねぎ、牛肉 で形はかなり大きい。コッフェルにあけ 温める。トマト風味と辛さが効き 実に美味い。
餅も焼く、焼いた餅を熱いボルシチに入れ雑煮に、これも美味い・・・。最後は坦坦風味の春雨スープ、そして冷たい梨。
 雲が下りて来、暗くなってきたようだ、風も強くなってきた、14:20下山開始。白船峠を見据えながら急勾配の斜面を滑らないように下り、
また登り返す。
 15:35白船峠、木和田尾コース、途中から子向井山(647m)経由の鉄塔巡視路コースで下山。
17:35西藤原駅、電車が出た直後、焼酎の水割りを飲みながら電車を待ち 18:13発の電車で帰路に。いつものように一杯飲りながら
デジカメの写真を楽しむ。途中までこの電車には小生一人、これだから一杯飲れる。



  ////// H20. 10. 4  (土)  曇後晴  スリリングな 御在所岳、本谷  ///////// 鈴鹿中部 ///////// 
  別ページで展示中  ここをクリック
  湯の山温泉バス停−本谷−一の谷新道−大黒岩−朝陽台−(中道)−地蔵岩−中道登山口−バス停  
////////
                国見岳                   釈迦ヶ岳

ツルニンジン

ダイモンジソウ

アキノキリンソウ

大黒岩より朝陽台を仰ぐ
 きょうは こんなスリリングな山歩きになろうとは・・・
天気予報では朝から青空が広がるいい天気だと思っていたのに、バスに
乗る頃には曇ってきた。青空ゆえに馬の背尾根、鎌尾根を計画したのだが
僧兵祭り準備中の三岳寺に着き御在所岳を仰ぐと なんとガスに隠れて
いるでは・・・、うーん 青空に関係の無い谷歩きだ。 9月初めの豪雨で
どうなっているか心配だが本谷から登り中道コースにしよう。
 9:35御在所山の家。谷に入ると倒木の根っ子や岩がごろごろしているが、
それでも前を単独の山人が2人遡行している、付いて行こう。滑滝の右岸に
ダイモンジソウが咲いている、あの濁流から免れたようだ。以前歩いた時より
かなり荒れているようだ。右岸の迂回路を歩きながら不動滝にでる。ここでも
滝の前には 右手の小滝から流れて来た倒木と岩が堆積している。 
不動滝手前の岩壁にダイモンジソウやアキノキリンソウ、アザミが咲いている。
不動滝を左側(右岸)から高巻き不動滝の上に出る。ここからが大変だった。
 岩がごろごろ、どこから登り上がって行くのか、浮石に気をつけながら、足を
滑らせないように慎重にルートを選ぶ。 濁流から免れたダイモンジソウの
写真を撮っている内に先行の山人らの姿が見えなくなった。
その内に大きな岩が迫り出した尾根筋の前に、右、左どっちだ?時刻は
11:10。ここで勘違い、右へ行くと「ケーブル監視路」の道標が有った地点と。
この道標が流失したと思い左側へ歩き出す。それと左側の岩壁をよじ登る箇所のイメージが強く残っていたので・・・。5年前の雨の中で
迷ったことを思い出した。今回は前に比べてもっとひどいルートとなった。 右手に谷を見ながら木の根っ子や枝に掴まりながら尾根を
よじ登る。引くに引けないような急勾配の尾根筋。 ところが上を見ると大きな岩が立ちはだかり上に行けない・・・、Oh ! my God だ !!
 途中で見た聳え立った岩角の向こう側が平たい様に見えた所まで下りよう。 実は4年前の年末の竜ヶ岳山行でえらい目に遭った事から
ロープを携帯。このロープのお出ましだ。木の幹にロープを廻して急勾配の尾根を降りていく、足元のしっかりした所で再度ロープを廻して・・・。
岩角の見える所まで降りた時は ホッ だった。 その岩角を曲がると緩やかな勾配で稜線が見えた。上がって行くと左手に鷹見岩が見え、
一の谷新道に出たことが分かった。もう12:20。 樹林の間から見える大黒岩の上は真っ青の青空、いつの間にか晴れてきたのだ。
途中 晴れて来るのを大黒岩で2時間待ったという若い単独の山人に出会う。
12:45大黒岩、やれやれ やっとビールが飲める。きょうはナンとキーマカレー。ビールをグイッ、カレーを温めながら眼下の谷間尾根筋を
見てコースの復習。あすこで間違ったか・・・。 武平峠駐車場手前の鈴鹿スカイラインには土石流が流れたままだ。
この大黒岩からの眺めは素晴らしい、休憩にはもってこいの場所だ。ナンを焼きキーマカレーにつけて食す、ビールもギンギンに冷えて
なんとも美味しい、至福のひとときだ。 スカイラインが閉鎖中なので山人は少ない、が 上がってくるゴンドラには観光客がいっぱい。
14:00出発、朝陽台からの景色を堪能して中道コースを下りる。 途中 裏道コースを見下ろすと土石流の爪跡が生々しい。
15::55中道登山口、16:20バス停、16:36発の電車で帰路に。いつものように焼酎の水割りを楽しみながらデジカメの写真に見入る。
それとちょっとスリリングな藪漕ぎが 久し振りに歩いたなぁと 今となっては楽しさに変わっている・・・。



  ////// H20. 9. 28  (日)  曇後雨  5年振りの 狗留孫岳  ///////// 鈴鹿北部 ///////// 

             立田小学校裏−古田林道−篠立分岐−狗留孫岳  (往復)    
/////
  烏帽子岳                伊吹山                                笙ヶ岳(養老山系北端)

ヤブマメ

ツリフネソウ

歯痛止地蔵

狗留孫岳山頂より三国岳、鍋尻山(右端)を望む
 5年振りの狗留孫岳。
 用事を済ませて ビールを飲みながら昼ご飯を山でと思い、1時間ほどで
登れる所をと、最初は八風射撃場跡から曙草を見て中岳、仙香山を目論む。
八風草競馬場を左折し八風キャンプ場へ・・・、ところが通行止め。
車の中から覗くと、9月初めの豪雨で道路がずたずたに、復旧作業中だ。
御池岳は駄目だし、うーん、そうだ久し振りに狗留孫岳だ。
 立田小学校裏の清水神明社付近の空地に車を停めて山歩きの準備。
14:00出発、鬱蒼とした林道を歩く、左手に「林道古田線」の道標を見ながら
真っ直ぐに進む。(実はこれが間違い、左折しこの古田線を進むのが正解)
真っ直ぐ進むと左手に墓地、角地に『歯痛止地蔵』なる珍しい御地蔵さん。
御彼岸直後だけにお墓には花がいっぱい。
 どうも道がおかしい? 確か右手にコンクリート製の簡易浄水場を見ながら
進むはずなのだが・・・。
 引き返すのも面倒だし、鬱蒼とした樹林帯から右手に烏帽子岳が垣間見える。
左側の尾根筋を登って行けば登れる筈だと 左手の藪の中に突入し尾根筋を
目指す。雲の巣が顔面に被ったりと何だか大変な歩きになってきたようだ・・・。
急勾配の尾根を歩いて行くうちに水玉模様のビニール片が木の幹に括られて
いる場所に到達。よく見ると赤や白のテープが点々と見え出す。
やれやれ何とか正規のルートに出た、これで安心。が急勾配の滑りやすい道。
 木の幹や枝に掴まりながら上がって行くと樹林帯が途切れる箇所に出る、急に明るくなり北方面に眼を遣ると 左手に大きな山塊の烏帽子岳、
その右奥に薄っすらと伊吹山、ずっと右手には養老山系の北端の最高峰笙ヶ岳が見えるパノラマ風景(上の写真)。もっと天気が良ければ

このパノラマの最奥に白山が見えるだろうに。
 篠立に下りる分岐を過ぎれば狗留孫岳はすぐだ。
 15:25 狗留孫岳(772m) この山の象徴物である反射板は健在。ただ 付近にはクサギが成長し5年前に比べ広場が狭くなったような。
ここも天気が良ければ絶好の休憩場所なのだが・・・ 曇っていて伊勢湾は見えないし眼の前の御池岳の山塊も今ひとつだ。
とは云うものの休憩だ。反射板の鉄塔脚のコンクリート台に腰掛けて先ずはビール、つまみはソーセージに温めたニシンの昆布巻缶。
そして餅を焼き熱々をほおばる。熱い坦坦風味の春雨スープが美味い。風が一寸吹くと寒いほどでこの熱いスープが実に美味い。
小雨がぱらぱらしだしたので16:35出発。
 帰りは同じルート、急勾配の坂を滑らないように下りるのに一苦労。水玉模様のビニール片のある所から正規のルートを下りて行くと林道が
土石流でかなり荒れている。コンクリートの道が完全にえぐられ 迂回して林道に出る。17:35古田林道の分岐、道を間違った場所だ。
17:35清水神明社。



  ////// H20. 9. 23  (火)  晴一時曇  雁金草の見納めに 御池岳 西のボタンブチ  /////// 鈴鹿北部 ///////  
  別ページで展示中  ここをクリック
  西藤原駅−(大貝戸)−藤原山荘−天狗岩−頭陀ヶ平−カタクリ峠−幻の池−真の池−夕日のテラス−白船峠−木和田尾    
///////
夕日のテラスより竜ヶ岳、釈迦、御在所、雨乞岳・・・、天狗堂を望む          

ミカエリソウ

曙 草

雁金草

天狗岩付近にて
 きょうはお彼岸、秋分の日、しかも快晴。山に行かずば失礼に当たると
早々に準備をして出発。 電車通勤ながら雁金草をもう一度と御池岳まで
足を延ばすことに。
 7:55西藤原駅に降り立った山人は小生を含め5人と先週より多い。
快晴で風もそれなりにあって爽やかな絶好の山歩き日和。
 10:05藤原山荘、あれれ、いつのまにか雲が空を覆い尽くすような勢いで
広がり始めた。 山荘上のカルスト台地を散策、風が結構出てきたが
涼しいほど。カワチブシ(鳥兜)は多いいがテンニンソウが去年より少ない。
曙草も先週よりも数が多くなったような、と云うより咲き始めたと云った
方が正解か。
 11:40天狗岩、青空を背景の藤原展望丘は今回も駄目、御池岳の方はと
見ると奥の平には雲が垂れ込めて来、天気が早く悪くなりそうな気配、
どうするか?ここでビールを飲んで寝転ぶか?寝転ぶ方の気持ちが
強くなったが やはり雁金草も見たいし・・・
 きょうは珍しく ビールよりも今年最後かもしれない雁金草を選ぶ !!
頭陀ヶ平で木和田尾方面から登ってきた単独の山人に出会う、以降
下山するまで全く人に出会うことの無い静かな山歩きとなった。
 12:10カタクリ峠、県境尾根に上がって12:35幻の池、道の池と進む。
 13:05雁金草の群生地、なんとほとんど落花してしまっているでは・・・。先日来の強雨で花が落ちてしまったのだろうか?
それでもよく見ると幾つか遅咲きの雁金草が見つかる、即激写、が 風が強くてピントが定まらず苦労、家に戻ってPCで見ると案の定
ほとんどピントはずれの状況。 時間が無い、ビールを飲んで早々に引き上げないと真っ暗になるぞ。
 13:25夕日のテラス、空は幾分晴れてきたようだ。
何はともあれ 最後のカリガネソウに出会えたので良しとしよう。ビールビール、おぉっ 保冷剤のお陰で未だギンギンに冷えている。
グビリ、実に美味い。つまみはソーセージにチーズ。そして餅を焼きチーズをのせてぱくつく。未だあった、近鉄冨田駅近くで買った
カレーパン、これもなかなかいい。そして最後は冷えたナシを剥いてかぶりつく。
 さぁ、時間が無い 14:15出発。15:20カタクリ峠、15:50白船峠、木和田尾方面に下りる。木和田尾の方は斜面が先日の雨でかなり流された
ようで 来年カタクリの花が見られるか心配だ。
 17:10白船峠登山口、18:00西藤原駅、18:13発の電車で帰路に。毎度の如く デジカメの写真を見ながら焼酎の水割りやサイダー割り。



  ////// H20. 9. 14  (日)  曇後晴   曙草を求めて  藤原岳   ///////// 鈴鹿北部 //////////  
  別ページで展示中  ここをクリック
  西藤原駅−(大貝戸)−八合目−藤原山荘−藤原岳展望丘−天狗岩 (往復)     
//// ///
         天狗堂            土倉岳           御池岳

テンニンソウ

曙 草

白いカワチブシ
 御池岳や霊仙山でも振られた未だ見ぬ今年の曙草を見に、そして花見酒を
堪能しようと電車通勤。天狗岩で思わぬ人との出会いが・・・。
 7:55西藤原駅に下り立った山人は3人。登山口駐車場には車が10台ほど。
今月初めの豪雨で朝明や御在所岳裏道が土石流で被災、藤原岳はどうかなと
思ったが八合目から九合目間で十数箇所 水流で山肌がえぐられた程度で
歩くには左程支障はない。
 藤原山荘付近ではカワチブシ(トリカブト)が満開、シロヨメナも。
10:25藤原岳展望丘(1140m)、御在所岳方面は雲が懸かっていたが御池岳の
方は青空、風もそよぎ心地いい。去年、この山頂でも曙草を見たのだが全く
見当たらずシロヨメナだけ。藤原山荘上の曙草に期待しようと早々に移動。
山荘上のカルスト台地を探索、シロヨメナやカワチブシが満開、テンニンソウも
咲き始め・・・ が 去年見た所には曙草が見当たらないでは ???

 諦めて天狗岩への道筋や天狗岩付近の曙草に期待しよう。が 道筋にも・・・。
 11:25天狗岩  定番の美しいシルエットの展望丘をカワチブシを添えて写す。
それにしても曙草を撮ってHPに載せようと思っているのに肝心の被写体が
無いのだ。取り敢えずはビールを飲んでから考えるか・・・、ん 樹林帯の縁を
歩いている山人が居る。 数年前 御池岳の日本庭園の樹林帯の縁で曙草を撮っていたら、山人が来て何があるんですか?聞かれたあれを
思い出した。 小生も行って見よう、もしかしたら曙草でも・・・、行ったが駄目だった。 リュックを降ろした所へ戻ろうとして、その山人と目が会い
思わず聞く、『曙草を見かけましたか』と。その御仁が『すぐ近くにありますよ』と案内されて 今年初めて出会った曙草が写真のそれである。
 ところで教えていただいた山人が あのHP『せきすいの山遊録』(現在休止中) 管理人の”せきすい”さんだった。小生がHPを立ち上げたものの
そのHPが泣かず飛ばずで 最初にリンクをお願いしたHPのひとつが”せきすい”さんだったのである。 コース図を添えた丁寧なHP創りで
親切さが滲み出た人柄を思わせた。 話していると正にそのものずばりのお人だった。HPの復活をお待ちしていますよ。
 さてと休憩は勿論ビール、つまみはチーズに秋刀魚の塩焼き缶。餅を焼いて坦坦風味の春雨スープに冷たいナシ、最後は熱いコーヒー。
いい気持ちでしばしの転寝を楽しんで14:20出発。 この時間帯でも結構山人が多くなった。
16:33発の電車で帰路に。 電車の中ではコップに焼酎を入れ サイダーで割って飲む。デジカメの写真を見ながらの一杯は電車通勤
ならではの楽しみなのである。いい天気で思わぬ人にも出会え 良き山歩きかな である。



  ////// H20. 9. 10  (水)  晴  妖しげな花、節黒仙翁を求めて 霊仙山 ///////// 鈴鹿北部 //////////  
  別ページで展示中  ここをクリック
  上丹生登山口−一の谷−くぐり岩・三の谷−漆ヶ滝−四丁横崖−経塚山−霊仙山−四丁横崖−横道−登山口   
//////////
              霊仙山(最高点)            霊仙山       経塚山

フシグロセンノウ

カラマツソウ

ミツバフウロ

イブキトリカブトと経塚山
 9月2日から3日にかけての豪雨は 鈴鹿・御在所岳裏道を壊滅状態に、
藤内小屋は土石流で流されるなど大変な被害もたらした。 霊仙山も数年前
一の谷が土石流で埋め尽くされるなどの崩壊があり 今回も・・・と不安を
抱えながらも節黒仙翁を見たくて ヒルの多い谷山谷を目指す。
 8:25出発、平日でもあり駐車場には1台も車は無い。足元をチェックしながら
進む。 土石流で埋まった一の谷出合いには新たな土石流は無かった、
意外だ??
9:15今年のフシグロセンノウに出会う、即激写。やれやれ、去年は全く
出会えなかったこともありホッとした瞬間でもあった。広畑出合いを過ぎ
9:40くぐり岩・三の谷、ここで再び節黒仙翁に。しかしながら数が少ない。
更に進み沢を渡渉した左手の斜面には 以前見た節黒仙翁の群落は
無かった。ここにはソバナも咲いていたのに姿はない、土砂で流されて
しまったようだ。
10:10漆ヶ滝、滝を見ながら急坂を足を滑らせないように登って行く。
西出商店のご主人が登山道路の整備に汗を流していた、お礼を言い
一寸話す。御在所に被害をもたらした豪雨はこちらでは左程無かった由、
ただ霊仙山の裏側(南側)はかなりの土石流があったとか。
鹿さんが道を横切るので斜面の道が崩落しやすいとぼやく。
漆ヶ滝の上に出る。
ここからが岩がゴロゴロの谷を登り詰めるこのコースの難所。かなり水が流れていることもあって今回は西出商店のご主人が整備した
迂回路を登っていく。 先月末多度山で痛めた右足の膝を庇いながらゆっくり上がる。

 先を歩いていた単独の女性山人に再度追いつく、最初会った時はビックリした。こんなヒルが多く蛇も多い鬱蒼とした一寸薄暗いコースを
単独で・・・、でもかなりのベテランだろう。
 11:05四丁横崖、ここからの急な樹林帯を抜けると急に明るくなり笹の中の山道、イブキトリカブトが今は盛り。
避難小屋付近で京都から来たと云う単独の山人に出会う。これから柏原へ向かうらしい。
 11:35経塚山。きょうは薄靄がかかり琵琶湖や伊吹山も見えない。さてとアケボノソウを探そう、いつもの場所で探すが全く姿が見えない。
ここも鹿の被害にあったのか?・・・残念。
さぁ ビールを飲もう、一旦下ってカレンフェルトの急坂を登り返す。
 11:55霊仙山(1,084m)山頂、去年10月の宴会登山以来だからほぼ一年ぶりだ。きょうは貸切だ。残念なのは薄靄で琵琶湖も伊吹山も
御池岳なども見えないことだ。 それでも涼やかな風が吹いて心地いい。 先ずは靴を脱いでおヒルさんのチェック、ん 無事だ。
保冷バッグに入れてきたビールが実に美味い。つまみはソーセージにチーズ、秋刀魚の蒲焼缶。そして餅を焼く。坦坦風味の春雨スープ、
冷やしてきたナシが旨い。最後は熱いコーヒー。
13:20大ブレイクを終え出発。帰りは井戸ヶ洞から歩き易い横道を行く。
 15:55登山口に戻る。車が他に3台止まっていた。 最後のチェック、おぉっ 靴下を脱いだら丸いものがころり・・・、やられた !! 
 が、鬱蒼とした薄暗い場所に咲く妖しげな朱色の花、節黒仙翁に出会え良き山歩きかな、だ。



 
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カリガネソウ
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フシグロセンノウ
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釈迦ヶ岳とハライドを望む


雁 金 草


釣 舟 草
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イブキコゴメグサ
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アケボノソウ

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大川入山(往復)、蛇峠山にて

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      マツムシソウ

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ミヤマオダマキ


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