幸彦2008/May-Jun

幸彦2003(1〜12月)
のダイジェスト版

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多度山 イワカガミ (H16.4.11)

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多度山 アセビ (H16.3.28)

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多度山ササユリ(H17.6.19)

   山行記録
 (詳細はプチッとクリック)


2008年(H20)の山歩き

鎌尾根・鎌ヶ岳・・H20.6.14

国見岳、ハライド・H20.6.7

段木、仙香池・・・H20.6.1

大船山(九重)・・・H20.5.24,25

入道ヶ岳・・・・・・・H20.5.6

岩ヶ峰・段木・・・・H20.5.4

御池岳東ボタン・・H20.5.3

藤原岳F・・・ ・・H20.4.29

鎌ヶ岳A・・・・・・H20.4.26

烏帽子・三国岳・H20.4.13

御池岳西ボタン・・H20.4.5

御池岳西ボタン・・H20.3.29



御池岳東ボタン・・H20.3.15

頭陀ヶ平藤原岳D・H20.3.8

頭陀ヶ平天狗岩CH20.2.29

丸山・・・・・・・・・H20.2.23

藤原岳B・・・・・H20.2.10


藤原・頭陀ヶ平・H20.2.2

藤原、頭陀ヶ平・H20.1.26

鎌ヶ岳・・・・・・・・H20.1.13

田代ヶ池多度山・H20.1.6

藤原岳・・・・・・・・H20.1.3

多度山石津御嶽・H20.1.1

多度山々行
 6.21・・・9
回<通算556回>
 
( 6/21 ササユリ、タカトラノオ)
  ( 6/8 コアジサイ) 
  ( 3/2 アセビ)
  ( 1/14 シキミ )



2007年(H19)の山歩き

養老・笙ヶ岳・・・・H19.12.24

ダイラ・・・・・・・・・H19.12.16

藤原I頭陀ヶ平・H19.12.8

御池岳K西ボタン・H19.12.2

養老山、笙ヶ岳・・H19.11.23

岩ヶ峰、段木・・・・H19.11.17

御在所岳・・・・・・・H19.11.10

高室山・・・・・・・・・H19.11.4


御池岳J西ボタン・H19.10.21

御池岳I
東ボタン・H19.10.14

霊仙山B・・・・・・・H19.10.13

御池岳H西ボタン・H19.10.7

石津御嶽多度山・H19.9.29

藤原H・・・・・・・H19.9.22

藤原岳G・・・・・・・H19.9.17

御池岳G西ボタン・H19.9.10

御池岳F西ボタン・H19.9.2

御池岳E西ボタン・H19.8.26

霊仙山・・・・・・・・・H19.8.19

中山仙境(大分)・H19.8.15

久住山(大分)・・・・H19.8.13

御池D西ボタン・・H19.8.5

伊吹山A・・・・・・・H19.7.29

伊吹山・・・・・・・・・H19.7.16

御在所・立岩・・・・H19.7.8

御在所岳・・・・・・・H19.6.23

焼尾山・・・・・・・・・H19.6.17

段木・・・・・・・・・・・H19.6.3

鎌ヶ岳、雲母峰・・H19.5.26

高室山・・・・・・・・・H19.5.20


藤原F御池C東ホH19.5.12

岩ヶ峰・段木・・・・・H19.5.4

御池岳B東ボタンブH19.5.3

国見岳・ハライド・H19.4.30

藤原岳E・・・・・・・H19.4.29

鎌ヶ岳・・・・・・・・・・H19.4.21

焼尾山・・・・・・・・・H19.4.15

藤原岳D三筋滝・・H19.4.8

藤原岳C・・・・・・・・H19.3.31

水沢岳・鎌ヶ岳・・・H19.3.21

焼尾山・御池岳・・・H19.3.18

御池岳A・・・・・・・・H19.3.10

藤原岳B・・・・・・・H19.3.3

霊仙山・・・・・・・・・H19.2.24

丸山・・・・・・・・・・・H19.2.18

坂本谷・・・・・・・・・H19.2.12

丸山、草木・・・・・・H19.2.10

藤原・頭陀ヶ平・・H19.2.3

御池東ボタンブチ・・・H19.1.28

頭陀ヶ平・・・・・・・・H19.1.21

国見岳、御在所岳・H19.1.14

竜ヶ岳・・・・・・・・・・H19.1.4

藤原岳・・・・・・・・・H19.1.1


多度山々行
 12.23・・・22
回<通算547回>
 
(7/7 ネジバナ)
 
(6/9  コアジサイ)
 (4/14 イワカガミ)
 (3/4 河津桜満開)
  (2/4  アセビ)


2006年(H18)の山歩き

藤原岳E・・・・・・・・H18.12.16

雨乞岳・・・・・・・・・・H18.12.11

鎌ヶ岳雲母峰・・・・・H18.12.3

お金明神・・・・・・・・H18.11.25

仙香山・・・・・・・・・・H18.11.12

岩ヶ峰・・・・・・・・・H18.11.5

御池岳I西ボタン・・H18.10.29

国見岳御在所岳・・H18.10.21

御池岳I東ボタン・H18.10.8

御池岳H鈴ヶ岳・・H18.9.30

藤原岳D・・・・・H18.9.10

御池岳G・・・・・H18.9.3

御池岳西ボタンブチH18.8.20

霊仙・経塚山・・・H18.8.16

別山・三ノ峰・・・H18.8.5

御池岳西ボタンブチH18.7.30

鎌ヶ岳A・・・・・H18.7.22

御在所岳A・・・・H18.7.15

伊吹山・・・・・・H18.7.1

御在所岳国見岳・・H18.6.10

御池岳西ボタンブチH18.6.4

ハライド・・・・・H18.5.21

藤原岳C・・・・・H18.5.14

御池岳東ボタンブチH18.5.4

岩ヶ峰・・・・・・H18.4.30

頭陀ヶ平・・・・・H18.4.22

三国岳・・・・・・H18.4.16

御池岳西ボタンブチH18.4.8

ダイラ・・・・・・H18.4.1

御池岳東ボタンブチH18.3.25

木和田尾・・・・・H18.3.19

孫太尾根草木・・・H18.3.11

藤原岳B・・・・・H18.3.4

藤原岳A・・・・・H18.2.25

藤原岳・・・・・・H18.2.19

鎌ヶ岳・・・・・・H18.2.11

竜ヶ岳・・・・・・H18.1.29

御池岳・・・・・・H18.1.28

多度山石津御嶽・・H18.1.7

養老 笙ヶ岳・・・H18.1.4

多度山々行
12.31・・・35
回<通算525回>
(8.15 キンミズヒキ)
(7.2  クチナシ)
(6.18 ササユリ、コアジサイ)
(3.21 ショウジョウバカマ、
           河津桜)

2005年(H17)の山歩き

藤原岳・・・・・・H17.12.31

岩ヶ峰C・・・・・H17.12.17

山上ヶ岳・・・・・H17.12.11

御池岳池巡り・・・H17.11.27

孫太尾根草木・・・H17.11.13

御在所岳・・・・・H17.11.12

藤原岳三筋滝・・・H17.11.5

岩ヶ峰B・・・・・H17.11.3

鎌ヶ岳・・・・・・H17.10.30

御池岳・・・・・・H17.10.22

御池岳西ボタン・・H17.10.16

御池岳・・・・・・H17.10.9

静ヶ岳・・・・・・H17.10.2

御池岳丸山・・・・H17.9.25

三池岳・・・・・・H17.9.19

御池岳西ボタンブチH17.9.10

霊仙山・・・・・・H17.8.28

御池岳元池・・・・H17.8.27

伊吹山E・・・・・H17.8.20

岩ヶ峰A・・・・・H17.8.14

御池岳西ボタンブチH17.8.7

別山・・・・・・・H17.7.31

愛知川・・・・・・H17.7.23

御池岳西ボタンブチH17.7.18

伊吹山D・・・・・H17.7.10

伊吹山C・・・・・H17.7.2

御在所岳B・・・・H17.6.25

伊吹山B・・・・・H17.6.19

御在所・鎌ヶ岳・・H17.6.12

ブナ清水ハライド・H17.6.5

伊吹山北尾根・・・H17.5.29

御在所・鎌ヶ岳・・H17.5.28

伊吹山・・・・・・H17.5.15

御池岳C・・・・・H17.5.14

旗山ゾロ峠・・・・H17.5.8

孫太尾根藤原岳・・H17.5.4

御池岳東ボタンブチ・H17.5.3

焼尾山・・・・・・H17.4.30

御所平・仙ヶ岳・・H17.4.29

鎌ヶ岳・・・・・・H17.4.24

三国岳烏帽子岳・・H17.4.16

藤原岳・三筋滝・・H17.4.9

御池東ボタンブチH17.3.27

藤原岳D・・・・H17.3.20

藤原岳C・・・・H17.3.13

霊仙山・・・・・H17.3.6

藤原岳B・・・・H17.2.26

孫太尾根・・・・H17.2.20

藤原岳A・・・・H17.2.12

羽鳥峰・・・・・H17.2.6

御池東ボタンブチH17.1.29

頭陀ヶ平A・・・H17.1.22

頭陀ヶ平・・・・H17.1.10

藤原岳・・・・・H17.1.3

鬼ヶ牙・・・・・H17.1.2

多度山石津御嶽・H17.1.1

多度山々行
12.23
・・35回<通算490回>
(10.23 センブリ)
(10.10 コウヤボウキ)
(6.19 ササユリ)
(4.2 ショウジョウバカマ、
オドリコソウ)
(2.28 河津桜)
(2.5  アセビ)


      幸彦 ダイジェスト版 (月をクリック)
//////////// 年度
2008年(H20)   1〜2月   3〜4月
2007年(H19)   1〜3月  4〜5月  6〜7月   8〜 9月  10〜11月    12月
2006年(H18)  1〜3月  4〜6月  7〜9月  10〜12月
2005年(H17)  1〜3月  4〜6月  7〜9月  10〜12月
2004年(H16)  1〜6月  7〜12月

////H20. 6. 14 (土)  晴後曇  山歩きの醍醐味を求めて 鎌尾根、鎌ヶ岳  ///// 鈴鹿中部 /////
別ページで展示中  ここをクリック
  湯の山温泉バス停−馬の背尾根−鎌尾根−衝立岩−岳峠−鎌ヶ岳−長石尾根−長石谷登山口−バス停 
//
       入道ヶ岳            水沢岳  野登山       仙ヶ岳    (衝立岩から望む)

ヤマホタルブクロ

サラサドウダン

コアジサイ

 御在所岳                鎌ヶ岳
 ブナ清水か鎌尾根かと迷ったが青空が見えることだし 
やはり鎌尾根だ。この時期草花も少ないものの、風が
適度にあって爽やかな心地のいい山歩きができた。
 8:00湯の山温泉バス停出発、きょうは先週に比べ山人は
少ない、それでも7,8人 多くなった。
馬の背尾根に取り付いたのは小生一人、静かな山歩きが
できると云うものだ。すっかり緑が濃くなり尾根からの
見通しも悪くなった。 シライトソウやギンリョウソウが
路傍に。
後ろから賑やかな声が、子供2人連れの家族だ。
元気だ、でもこんなルート来るのは珍しい、親御さんが
山好きなのだろう。
10:05白ハゲ、ここからの景色もいい、ビールを飲みながら
のんびりしたい所だが 行程の中途半端な所。
ハルリンドウは流石に見えない、ベニドウダンも終わりだ。
鎌尾根に取付き10:50いつもの休憩場所から鎌尾根を仰ぐ。
残念ながら青空が薄靄に隠れだした。
風がちょっと強くなったもののこの尾根筋には心地良い。
アップダウンを繰り返しながら行く、数組の山人らと行き交う。
水沢峠から上がってきたのだろう、この鎌尾根は厳しいところがあるとは云うものの山歩きの醍醐味を味わえる。 
 しかしながら7年前の冬
(H13.12.24鎌ヶ岳水沢岳) 雪の鎌尾根を歩いた事を思い出すと 何と無謀なことをしたのだろうと 
ぞっとする。初めての鎌尾根を しかも雪の鎌尾根を・・・、天気が良かったからいいものを。
 花崗岩のガレ場や樹林帯の中をアップダウンを繰り返しながら衝立岩の上部に。尾根の両サイドの景色は素晴らしいし、
尾根筋には適度の風が通り過ぎ なんと心地のいいことか・・・。 11:30 綿向山、清水の頭、雨乞岳、イブネ、御在所岳、
鎌ヶ岳の大パノラマを見ながらビールタイム。冷たーいビールの喉越し、なんと美味いことか !! 秋刀魚の蒲焼缶を温め
フォークでつまむ。そして 定番となったナンと餅を焼いて熱いキーマカレーに浸けて食す、実に美味い。ブラックペッパー
入りのチーズもグーッである。 最後は熱いコーヒー。
 12:40大休憩を後にし、素晴らしい景色を見ながら鎌ヶ岳へと出発。
 13:55鎌ヶ岳山頂(1161m) この時間では山人も少ない、4,5人ほど。 
さぁ 帰ろう。 ところが帰りは大変な目に。三ツ口谷への途中から初めての長石尾根を歩く。この尾根がこんなにも
アップダウンがある尾根とは思わなかった。その上 風も強くなり 帽子が飛ぶは 枝が顔に当たるは えらいめに・・・。
15:20長石谷登山口に出たときはほっとしたものだ。


/// H20. 6. 7 (土)  曇時々ガス ササユリ見たさに 国見岳、ハライド ////// 鈴鹿中部 //////
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 湯の山温泉バス停−中道−御在所朝陽台−国見岳−ヤシオ尾根−ハライド−風越峠−希望荘−湯の山温泉駅
////
                                   釈迦ヶ岳

ハライド

ササユリ

ベニドウダン

鎌ヶ岳、大黒岩
 入梅後の最初の週末、明日は雨模様、きょうは晴の予報で電車通勤、
しかしながら青空はほとんど見えなかった。鈴鹿の最後の藪漕ぎ場と
なったハライドから南コブ、やはり歩き辛い。
 近鉄湯の山温泉からのバスには登山客がいつもより多いような、
ガソリン高で車から電車に乗り換えたのかな。
 8:00バス停を出発、陽が射しまずまずの天気と思われたが山道を
歩き出すとガスが出、空も青空がほとんど見えなくなった。負ばれ石、
地蔵岩と奇岩を見ながらざらざらとした花崗岩の岩場を歩く。以前
見た場所にはササユリはなし。地蔵岩の辺りに蕾。 ちょっとルートを
外れて巨岩が聳える立岩へ。釈迦ヶ岳やハライドがかすんで見える。
青空が欲しい・・・・。
 9:40大キレット、団体さんが鎖に掴まりながら下りて行く。このキレット
から急勾配の登りが続く。展望岩から振り返るが四日市市外は靄の中、
立岩や地蔵岩も・・・。
岩場を下りて行くとハルリンドウがあちこちに咲いている。この付近の
ベニドウダンやサラサドウダンはほぼ終わり、イワカガミも。
10:45御在所朝陽台、いつものように前をゴンドラが行き交う大黒岩を
拝む。あそこでビールをと思うが未だ早い。きょうは長丁場、早々に
国見岳へ向かう。サラサドウダンの残滓が地面を覆っている。
11:25国見岳(1166m)、岩の上から正に国見、イブネの方はよく見えるが
残念ながら青空はなく、釈迦ヶ岳方面はガスで見えない。 岩から
下りようとしたらバカチョンのデジカメが先に下りて行く・・・オー、ノーッ。
慌ててチェック、ボディにはでこぼこが目立つが 写せる、良かった。
すぐ下の岩場で休憩。ハライド迄行くか否か思案、ガスで見えなきゃ
行っても無駄か?ビールを飲みながら釈迦方面を窺っているとガスが
晴れてきたようだ。 やっぱり行こう、12:00出発。
12:20ヤシオ尾根分岐。 きのこ岩をちらりと見てヤシオ尾根を下って行く、目の前に大好きなハライドが現れる。12:50腰越峠。
「愛知 豊川」と書いたリュックを背負った10人位の若者が登っていく。ワンゲル部の皆さんだろう。
13:05ハライド(908m) 皆さんの邪魔にならぬよう、一寸奥に入り薄靄の中の御在所岳や国見岳を見ながらビールタイムだ。
きょうは餅とカレー。餅を焼き温めたビーフカレーにつけながら食す。凍らしてきたビールが解けて何と冷たく美味いビールか。
そして これまた冷たいストロング氷結(Al.8%)、ブラックペッパー入りチーズと共に、至福のひと時だ。
14:05出発、鈴鹿で唯一残ったと言っていいだろう 笹薮の藪漕ぎに突入、蒸し暑いきょうは堪える。 南コブを経て15:20風越峠。
藪から出て ほっ だ。 16:36発の電車の中で最後のビール。



/// H20. 6. 1 (日)  晴後薄曇 久し振りの鈴鹿 段木、仙香池 //////// 鈴鹿中部 ////////
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   八風射撃場跡−八風・中峠分岐−仙香池−段木分岐−段木−段木取付・林道−射撃場跡 
//// 段木

タツナミソウ

サラサドウダン

ベニドウダン

仙 香 池
 昨日釣った小鯛や大型鯵の刺身用の捌きに時間を取られ
遅い”出勤”。
 11:20八風射撃場跡を出発、車が路上脇にまで停められ
登山者は結構多そうだ。
林道脇にはコアジサイやタツナミソウが咲き、新緑も濃く
なってきた、でも光を透す明るい緑はまだまだ美しい。
 昨日の雨で水量も多く、沢音がうるさいほど、それに
混じって蛙の泣き声も聞こえる。すっかり初夏になった。
今年は山芍薬や石楠花の花も見損なってしまった。
久し振りの鈴鹿の山歩きだ、雨上がりもあってヒルさんの
いない山を・・・そしてあの段木の岩場でビールを飲みたくて。
きょうは、中峠から仙香池、いつ歩いても気持ちのいい
県境稜線から段木の岩場コース。
タニウツギやサラサドウダン、ベニドウダン、ヤマツツジなど
を見ながらの山歩き、山上での冷たいビールが美味くなるぞ。
風はそよと吹く程で汗ばんだ体に心地よい。
その上、新緑の中の山歩きはホンに気持ちいい。
 12:55中峠、ちょっと薄曇で遠望は効かないものの山の下は
麦秋が点在、田植え後の緑の中に黄土色。
 13:05仙香池、水面に明るい黄緑色の木立を映した雰囲気が実にいい。 5月初めに歩いた時に比べ樹林帯の中が少し暗く
なったようだ。それだけ木々の葉が出揃ったのだ、この付近のシロヤシオは既に終わり その葉も縁が赤くなっている。 
それにしてもこの稜線歩きの何とも爽やかなことよ・・・。
 13:35段木への分岐点。 藪の中の尾根を下りて行く、5月初めに出会ったハルリンドウやイワカガミは終わり、イワカガミの
瑞々しい葉の輝きが一段と美しい。 石楠花も錆色の花の残滓後から上につんと伸びた新緑が出始めている。
 13:55段木の岩場、おぉ、来て良かった。空の青さは今一で また遠望は効かないもののこの360度の大パノラマは素晴らしい。
先ずはビールでこの素晴らしい風景に乾杯だ、実に美味い。 定番となったキーマカレーを温め、ナンを焼く。きょうは餅も。
熱い焦げの入ったナン、カレーに付けて食す、そして冷たーいビール、この醸し出す美味さは、至福のひと時だ。また熱々の
餅もカレーに付けて食べる。これも実にいい。 
 15:15至福の時間を終え帰路に。山上の満開のタニウツギを見て藪と樹林帯の中に突入、急勾配の坂道を木々に
掴まりながら下りる。 15:40林道に出る。 きょうの山歩きのなんと素晴らしきことよ・・・。



/// H20. 5. 24 (土)、25 (日) 曇後雨、曇 ミヤマキリシマ求め 大船山 ///// 九重、大分 /////
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   長者原登山口−すがもり越−三俣山−北千里−法華院温泉(泊)−坊ヶツル−大船山−雨ヶ池−長者原 
/
              白口岳     中岳  天狗ヶ城                   三俣山

       ミヤマキリシマ

大船山山頂より久住山、中岳を望む

オダマキ

雨ヶ池へ向かう途中のミヤマキリシマ、振り返って大船山を仰ぐ
 気圧の移動が遅く、天気回復の目論見が見事に外れ
初日は冷たく寒い山歩きとなった・・・
 24日、11:15長者原登山口を出発、眼前の三俣山は
中腹までガスに覆われ今にも雨が降ってきそうだ。
林道から登山道に入ると この辺りのミヤマキリシマは
今が満開のようだ。ここがこんな状態だと大船山の
山頂のミヤマキリシマは満開にはほど遠いのでは・・・
硫黄山から硫黄の匂いが風に乗ってき温泉の匂いだ。
ゴロゴロの火山岩の坂を登りきり すがもり越えの
避難小屋付近から雨がポツリポツリと・・・。休まずに
三俣山へ行こう。
監視カメラが見え出す頃から本格的な雨に、そして
風も強くなってきた。久住山や大船山などは全くの
ホワイトアウト。実は雨具などは用意してなかったのだ。
と云うより雨具を着ても汗で中から濡れて来るので
最初から持ってくる気もなかったのだが。寒くなってきた。
途中で引き返そうとも思ったが折角だからと一番手前の
西峰(1687m)に13:10、来た証に写真を一枚。この辺りの
ミヤマキリシマやマイヅルソウなどは蕾のままだ。
更に雨脚が強くなる、時折り眼下に北千里の白い砂地。
ぬかるんだ道に脚を滑らせながら避難小屋に13:20辿り着く、止むまで雨宿りをしよう。久住山への山行はパス。6年前の
今時分の久住山でも雨にやられ一寸怖い思いをした事を思い出す。避難小屋といってもここは天井が有るだけの吹きさらしで
寒い。約1時間待ったが小雨になったものの止みそうもない。この間2人の山人が通っただけ。小雨になったしじっとしていても
寒いだけ、出発しよう。小1時間もあれば法華院温泉に行ける。小雨の中 北千里ヶ浜を歩く、山の中の砂浜だ。
砂浜が尽きると谷間の向こうに草原の坊ヶツルが見え出す。この谷を下ったところがきょうの宿泊場所法華院温泉だ。
15:10法華院温泉、早々に受付を済ませると、大部屋に案内される。個室は既に満室で、きょうは団体が多くてこの大部屋も
いっぱいで、宿泊客は200人以上だろう。 濡れた衣類を干して温泉へ。ちょっとぬるいが冷え切った体には温かい。
17:30より夕食、あまりに大勢なのでゆっくりもできず マグカップに熱い御茶をいれて大部屋に戻り これに焼酎をいれて
お湯割り。 雨は止むことなく屋根を叩く雨脚が強くなっている。
隣り合わせた長崎および東京からの山人と山談議、特に東京の御仁の話にはビックリ、こんな九州にも何度も来たとか、
海外の山、特にニュージーランドの南島の話は新鮮だった。海外には40数カ国行ったことがあるとか、羨ましい。

 25日午前4時ごろ目が覚め そして”トッキョキョカキョク”と不如帰のさえずりが聞こえる、雨は止んだのかな?
4:55出発、未だ暗いが雨は霧雨状態。坊ヶツルの板敷きの回廊を通ってキャンプ場へ そして樹林帯の中へ。
標識の温度計は13℃。樹林帯の中に突入すると濡れた草木ですぐにズボンがびしょ濡れ、木に触れると上からばらばらと
水滴が・・・、あっという間に全身がずぶ濡れに。それでも寒さは感じない。5:55 五合目、雨は止んだが 白口岳から
三俣山に連なる山並みにはガスが降りてきて頂きは見えない、然しながら坊ヶツルの草原の瑞々しさは美しい。
6:30段原、周りはガスでホワイトアウト、この付近のミヤマキリシマはほとんどが蕾状態、一株のみ咲き始め。急坂を
登り詰め、山頂の岩場が見え出す頃にはガスがだいぶ晴れだす。
 7:00ジャストに大船山山頂(1,787m) 温度計は10℃、時折り白口岳の頂が見える、晴れるまでビールを飲みながら
待つとしよう。 そこへ昨夜の東京から見えたKさんが到着、お互いの記念写真を撮る。Kさんはすがもり越経由で
11:45発のバスで帰ると云うので早々に下山。小生も同じバスだが雨ヶ池経由なので8:30が下山タイムリミット。
 ガスが晴れるまでビールだ、神々しい山の頂でビールを飲みながら旅のお供に買ってきた週刊誌のヌードグラビアの
ページをめくる。 なんだか あの『天の岩戸』の雰囲気、アメノウズメノミコトが岩戸の前で裸で踊るあれである。
ストリップショーの元祖がこのミコトとも言われ芸能の神様でもある。踊りの賑やかさに お隠れしていた「天照大神」が
そっと岩戸を開けると明るく・・・
 オォ、ガスが晴れだす!! よし、眼下に見える御池を探検し戻ったら完全に晴れているだろう・・・・。と目論んで戻ってきたが
左程変わらず、逆にガスがまた出てきた。そこへ団体が上がって来る、静かな宴会も破られたので8:20下山開始。
続々と登山者が上がって来る。
 「坊ヶツル賛歌」を口ずさみながら広々とした草原を歩く、何と気持ちの良いことよ。
11:15長者原登山口、温泉で汗を流したいが時間がない、やっぱりビールだ。食堂で鳥てんを注文し生ビールをグイッ、
実に美味い、のである。 壁面の紅葉とミヤマキリシマの九重連山の写真が これまた実にいい。


/// H20. 5. 6  (火)  快晴  薫風を肴に宴会山行の 入道ヶ岳 //////// 鈴鹿中部 ////////
別ページで展示中  ここをクリック
       椿大神社−北尾根−北の頭−奥の宮−入道ヶ岳山頂−二本松尾根−椿大神社 

                                鎌ヶ岳                   御在所岳

新緑の中のヤマツツジ

ハルリンドウ

マムシグサ

入道ヶ岳山頂から伊勢湾を眺望
 昨日の雨が嘘のような、きょうは素晴らしい快晴の
絶好の山歩き日和。 また山に行かねばならない、
困ったものだ。 脚が癒えた変音子さんと宴会山歩き。
電車、バスと乗り継いで椿大神社に9:12到着。
参拝して  9:25、 6年振りの入道ヶ岳へ出発。
北尾根コースは厳しい急坂の連続、疲れる。
先ずは杉や桧の樹林帯の中を急登、終わったと
思いきや今度は二次林の中の急坂登り、そして次は
馬酔木のトンネルの中の急登。これが開けると
素晴らしい光景が待っているのだ。
11:00北の頭、ここからの景色はすばらしい。目の前に
水沢岳、鎌尾根、鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳が座す。
後ろを振り向けば入道ヶ岳山頂、その右奥に野登山、
双耳峰の仙ヶ岳。
変音子さんお奨め、一本木立の下で休憩
(座ったままで上の写真の光景が見られる)。
ちょっと冷たかった風も止み今度は暑いくらい。
冷たいビールが実に美味い。変音子さんから頂いた
燻製風の卵や出汁巻き卵焼きをつまみにグビリ、
そして定番となった熱々のナンとキーマカレー、
ブラックペッパー入りチーズに焼酎のお湯割り、いい景色を堪能しながらの酒は美味い。最後に抹茶草餅、これが
美味かった。あの抹茶の香り、味がえにも云えない・・・、変音子さんの分も頂いてしまった。
大ブレークの後は岩坐までと思ったが時間切れで奥の宮からちょっと行った所で撤退。 13:30入道ヶ岳山頂(906m)、
素晴らしい風景だ、気持ちがいい。 草原の中で腰を下ろしたり寝転んだり・・・の光景。大学生だろう、若い人ばかりだ。
バスの時間が待っているので残念ながら下山、また馬酔木のトンネル、杉林のだらだら道、の二本松尾根コースを下りる。


/// H20. 5. 4  (日)  晴  新緑の斑模様楽しみに 岩ヶ峰、段木 /////// 鈴鹿中部 ///////
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     栃谷橋傍P−東尾根−岩ヶ峰−県境稜線−段木分岐−段木−八風射撃場跡  
////
段木へ降りる途中で(奥に御池岳、竜ヶ岳) 仙香山         八風峠            三池岳    

イワカガミ

シロヤシオ

アカヤシオ

岩ヶ峰、山頂すぐ右下の白い物が鏡岩
 きょうも素晴らしい天気だった。もしかしたら石楠花に出会えるかも。
靄がかかっていて車窓から見る鈴鹿の山並みが見えなかったが 
徐々に晴れだした。 石楠花には出会えなかったが 谷間から聞こえる
渓流の音や鶯の鳴き声、風がそよと流れ汗ばんだ体に心地よい、
そして新緑を見ながらのビール、段木の岩場での休憩は至福のひと時、
極楽、極楽・・・の山歩きだった。
 10:05栃谷橋傍の林道を歩く。沢を渡渉して東尾根に取付く。
すぐに藪椿やイワカガミが出迎えてくれる。イワウチワはほとんど
終わり、アカヤシオも花びらが一面に散らばっている。
 10:45キレット、これから行く段木や三池岳の山並みを仰いでいると
白いものが、シロヤシオが咲き始めている。
 11:00 中腹に鏡岩を抱いた岩ヶ峰が姿を現す。この付近のアカヤシオや
ミツバツツジは終わっているが 代わりに明るい新緑の山肌が美しい。
岩場の尾根を上がっていく、熱くなった体に風が心地よい。 右手に
鏡岩が見える辺りの木々は未だ芽吹きしておらず明るい。 この尾根の
一番の難所の岩壁をトラバースして 急坂を這うように上がる。
 12:00岩ヶ峰(919m) 未だ満開のアカヤシオが残っていた。 更に岩団扇、
岩鏡、石楠花の急な岩場を登る、残念ながら石楠花の蕾すら見えない。
 12:30ロープに掴まりながら釈迦ヶ岳・三池岳を結ぶ県境稜線に出る。
未だ芽吹きしていない林の中にミツバツツジのピンク色の花が鮮やか。
この稜線歩きはいつ歩いても風景は素晴らしく、気持ちがいい。
歩いて来た東尾根、岩ヶ峰、中腹の奇岩の岩場を見る。
 13:10段木への分岐、尾根を下っていく。ハルリンドウの紫が鮮やか。
イワカガミは未だ蕾、石楠花もまだまだだ。 途中で見る三池岳への
稜線が美しい。
13:30段木の岩場に立つ、ここは360度のパノラマを楽しめる。仙香山、八風峠、三池岳の稜線を仰ぎ、振り返れば
伊勢湾をそして 靄がかかって かすかにだがセントレア(中部国際空港)が海に浮かんでいるのが見える。
風も心地よく、山腹の新緑の斑模様を楽しみながらビールをグイッ、素晴らしくうまい。ソーセージにブラックペッパー
入りチーズ、実にいい。 餅を焼こうとしたが金網が見当たらない、オォ ノーッ、仕方が無い非常食のラーメン袋を
取り出し餅を入れてラーメンをつくる。 最後は熱いココア、だ。 休み過ぎた、片づけだ、ん、なんとリュックの中に
金網があるでは・・・。
14:40出発。急坂の尾根を下る、この尾根は最初の入口付近が道に迷い易いので要注意。 この尾根にも岩団扇が
咲き残っていた。  15:25堰堤前の尾根の取付きに降り立つ、良き山歩きかな、であった。


/// H20. 5. 3  (土)  快晴 春の山野草を求めて 御池岳・東のボタンブチ ///// 鈴鹿北部 /////
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 コグルミ谷−カタクリ峠−真の谷−東のボタンブチ−幸助の池−夕日のテラス−真の池−幻の池−カタクリ峠−コグルミ谷
/
御池岳・東のボタンブチより藤原岳、竜ヶ岳を望む

ハシリドコロ

ホソバノアマナ

フデリンドウ

北 池
 少し靄のかかった天気だったが素晴らしい天気だった。真夏日の所も
あったらしいが 御池岳の台地ではそよ風が吹き気持ちのいい山歩きが
できた。
 コグルミ谷の第2駐車場を7:50出発、御池岳への山人は多そうだ。
草木の芽吹きが始まったばかりなので踏み跡がはっきり。
コグルミ谷五合目を過ぎた辺りからカタクリがイナバウア状態。
8:40カタクリ峠、4、5人の山人が休憩中、ここでも名のとおりカタクリが
満開。
 さてここから真の谷へ降り花の散策へ出かけよう。
カタクリやニリンソウが満開、ハシリドコロも・・・、 目的の花はまだまだ。
若干気落ちしたが芽吹きが未だの樹林帯の中は明るくて気持ちがいい。
 11:55御池岳・東のボタンブチ。意外や誰も居ない。この付近にも花が
多い、ニリンソウは足元一面に、そしてホソバノアマナ、イチリンソウ、
キクザキイチゲも。
 さてと、お昼時でもあるし 藤原岳から竜ヶ岳、その奥の釈迦、御在所
雨乞などの絶景をを見ながらビールタイムとしよう。 お気に入りの
ブラックペッパー入りのチーズをつまみにしながらグビリッ、美味い!!
定番となったキーマカレーとナン、焼いたナンとカレールーの熱々と
冷たいビールが堪らない!! 休憩中にここを訪れた山人は2人だけだ。
大パノラマを堪能しながら、時折りの小鳥の囀り、静かな静かな至福の
時が流れる・・・のである。
 13:20大ブレークの後はどうしようか。池巡りにしよう。 奥池、幸助の池
風池、丸池・・・ そして夕日のテラスで天狗堂、T字尾根を眺望。
次はウリハダカエデ、サワグルミ、南池、真の池、北池、道池へ・・・
 県境尾根に上がるとカタクリが満開、そして幻の池を巡る。
16:05カタクリ峠に戻る。 不思議にもこの間全く山人に会わず。
長命水で疲れを飛ばしてタテ谷分岐を過ぎた辺りで黄色い花が・・・
ヤマブキソウだった、が 谷風が始終吹いて写真を撮れず、残念。
 帰りはあじさいの里、阿下喜温泉で湯ったり

幻の池



 
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カリガネソウ
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フシグロセンノウ
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釈迦ヶ岳とハライドを望む


雁 金 草


釣 舟 草
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イブキコゴメグサ
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アケボノソウ

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大川入山(往復)、蛇峠山にて

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      マツムシソウ

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ミヤマオダマキ


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