山幸彦版つれづれ草


21.喪中はがき・・・(H15.12.20)


20.ピアニスト藤原由紀乃・・・(H15.11.29)

19.多度祭り、至福のとき・・・(H15.5.5)


18.名フィルとシバの女王・・・(H15.3.9)

17.多度山のイワカガミ・・・(H14.12.8)

曇り空、今にも降り出しそうな中を多度山に登る。 平成5年から記録を付け始めてから今日で373回目(今年は41回目)の山歩きとなった。 我家から歩いて往復2時間弱だ、多度山の標高は403m。
遠くに行けないとか、何もすることが無い時にぶらりと歩いてくる。
最近はマウンテンバイクで登ったり、走って登ったりなどいろんな登り方をする人が多くなった。もちろん家族連れや中高年のご夫婦・団体さんなどが多い。
今日も (9時半過ぎ)ちょっと天候が悪い中 、駐車場には30台位の車が停まっていた。
今日の歩きは愛宕神社から登る。

この登りで 最近(H14.11.16)新しいルートを発見。
愛宕神社はもともと多度山の中腹に有ったらしい。実はこの愛宕神社から登り 杉林の中の急な坂を登って尾根に出、電波反射板の少し手前の右手に別な尾根が有り踏み跡も有った。
帰りにこの尾根を下りて行くと 石で造られた苔むした手水に出くわす。 またそばには愛宕神社跡と書かれた石柱があった。
更に下りて行くと きらきらと輝く葉の群生が現れた。イワカガミの群落だ。
これで多度山のイワカガミの群生地を3ヶ所確認。 ちなみにこのルートはみかん畑のそばを右に折れて 更に下り、もう誰からも忘れ去られたのか お参りした形跡の無い石のお墓が何基もある 薄暗くちょっと無気味な場所を通って、このすぐ下に有る今の愛宕神社裏に出る。

あと2ヶ所のイワカガミの群生地は多度山の展望台から石津御嶽分岐に行く手前の鉄塔へ行く途中の地点と、山頂から林の中を下るルートの途中にある。 先日(H14.11.2)この下るルートで イワカガミが一輪咲いているのに出会った。びっくり 狂い咲きか? 春に咲く花なのに。
山頂から少し下った所にはセンブリが咲いていた、これは季節通りの咲き方。

ルートを変えながら歩くと新しい発見が有るものだ。

 

16.山口県長門市仙崎・・・(H14.11.16)

山口県長門市仙崎、この地名を聞いて何を思い出すだろうか?
福岡に居たことがあって、また知っている方に長門市出身の方が見えたので、『仙崎かまぼこ』 とか『湯本温泉』しか思い付かない。

先日(11月3日)、鈴鹿山系の奥に有る愛知川の紅葉を見に山に登った時、イヤホンから 「童謡詩人 金子みすず」の特集(NHKラジオ)が聞こえてきた。約3時間に亘ってあったが 彼女の詩を聞いて涙が出てきそうな、不思議に感動したのを覚えている。
そうなんです、童謡詩人『金子みすず』の生まれた地であり 大正から昭和初めの26年間という短い生涯を終えたところなんです。

彼女の名前は聞いたことがあったが『詩』に接したのは初めて。
彼女の詩に出会って 自分のライフワークに大きな影響が有ったと言う、金子みすずの詩に曲をつけた吉岡しげ美・「大漁」という詩に出会って画風に影響を受けた 風の画家 中島 潔 両氏のインタビューなどが流れ、詩の朗読も有った。
短い生涯に約500編の詩をつくったが その幾つかが朗読された。
「不思議」「お魚」「大漁」「石ころ」など不思議に優しさがこもっていて、詩の対象になったそれぞれが生きた主人公となり、活きとし活けるものをホントに大事に謡った詩が多く 感動を覚えた。

実は詩についてはあまり興味が無かったのに 金子みすず の詩に接して詩がこんなに素晴らしいのかと思い直した。
彼女の詩は今では小学校の国語の教科書に紹介されているという。
詩人であの有名な萩原朔太郎の詩は怨念の詩が多いともいうが 彼女の詩は ほのぼのとした「活きる」命を大事にした詩が多いのでは・・・

 

15.透き通るような声・・・(H14.9.23)

山歩きをする時は 必ず携帯ラジオを持ち歩き イヤホンで聞いている。
ほとんどはNHKのラジオ番組で天気予報やニュース、トーク番組を聞くことが多い。

先日 リクエスト曲で森山良子の「この広い野原いっぱい」なる唄が聞こえてきた。
なつかしい思い出のある歌だ。
彼女の声が素晴らしい、”透き通るような声”といった形容が一番似合うかなと自分では思っているが・・・

彼女の歌声と同様な”透き通るような声”の持ち主には 芹 洋子、倍賞千恵子、岩崎宏美らがいると思うがどうだろう・・・。 声がほんとに素晴らしいし、歌も上手い。

芹 洋子 の「毬藻(まりも)の歌」や「坊がつる讃歌」、倍賞千恵子の「さくら貝の唄」や「宵待ち草」、岩崎宏美の「ロマンス」などなど 、じっと耳を傾けられる唄が多い。

残念ながら、最近の歌手には そんな”透き通るような声”の持ち主に出会わない。
いやいや あんたはんが時代遅れなんや・・・・と言われそうな。
でも 透き通るような声で唄う 歌は じっと耳を傾けたくなる・・・・・・・・

 

14.健 康・・・(H14.9.5)

最近は 同僚や友人との話の中でも「健康」が話題になることが多い。また新聞や雑誌、テレビの番組でも取り上げられることも多くなり、それらの記事や番組を見ようという意識に いささか 自分ながら驚いている。

30代、否 40代半ば頃まで 新聞や雑誌に掲載、テレビ番組で流されても 自分から読んだり、見ようともしなかったのが最近は違う。
何か為になることや気を付けなればならないことはないかと 意識しながら記事や番組を追うようになった。
深層心理というか 意識下に長生きをしようといった意識があるのか?
自分では あまり長生きしても周りに迷惑を掛けるだけ なんて気もありながら、どこかで元気に長生きしようなんて 勝手な意識がどこかにあるのかも・・・

最近は 健康診断の数字にも一喜一憂している。
10年程前には酒の飲み過ぎか不節制な生活からか 肝機能数字GOTやGPT、γ−GTPが軒並み3ケタで いくら注意されても生活態度は変えず、検査のたびに注意されつづけたが直らず、とうとう業を煮やされて『慢性肝炎』を言い渡された。 そして次には エコー検査の結果、肝臓の周りに脂肪がつき 『脂肪肝』も言い渡された。
その後 どこかで意識し出したのか 近くの多度山(標高403m、家から徒歩往復2時間)に土、日天気のいい日には登るようにしてきた結果、先ず 「脂肪肝」が消失。消失には3年ほど掛かったか、そして最近時はとうとう肝機能数字が20〜40に納まってき正常になってしまった。

あとは血圧のみ、90台前半〜140台が続いている。
家系的にも血圧だけは何ともならないのではと観念はしているが、どこかで正常にならないかとも思っているふしがある。 ちなみに降下剤などの服用はしていないし 食事療法もまだ・・・・だが 時折タマネギのスライスを毎日食べたり<長続きはしないが>することもある。

 

13.ペロの死とカラスの驚異・・・(H14.4.21)


ペロ H14.3.16撮影(最後の写真)

H14.4.14未明 我家の愛犬ペロが昇天した。
14才だった(犬の世界では老犬、人間の世界では70才台だ)。
みんなから可愛がられ、番犬として頑張ってくれた・・・。
ペロの兄弟は5人(?)兄弟、兄弟の仲で一番の長生きだった。
他の兄弟は血の病気やなんかで先に他界してしまったと聞いている。
このペロも 最近はめっきり年とったなーと感じてた、歩くスピードが遅くなったし、顔の輪郭も精悍さが無くなってきてた。

H14.4.13朝、餌を与えに行った時は いつもだと小屋から飛び出てき 餌を早く置いて行けと吠えてたのに、きょうは小屋からは出てこなかった。

午後5時過ぎに山から戻って来た時には、小屋の前にうずくまっていたので 小屋からでて日向ぼっこをしてるんだなと思った。

家の中に入り、テーブルの上にあった子供の置き手紙をみてびっくり !!

「ペロの様子がおかしい、ペロの周りにハエがとまっているし、またカラスが2羽飛んできている・・・変な鳴声がした・・・」
びっくりして外に出 「ペロッ」と声を掛けたが動く気配が無い。
近寄ってまた「ペロッ」と叫んだら首を上げたが立ち上がろうとしない。背中をさすってやったが立ち上がらないし、こころもち体の暖かさがないなーと思った。
カラスの攻撃にあわないようにダンボールで囲ってやった。
H14.4.14朝 もう動かない、体も硬直していて夜中に昇天してしまったのだろう。 ・・・合掌・・・


それにしても カラスの動きには驚愕、まだ息をしてたのに どうしてペロの死が近いとわかったのだろう ?

 

12.家庭菜園にもデフレスパイラル・・・(H14.3.12)

先々週(3月3日、日曜日) 年3000円で借りている10坪余りの畑を耕し 一畝にジャガイモの植付、もう一つの畝には いんげん と キャベツの種蒔をし、先週(3月10日)は レタスの苗の植付。
畑には他にタマネギが育っている、獲れ頃は6月。 そして 今日は大きく結球したキャベツを収獲。

かみさんのアッシー君となり 昨年オープンした国道一号線沿いの四日市のジャスコに行った。
新製品のビール・発泡酒、焼酎や清酒を見ながら 隣の食品売り場を覗いてビックリ !!
何と キャベツ1個が78円で売られているではないか・・・!!
この78円が高いか 安いか 個々人の見方に差異が有るだろうが、小生にとってはあまりにも安いとうつった。 たしか 以前 見た時は安くとも1個100円はしていたと思ってたが・・・・
このことをかみさんに言ったら 一号館(桑名、四日市で展開しているスーパー)では1個38円というのもあった由。 ヒェーッ !! 再度 びっくり。

実は今回収獲したキャベツは 昨年 一株50円の苗を植えつけたもの。 これが なんと スーパーで38円、78円とは・・・農業も製造業と考えると原価割れもいいところ。
家庭菜園とはいっても化成肥料や石灰なども使う。その費用を考慮すると (もともとは家での生ゴミ処理が目的だったのだけど)・・・。
買った方が安い !!

しかし 野菜を育てて食することには また別の満足感がある。 家庭菜園にも広がって来たデフレスパイラルのもとでは、 救いはこれ・・・しか無くなった。

 

11.2002年 初日の出・・・(H14.1.1)

近くの多度山(403m、今年初めて 通算333回目)で 初日の出を見ようと家を出、空を見上げると 真上には星が、西の空には真ん丸のお月様がきれいに見える、しかし 東の空には雲があるみたいで暗い・・・・今年はだめか?

恒例になったが 多度山の麓にある宇賀神社に初詣で、10円のお賽銭。
そして いつも熱くて美味い甘酒をいただいてから山に登る。 これが ホンに美味いのだ。 ただし いただく前に 「志」を払う・・・
金額は書かれてない。まさに「こころざし」 、ここで人間の”見栄”というか ”葛藤”が生じる。「志」を入れる箱に素早く眼をやる。10円、50円、100円、500円玉が・・・・圧倒的に100円玉が多い、次が10円玉、一番少ないのが500円そして50円玉とつづく。 なんと素晴らしい観察眼??
ここで 既に用意してあった小銭をポケットの中で手探りし、いつも100円玉しか持っていないかのごとく、100円玉を入れる。
”セレモニー”が終わり、暗い中を登って行く。 名古屋市街の夜景や、木曽三川公園付近の車の明かりの列(初詣客が多い)がきれいだ !!

山頂には100人くらいの人でいっぱい、昨夜からテントで過ごした人も(テントが三つほどはられてあった)・・・ 熱いコーヒーや熱燗で今かと日の出を待っている。

伊勢湾が橙色に変わってきたが一部だけ、その上には雲がかかり、その雲の層に少しすきまが覗かれ、そこが赤く染まっている。
気象庁予報の日の出時刻は7:00だが、
7:04雲の層の切れ間から朱色の太陽が丸い縁を見せながら登ってくる。一斉に拍手が・・・・、3分の2を見せた頃 太陽の上部が上の層の雲に隠れ始める。

最初から雲が無く日の出が間違いなく見れるよりも、どこかから日の出が見えてこないか、そして見えたことの方が有り難味があるような・・・・。今年の日本の景気の行方を象徴するような、隙間から明るさがみえた !! ぜひ そう あって欲しい。

 

10.枯れ葉 ♪枯れ葉よーー♪♪・・・(H13.11.11)

山は紅葉の季節である。木々の赤や黄の葉が日に映えてきれいだし、道に落ちているシロモジなどの黄色い葉の絨毯がこれまたきれいだ。 また風に飛ばされひらひら舞う姿も風情が有る。
酒の肴にもってこいだ !!

今日のNHKのラジオ深夜便午前2時台で 「枯れ葉」 の演奏の特集ががあった。
イブ モンタンの ♪枯れ葉よ〜 ♪♪ の歌が最もポピュラーだが 歌詞の無いメロディもいいものだ。 それぞれのジャンルの有名な演奏家が「枯れ葉」を演奏、 ♪♪ 枯れ葉よ 〜 〜 ♪♪♪、 12〜13種類の演奏があり、布団の中で しかも暗闇の中で聞いているといろんな連想が浮かんでくる・・・・・

たとえば カラベリときらめくストリングス や レーモンドルフェーブル のイージーリスリング風の ヴァイオリンのストリングスは明るい枯れ葉を思い浮かべるが、ヴァイオリンでも物悲しい雰囲気を醸し出す演奏はパリの熟男・熟女の別れ行くような様子が・・・・(決して日本、日本人ではない)
かと思えば ジャズ、ラテン調の「枯れ葉」は 葉っぱがリズミカルに飛んだりするような舞いの光景が・・・
また ピアノ演奏では 赤や黄の葉っぱがきらきらと輝きながら舞っている風景が浮かんでくる・・・

演奏とは面白いものだ !! 楽器や演奏家によって ひとつの曲が いろんな光景を連想させる曲になる。

同じ山でも その風景は 決していつも同じものはない。季節や その日の天候で常に変わった風景を見せてくれるし、登った本人の気持次第でも変わってくる・・・

きょうの天気はまた抜群によかったのに 多度山に登っただけで、 かみさんの買物につきあわされアッシー君となってしまった、 ♪かれはよーー♪♪ (かなしいかな・・)

 

9.中高年登山者増一考察・・・(H13.9.15)

昨今の山は高きも低きも 中高年の登山者が多い。どちらかというと女性の方の比率が高いのではと思う。
多くなった理由はと聞かれると 健康指向とか、余暇の増加 などなどの要因が一般的にあげられているようだ。

時折 魚釣りに北陸の三方五湖とか越前あたりに行くことがあるが その帰りに海岸を車で通ると、海水浴シーズンには若い男女が多い。特にお嬢さん方のビキニ姿に目が行くからかもしれないが・・・・
お年のいった世代でも 子供を連れた夫婦 30代後半までか。中高年世代はほとんどおらず、いたとしても お孫さんのはしゃぐ姿をパラソルの下で嬉しそうに見てる位。もちろん水着姿ではない。
この年になると(勿論 小生のことだが) 崩れかけた(いや 崩れてしまったか ?)裸体を衆人の眼にさらすことには極めて強い抵抗を感じる。ましてや 女性は・・・・強い紫外線も待っていることだし 何おかいわんや・・・である

そうすると 子育ても終わり、お金と時間が豊富な世代は いきおい山に・・・・肌や体型をさらすことなく 、登山服もだんだんファッション性が増してきたし 活躍の場になりつつある自然豊かな舞台へ!!
きれいな空気、きれいな景色や美しい花、 そして健康にもよい、 うん これで山に行く大義名分がそろったようだ。

ただ 山では静かな会話を楽しんでもらいたいものだ、かしましくてかまいまへん・・・
下山後の温泉場の休憩場はそれはそれは・・・・(10人程度以上の団体さんの場合にその傾向があるみたいですのであしからず)

 

8.山頂の商売人・・・(H13.7.20)

先日(H13.7.8)、花がいっぱいの伊吹山(1,377m)に登った。 名古屋では気温が35℃位まで上昇し猛暑。
一番暑い 午後3時前頃から登り始め、山頂には午後5時前に到着。
1000mを超す高さだがこの日は風があまり無く暑かった。

この伊吹山山頂には売店があり、ビールやアイス、かき氷もある。
あまりの暑さに早速、ビールをと冷蔵棚を覗くと「スーパードライ」や「キリン一番搾り」が450円、発泡酒のアサヒ「本生」が400円 !! ・・・・・・ビールと発泡酒どちらを選ぶか、あなたならどちら?
酒飲みの山幸彦は無論 発泡酒。のど越し感はビールとほとんど変わらず、アルコール度数も同じ、値段は断然 発泡酒が安い。酒飲みは安く、早く酔えばいいのである・・・・

この酒飲みの心情をうまくついて ここの山頂の商売人は ビール、発泡酒の価格設定をしている、おみごとっ !!
下界の自販機では350ml缶では ビールは200円、発泡酒は150円が一般的。ここの山頂ではそれぞれに250円をプラスした価格になっている。しかしながら ビールは450÷200で下界の2.25倍、同じ倍率なら発泡酒は150×2.25で337円になるのに400円となっている。 つまり 山頂の売店にとっては 断然 発泡酒の方が利益率が高いのである。

つまらぬことを考えながらビール、否 発泡酒を飲んだが のど越し感は それはそれは気持ち良く プハーッ 美味いっ !! である。 お山のてっぺんでビールを売ってても、まっ いいではないか・・・

 

7.映画「15minutes」・・・(H13.6.1)

昨日(H13.5.31)、右の脇腹が痛くなり また風邪の症状があまりに治らないので、もしや結核ではと検査してもらったら 右肺下に陰りがあり 白血球の数値が異常に高く 肺炎 と診断される。 そして 1週間の休養 が必要と診断書が発行される。
6月2日の魚釣りをキャンセル、早退。 すぐ家に帰るのも考え物で安静に近い状態で時間を潰せる所はと考え付いたのが散髪、そして 映画。
「15minutes」なる洋画を観る。おもろい!! 精神異常者になりすまして 殺人を犯し これをネタにノンフィクション本を出版、映画化を目論んで権益を高く売って儲ける。その為には 金で動く弁護士・マスコミを利用し、精神異常者が犯した罪は罰せられないんだと無罪にもっていくといったストーリィ。
最近の日本でも異常な事件が多く、弁護士が先ず主張するのは精神鑑定。映画の中でも被害者やその家族の人権はどうなるんだと叫ぶシーンがあるが・・・精神状態がどうあろうが罰すべきものは罰すべきと思うのだが。
ハードなアクションもありおもしろい。 また アメリカでは 消防局の調査官は警察と同じで拳銃の所持、逮捕権もあるという。この消防調査官がラストシーンで殺人犯を射殺し 安堵をもたらす。

しかし 健康が一番 !! 外は天気が良いのに どこにも行けず寝たきり。たいくつだー!!
抗生物質の服用が良く効き 楽になった。 月曜日(6月4日)の胸部レントゲン検査で陰りが消えていれば問題無しと言う。
滋養のあるものを食べないと、 おーい 鯉かスッポンの生血か うなぎの蒲焼きか 滋養のあるものを造って食べさせろ!! 否 食べさせて下さい!!

まだ しばらく 山系のHPを覗き楽しもう、つぎの山行の参考にしよう!
みんな どこの山に行ったのかなー??

 

6.山の花 ・・・(H13.4.22)

←アセビ(馬酔木)の花
<H13.4.8 霊仙山 汗拭峠付近で撮る>

ツツジ科の常緑低木。山地に自生。高さ3mに達する。
春、壷形の小白花を総状に下垂。
全株が有毒、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木」と書く。
葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材・細工物とする。
あしみ、あしび、あせぼ、あせみ、毒柴。(広辞苑より)

三重県の天然記念物に指定されている

お花畑・・・福岡に居た頃(随分 昔) 北岳・間ノ岳・農鳥岳に登り お花畑も楽しもうと 期待を膨らませて行ったのだが、そのお花畑を見て がっかりしたことを思い出す。 実は 花壇の花みたいな赤・黄など色とりどりの「お花畑」を想像していたのだったのである。 あの頃は 体力にまかせて、高い山に そして いかに早く登るかなどとしか、考えてなかったような気がする。

最近になって、山の中に咲く 一輪の小さな花が気になるようになった。 花を見て ほっとするというか、こんな花が 季節を忘れずに 咲いているのかと思うと いとおしくなる・・・・・
また いろんな木々の花や葉にも目がいくようになってくると、一段と山に行くのが楽しくなってくるし、山での酒も美味しくなる(これは不謹慎か?)。

インターネットで鈴鹿の山関連のホームページを 覗くと 可憐な 清楚な 花々の写真が素晴らしい。 山に行くのが楽しくなってくるし、自分の目で実際に見てみなきゃと 次の山行に思いをめぐらすのも楽しいひとときである。
それにしても
歩人倶楽部さんのHPの写真は素晴らしく、花に詳しいのに驚く。

 

5.山男善人説・・・(H13.4.7)

高校時代、同級のM君が感激しながら話していたのを思い出す。
話はこうだ ”山の好きな先生に連れられ 山でのキャンプを楽しんだ。夕刻、食事の後片付けの際に 水場で腕時計をはずし、忘れてきたことに 後で気付く。 「危険だから朝まで待て、山に登る者には悪い奴はいない」と先生に言われ、翌朝 その水場に行ったところ 自分の腕時計が本当にあり 感激した”
この頃は山には全く関心の無い自分であったが、不思議に印象に残った話であった。

その後 ひょんなことから山に登るようになったが、 松本清張の「黒い画集」だったか そのなかの「遭難」という短編や、森村誠一の 山岳推理小説 などを読んでいて M君の話が思い出された。 山にも自分の欲望にかられた悪い奴がいたのだ。
「山男善人説」は ”山は下界と違う、神聖な所だ、汗水流し 苦労して山に登るような者に悪い奴がいてたまるものか” という 山男の願望ではなかったか・・・

今日、鈴鹿山脈北端の 霊仙山に登り、 途中 ”お虎ガ池”の鳥居の下の御祈祷台にバンドの金具が壊れた腕時計が置かれてあったのに出会った。拾った人が置いたのだろう。防水で正確な時刻を刻んでいた。 バンドを変えれば使える。
下山時に もう一度覗いたらまだ有った。 「山男(女?)善人説」は健在なりか、いや 是非そうあって欲しい。落とした人に また 使われることを願うのは自分だけではなかろう・・・

 

4.携帯はラジオ・・・(H13.3.11)

小生の携帯はJ‐フォンでもなければドコモでもない、ラジオである。
山歩きには欠かせない !! イヤホンで 聞きながら歩く。 ”ながら族”・・・大学時代の「ジェットストリーム」「オールナイト日本」の残党である。 ラジオはテレビと違い、何かをしながらでも楽しめる。

3月2日以来 風邪で腹をやられ 腹に力が入らない。 先週の土・日は寝込んだままで 下痢でトイレとの往復、食べる方も元に戻ったのがやっと昨日。 朝起きると 快晴、多度山が青空に映え、早くおいで と呼んでいるようにみえる。 森林浴と体調回復の慣らしに 行ってくるか!

今日も 勿論 ラジオ を持って・・・ 「報道2001年」 これはテレビの討論番組、そう携帯ラジオはテレビ番組も受信できるのだ。竹村健一、今日は石原慎太郎と亀井静香との放談、おもろい ! 次はNHKラジオで「国会討論」「歌の日曜散歩道」 と これが 日曜日のお気に入り。 土曜日は NHK「ラジオ朝一番」「ラジオいきいき倶楽部」「昼のいこい」と続く。
音楽を楽しめながら、目から鱗が落ちるというか 知らなかったことがわかる など たいそう為になることもある。 或いは ”川柳”や”どどいつ” など思わず声を出して笑うこともある。平成10年の年末頃 大阪の金剛山の鬱蒼とした山中で声を出して笑ったら あたりは森閑としていて ちょっと不気味なことも・・・

天気予報など 山には欠かせない情報源でもある

3.皮下脂肪は不滅・・・(H13.2.10)

昨年1月の検査に続き、今回の腹部エコー検査でも 脂肪肝の消滅が確認され、はれて 「酒飲みの勲章」の重みから解放された !!

10年位前から 脂肪肝の指摘を受けながらも まだまだと思いつつ、特には 何もしなかった。
或る日、たまーに登っていた近くの多度山(403m)山頂で,近所の清水さんが「800回記念」と書いた画用紙と一緒の記念写真を撮ってくれと言われビックリ! そういえば 清水さんは走ったり、自転車で登ったりして多度山に登ってたな・・・
そこで 一念発起、土・日できるだけ多度山に登ろうと。平成8年 18回、平成9年 42回、平成10年78回、平成11年には59回。そして平成12年1月のエコー検査で脂肪肝消失! 医師もびっくり、来年もう1回検査をと言われ、平成12年の多度山歩きはは58回。そして今回(平成13年)の検査で 消失を再確認。 しかし・・・・・・・
しかしながら、ウェスト周りの皮下脂肪には全く変化が無かったのだ (^ _-!!)

**脂肪肝:肝臓に多量の脂肪が蓄積する状態で、 肝硬変になり 天国(否 地獄か)に召されることも**

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2.こんちは・・・(H13.1.4)

近くの多度山(403m)に登る。
土、日などにはよく登るのだが、時折 顔を合わせる常連さんがいる。コリー犬を連れた御夫婦がその常連さんの一組で、会うと いつもあいさつを交わす。
山から下りてくる フードを被った男性と、その男性にちょっと遅れて コリー犬を連れた女性と若い男性とに出会った。そのフードを被った男性に「おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」とあいさつをされ、びっくりして顔を覗くと ああ、あの御夫婦かと こちらも 「おめでとうございます」とあわててあいさつ。 息子さんを連れてきたのだ。
何となく気持がいい。 次に、何時もサングラスをかけた男性に出会い 「こんちは」とあいさつを交わす。

山では見知らぬ人とも、登山道で出会えば 「こんちは!」と声をかけあう いいマナーがあったものだが・・・
最近は 中高年の登山者や そのグループが多くなったが、会ってもあいさつが無いことが多い。
また 山では 登ってくる人に、下りてくる人が道を譲るルールなのだが これもなく 、 こちらが 道を譲っても 「すいません」などの一言も無いことがある。

今日は何とも気持の良い日だ。 多度峡側に下り、雪の舞う多度大社に初詣、そして甘酒を飲む。”寒中に暖あり”だ。

1.革製品は欧州製・・・(H13.1.2)

30年程前に買った登山靴が健在
イタリア製で当時の初任給が4万5千円の時に約1万円で買った。”安物買いの銭失い”と家人から揶揄されているが、当時としては我ながら思い切った買物をしたものだと驚く。

買った当初は、使用後は油を塗るなど手入れに怠り無かったが、10数年間 山から遠ざかったあとの平成8年8月の白山登山に使用し、復活。
その後はアルプスなどの高山や低山でも天候の厳しい時に使用しているが まだまだ十分に使える。今時の登山靴に比べると重たく、デザインは流行遅れだが。

今日の厳寒の鎌ヶ岳(鈴鹿セブンマウンテン 1,161m)山行で、改めて 値段の高いものはそれなりに素晴らしい と思ったものだ。

狩猟民族である欧州の民の永年培われた技が丈夫な革製品を造らせてきたのだろう。 カバンやバッグ、皮ジャンなどの衣料品でも革製品は欧州製が素晴らしい!

 

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