幸彦 


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H28.  10.  6  (木)    慰霊登山、紅葉狩りに 御嶽山  ///////// 木 曽 ///////// 



  ロープウェイ山頂駅−女人堂−覚明堂−二ノ池−賽の河原−摩利支天乗越 (往復) 
10:00  ロープウェイ山頂駅出発(2,150m)
10:50  八合目・女人堂(2,470m)
11:45  九合目・覚明堂(2,800m)
12:10  二ノ池(2,900m)
12:30  賽の河原
12:50  摩利支天乗越(2,900m)
13:05    休憩

13:30  出発

14:00 二ノ池
14:20 九合目・覚明堂
14:50  八合目・女人堂
15:40  ロープウェイ山頂駅
            
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 H26.9.27の突然の噴火で50数名の死者が出るなど悲惨な惨事から2年、9月24日から田の原ルートは9合目まで登れるとの
ニュースに接する。
 15年ほど前に一度登ったことがあり
(平成12.8.5御嶽山行)、もう一度登ってみたいと思っていた矢先のあの噴火だった。

 あれから2年、前述のニュースに接し、慰霊登山・紅葉狩りに行ってみようと・・・。 JR東海のチラシで特急しなのを利用すれば
日帰り登山ができることがわかった。 車でもいいが 加齢の所為か 帰りの運転は眠気に襲われることが多くなった。
特急 「しなの」を利用」すれば 帰りは美味い酒が飲める、これにしよう。

 意外にも特急「しなの1号」は通勤客や年配の旅行客でほぼ満席に近い。 しなの1号は快適である。
木曽福島駅で降り立ったのは3名だけであった。 うち小生ともう一人の山人の2名がバスに乗ってロープウェイ駅へ。
この山人は五ノ池山小屋に一泊し岐阜県側の濁川温泉へ下山すると云う。

8:30 木曽福島駅 
8:40 御岳交通バスで御岳ロープウェイ駅へ




9:35 御岳ロープウェイ駅から御岳山を望む

御岳ロープウェイ駅から九合目覚明堂、石室山荘を望む


御岳ロープウェイ飯森高原駅〈山頂駅〉展望台より御嶽山全景を望む



ロープウェイ駅から10分、行場山荘


八合目 女人堂
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紅葉は八合目まで降りてきている
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   継子岳               乗鞍岳    ロープウェイ山頂駅




眼下に田の原

九合目 石室山荘、覚明堂を仰ぐ
少し風がでてきたようだ。 あの噴火による降灰の残滓が岩や石の間に白く固まっている。
また この付近の灌木は 降り積もった降灰で葉の光合成ができずに枯れていってしまったようだ。

年配の山人が下山してきた、朝早く登ったのだろう。
その山人から声を掛けられた。 年を聞かれ年を告げると 「その年なら未だ未だ登れるよ」と。
山人が云うには
 「豊明市から車で来、一日目は八合目の女人堂で一泊、早朝出発して登っている。
 今年で18年連続で登って来たが、風が強くなったので途中で下りてきた。 昨年転んでけがを
 したこともあり、安全・安心の為に登るのを断念した」と。


九合目石室山荘


九合目覚明堂



頂上山荘を仰ぐ


 ←剣ヶ峰・二ノ池方面分岐

剣ヶ峰方面はロープが張られ通行禁止に
なっている。

正面から冷たい北風が猛烈にぶち当たってき
吹き飛ばされそうになる。

半そでTシャツでは寒い。
長袖シャツを着込み そしてヤッケを着る。
用意してきた防寒用手袋を付けて ホッとする。

そうか、九合目手前で会った豊明の山人は
ここまで来ていたのだ。



ちょっとした峠まで行くと、左手眼下に二ノ池、右手に摩利支天山、三ノ池・継子池、その後方には乗鞍岳が現れる。

剣ヶ峰 二ノ池
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中央奥に摩利支天山、右端に三ノ池・継子岳、後方に乗鞍岳


二の池より 頂上山荘、剣ヶ峰を仰ぐ。 池はあの噴火による降灰で白く濁ったままだ。


二ノ池本館の取り壊し作業を見ながら進むと
二ノ池新館が左に見え、その向こうに御嶽山第2の
高峰摩利支天山の頂きが見える。

更に進むと 眼下に赤色の紅葉が、石や岩を
積み重ねたケルンも点々と広がる賽の河原が、
その向こうに 霊峰摩利支天山(2,959m) が
聳える大パノラマが広がる。


賽の河原に聳える摩利支天山




賽の河原より中央アルプスを望む
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三ノ池白龍王初春姫明神

三ノ池、左奥に乗鞍岳

剣ヶ峰を仰ぐ



     白龍避難小屋 〈手前 賽の河原) 二の池 頂上山荘   剣ヶ峰(3,067m)            〈摩利支天乗越より)   摩利支天山



摩利支天乗越

五の池、左奥に乗鞍岳

眼下に五の池、摩利支天乗越

 ←賽の河原、剣ヶ峰を見ながら

 風が強く寒かったが、雄大な景色を見ながらの一杯は
実に美味い。山口の友人から頂いた「獺祭」のフルーティな
味も実にいい !! 熱いラーメンをと思ったが時間がなく30分で
切り上げる。



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