幸彦・・・・・・ 御 池 岳 ・・・・・・・・・鈴鹿北部 


///////
H18.10. 8 (日) 曇、強風   御池岳 東のボタンブチ(1100m) ////////// 鈴鹿北部 ///////////


        鞍掛峠トンネル前−鞍掛峠−鈴北岳−丸山−奥の平−東ボタンブチ−ボタン岩−幸助の池−ボタンブチ−丸山−トンネル前

map-oike06y1008.GIF 11:50 鞍掛峠トンネル前
12:05 鞍掛峠
12:55  鈴北岳(1182m)
13:30  丸山(1247m)
13:40 奥の平
14:10  東のボタンブチ(1100m)
  休憩
15:10  出発
15:40  幸助の池
15:45  ボタンブチ
15:55  丸山(1247m)
16:05 鈴ヶ岳・真の谷分岐
16:20 鈴北岳
17:00  トンネル前駐車場

oike06y1008ryunogiku.JPG

台風16号、17号のエネルギーを吸収して発達途上の低気圧が
猛威を振るい山や海での遭難事故を引起している。
お蔭で敦賀沖の7日の釣りも中止。
低気圧は北海道沖にあるというのに鈴鹿の山も強風が吹き
荒れている、がその強風を押して御池岳東のボタンブチへ。

東のボタンブチでのいい景色を見ながらビールを飲みたい。
用事を済ませ鞍掛峠から11:50出発。こんな時間に下りて来る
人はいても登る人はいない。
県境尾根に出ると滋賀県側からの風が凄い。天気は今ひとつ、
雲が凄い勢いで流れるが 青空は広がってこない。
1週間も経つと木々の葉がだいぶ色付いてきたが、強風で
緑葉がかなり落ちている。
13:30丸山、誰もいない。急ごう、奥の平から一路
東のボタンブチへ・・・   14:10到着。
あぁ、咲いてくれていた、が数は少ない、リュウノウギクだ。
早速ビール、肴はおでん、熱々を頬張りながらグビッ、至福・・・

         ************************************************

    11:50 鞍掛峠トンネル前
    12:05 鞍掛峠
    県境尾根に出ると強烈な風が右側からあたり半袖では寒い。下りて来る山人はみな防寒着を着用している。
    この尾根道には風で吹き飛ばされた緑葉が散乱している。
     一句、 山道に緑葉踏みし野分かな

    12:55  鈴北岳(1182m)
    時間も遅いので丸山に向かって踏み跡無き樹林の中を真っ直ぐ薮漕ぎ

    /// oike06y1008teien.JPG

     苔むしたカレンフェルトの柔らかな緑が美しい
    ////oike06y1008jurin.JPG

    13:30  丸山(1247m)
    ここも時間的に遅いので誰もいない、東のボタンブチまではたぶん誰にも会わないだろう・・・正に御池の台地を貸切状態だ。
    奥の平へ向かうササの原も枯れてしまい難なく突破できる。
    数年前は背丈以上もあるササを掻き分けるのに苦労したのに・・・。 
    何度もこんな所にはもう来るかと思ったものだ、ところが御池岳の虜になり今はあの抵抗勢力のササ原が懐かしい。
    13:40 奥の平

    oike06y1008okunotaira.JPG

    岩の上に乗らないとこんな写真は撮れなかったのに 今はササ原の中から撮れる。

   北風に吹かれながら台地の高い所をどんどん進んでいくと・・・ 藤原岳の大きな山塊が姿を現す。
   右手にはテーブルランド、その向うには薄っすらと竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、最奥に御在所ヶ岳。
   青空が広がってくれよ、間違っても雲が降りてこないように。  急げ急げ。

oike06y1008fujiwara.JPG

    oike06y1008jurin2.JPG

    藤原岳の巨大な山塊
    鯨の背中のようだ
    oike06y1008fujiwara3.JPG

    見事な紅葉が・・・

    oike06y1008koyo.JPG oike06y1008koyo2.JPG

    あれれ、曙草の群落だ、鈴北岳から日本庭園へ向かうカレンフェルト群のところはさっぱりだったのにこちらの方は見事だ。

    /////

    oike06y1008akebonoso.jpg
    アケボノソウ

    /////oike06y1008kawachibusi.jpg
          カワチブシ

    14:10  東のボタンブチ(1100m)
    あぁ、咲いていてくれていた、が数は少ない。リュウノウギクだ。

    oike06y1008fujiwara2.JPG

    //oike06y1008ryunogiku2.JPG

    oike06y1008naginata.JPG
    ナギナタコージュ

    oike06y1008tengudo.JPG
    天狗堂をバックにリュウノウギク

      休憩
       早速ビール、肴はおでん
       パック入りのおでんの封を切りコッフェルに流し込みガスコンロで温める。
       ビールを片手にチーズをかじりながら沸騰するのを待つ、そして・・・。熱々のごぼうてんを頬張りながらビールをグビッ・・・
       至福、極楽、山での一番の幸せな時である。これだから 山は止められない。飲むために登っているようなものだ。
       山の神様にもビールを・・・。
       サンマの昆布巻き缶を温め 家で握ってきた辛子高菜入りのおにぎりをぱくつく、これもグー である。

    ちょっと雲が多くなったようだし 高度が下がってきた。雲の切れ目から日が射し なかなかの光景だ。
    天気の回復も望めないようだし 逆に悪くなってきたような。帰りを急ごう。
    15:10  出発
    道なきササ原を一路ボタン岩へ

    レイジンソウ oike06y1008reijinso.JPG

    oike06y1008botaniwa.JPG
    ボタン岩、奥の崖がボタンブチの崖




    /////oike06y1008tengudo2.JPG
               天狗堂を覗く

    15:40  幸助の池 oike06y1008kousukenoike.JPG

    15:45  ボタンブチ
    oike06y1008botanbuchi.JPG



       天狗の鼻
    /////oike06y1008tengunohana.JPG

    後を振り向くと白い塊がスーと流れている・・・ ガスが流れ出した。
    踏み跡ルートに戻ろう。
    ガスが流れ出したら踏み跡の濃いところを歩くに限る、もちろんコンパスは必携。
    15:55  丸山(1247m)

    16:05 鈴ヶ岳・真の谷分岐

    oike06y1008bunki.JPG
    シロヨメナの群落

    やれやれ もうすぐ鈴北岳だ。後を振り返ると丸山は半分くらいガスに包まれていた。
    16:20 鈴北岳
    あとは県境尾根の一本道だ。

    /////////琵琶湖が夕日に光っている oike06y1008biwako.JPG


    17:00  トンネル前駐車場

    HOME TOPへ 山幸彦のページへ
inserted by FC2 system