幸彦 


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R03.  7.  19  (月)  晴 後雷雨  コマクサ、シャクナゲの咲く 日光白根山  /////// 関越 栃木日光 /////// 



   金精峠登山口−金精山−国境平−五色山−前白根山−五色沼避難小屋−白根山−日光白根山ロープウェイ駅   
 8:45  金精峠登山口
 9:20  金精峠
10:15  金精山(2244m)
10:45  国境平
11:15  五色山(2379m)
11:50  前白根山(2373m)
12:25  五色沼避難小屋
13:40  白根山(2578m)
13:50  奥白根神社祠前
        休憩 

14:15
  出発

14:30  樹林帯境界
15:50   二荒山神社 四合目
15:55  
日光白根山ロープウェイ駅 

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新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を終えて 恒例と成りつつある東北方面の山歩きへ。
今回は関越エリア。 男体山、日光白根山、谷川岳、おまけに新潟の弥彦山。



これから目指す
金精山

崩落が
進んでいるようだ


崩落した廃道

金精峠まで こんな崩落しかけた階段に
難儀を強いられる





オトギリソウ

ゴゼンタチバナ


金精峠
昨夜宿泊した湯ノ湖の背後に昨日登った男体山

        金精山
             祠の左側を通って金精山へ



金精山山頂まで
このようなロープ、鎖、梯子を
使って急勾配の山肌・岩肌を
しがみつく様にして登る。

疲れる。

然しながら
小生を追い越して行った 2本の
ストックを巧みに使いながら
ロープを掴むことなくすいすいと
登って行く山人にはビックリ。
バランスが素晴らしい。


山頂には50代位のご夫婦が休憩中。
こんなに厳しい山とは思わなかった、
白根山へは行かず下山するとのこと。
前白根山にはコマクサが咲いている、と教えて頂いた。

金精山山頂より湯元温泉・湯ノ湖、男体山

ハクサンシャクナゲ



湯元温泉からの合流点、国境平

湯元温泉、湯ノ湖、男体山方面




五色山山頂(2379m)
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五色沼と白根山、
左山腹に見える屋根、赤い点が五色沼避難小屋
金精山への急峻で厳しい登りに時間を食ってしまい、眼前の白根山へはどう云うルートがいいものかと迷う。
そこへ、五色沼から上がって来た山人が言うには  「弥陀が池に下りて白根山へは急峻なガレ場を登るが、時間的には短い。が、
相当難儀を強いられる。 前白根山経由では時間的にはちょっと長くなるが、正面に見える避難小屋を経由して登ることになる。
いずれにしても 雷注意報が出ているので、午後は曇って来 雨が降ってくるだろう。 そんなことで 今朝の5時から登り始めた」  由。

金精山への登頂に苦労したので、約30分の時間差なら前白根山経由で行こう。


五色沼、背後が白根山



前白根山直下のコマクサ


白根山を仰ぐ




五色沼避難小屋方面へ下る
西方面の雲が濃くなってきた






白根山、眼下に五色沼



ガレ場を下って五色沼方面分岐点へ


五色沼(⇒)分岐点、背後に白根山

五色沼避難小屋(⇒)分岐点

五色沼避難小屋前




ハクサンシャクナゲ

ハクサンフウロ

チングルマ



樹林帯を抜けると眼下に五色沼、
五色沼の上に 五色山(左端)と 前白根山(右上)



ガスが下りて来、右上の前白根山が見えなくなる
下山してくる山人は十数人になるか、大勢と擦れ違う

ハクサンシャクナゲが満開


ガスが更に下りてくる、五色沼の一部が見える


マルハダケブキ


ハクサンフウロ




  コマクサ



やっと、白根山山頂が姿を現した
////

眼下に五色沼、背後の頂は五色山


(↑奥白根神社)                 
白根山山頂を仰ぐ、手前が火口の様だ

山頂へは左側から巻いて登る

火口を覗き込む、Kい箇所に水が溜まっている



正面の頂に3人の山人、 眼下に五色沼の一部が見える

13:40 山頂に立つ。先ほど通って来た奥白根神社方面を覗う
雷注意報通り、曇って来 遠くで雷鳴が・・・
ここでビールを飲みたいが雷が怖い
神社前で休憩しよう、雷様も山の神様には落ちないだろう
白根山
山頂
(2578m)

関東以北では
最高峰








奥白根神社、
ロープウェイ駅3.4Km 五色沼1.6Km

ここで休憩

山頂に2人の山人


雷鳴が遠くで響く
ラーメンを食す時間もないだろう、先ずはビール

朝食バイキングでご飯を3杯食べ込んだお陰で
腹は左程空いていない

山頂にいた若いカップルが下りてきた。
『菅沼から登り、これから五色沼に下って 戻る』と 云う。

元気で怖いもの知らず?・・・、自分も昔はそうだった
先ほどの
カップル



雷鳴は止まず、雨がポツリ ポツリと・・・
さぁ、下山を急ごう !



花の写真を撮っていると 雨がかなり降り出す。そして ピカリッと光が放たれると、ほぼ同じ高さの所で雷鳴 !!
丁度 樹林限界帯の所にいたので、慌てて樹林帯へ駆け込む。


バイケイソウ

ハクサンシャクナゲ

雨足が強くなり リュックカバーでリュックを覆う。
汗で体が濡れており、また冷たさも左程ないのでカッパは羽織らず歩く。


雨も上がり 明るくなって来た。そして 獣害防止の鉄柵の向こうに二荒山神社。
この二荒山神社は 昨日登った男体山の麓にある二荒山神社の分社。
したがって神社の印として 壁には、 菊のご紋ではなく 葵のご紋。


ロープウェイ山頂駅前より登って来た白根山を仰ぐ

マスクをしてロープウェイ駅へ、料金1300円也を払って乗車。全長2500m、標高差600mを15分掛けて下る。

17:15発の関越バスに乗り、鎌田バス停で乗り換え 上越線沼田駅前で下車。今夜の宿泊予定のビジネスホテルに入る。
ここ沼田は、あの真田幸村の兄 真田信之の居城が有るところ。
真田氏を残す為、父真田昌幸が 長男信之を徳川側へ仕えさせたのである。

ホテルのコインランドリーで洗濯を終えた後、9時過ぎ 街に出るも 居酒屋等はコロナ禍か 閉まっていた。
結局はセブンイレブンで冷麺、カレーライスを求め、ビールを飲みながらの孤独のグルメ夕食。
昨晩宿泊した湯元温泉のホテルでの夕食バイキングに比べると なんとも侘しい限り・・・



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