山幸彦　

　///////　 H30. 　10.　 8　 (月）　晴　　竜脳菊を愛でに快晴の　御池岳 /////////　鈴鹿北部　/////////　

　　鞍掛峠登山口－鞍掛峠－鈴北岳－－元池－鞍掛峠－登山口

　8:25 　鞍掛峠登山口　　
　8:45　鞍掛峠
　9:35　鈴北岳
　9:50　真の池
10:20　丸山(1247m)
10:35　奥の平
11:05　東のボタンブチ
　　　　休憩　　12:05　出発
12:30　幸助の池
12:40　ボタンブチ
12:55 　風池
13:35　夕日のテラス
14:10 　元池
14:20 　鈴北岳
15:05 　鞍掛峠登山口

　　　　　　　　　　　　
***************************************************************************************

きょうは快晴、あの背丈ほどあった笹が消失してしまい　高原状態となった御池岳からの展望は最高だろうと　前回（8/19)に
続き御池岳を歩く。　この時季は東のボタンブチや夕日のテラスに咲く竜脳菊を愛でによく行ったものだが。　　　今回は前回
会えなかった雁金草はどうなったのだろうかと探索するのも目的だ。
　真の池近くに雁金草の大群生地が有ったのだが　前回（8/19)はバイケイソウの黒く枯れた姿のみで　カワチブシ(トリカブト)の
姿も全く見当たらない状態、きょうも同様の状態、どうなったのだろう・・・？。　　

　東のボタンブチから滋賀県側の崖淵沿いにボタン岩から幸助の池へ。付近を探索すると、背丈は左程ないが雁金草の
茎と思われるものを葉と一緒に手折り匂いを嗅ぐ、うーんあの匂いだ!!　クリオネに似た可愛い花を咲かせるのだが、匂いは
いただけない。　ここは未だ雁金草は健在だったかも、来年に期待しよう！

　本日の目的であるリュウノウギクを東のボタンブチに探索したが岩陰に見当たらず・・・　雨水で流されてしまったのだろうか？
　次の夕日のテラスでは・・・、　有った !! 　　やれやれ　きょうの目的を達し良き山歩きかな、である。

　鈴北岳

　　　　　　　鈴ヶ岳　　　　　　　　（奥に琵琶湖、比良山系)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　霊仙山　　　　　　　　　　　　　　　伊吹山

雁金草の群生地なるもその残滓が全く見当たらない

真の池

ここはシロヨメナの群生地、が羊歯に代わっている

樹間から鈴北岳を振り返る

///

御池岳山頂.・丸山

　10数年前は大人の背丈程もある笹薮を
掻き分けながら山を歩くと云うのが鈴鹿の
山歩きのスタンダード、笹枝が反動で顔に
当たりメガネからはずれたレンズを足下に
見つけることがあった。

　その笹が鹿の食害か、酸性雨に依る土壌の
変化か定かではないが消えてしまった。
その笹薮を再生しようとしているのが、
この網の中の笹である。　背丈まで育つには
あと何年を要するのだろうか・・・