幸彦・・・・・・九重連山・・・・・・・・・大分 九重 


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H22.   6.  1 & 2  (月,火)  曇 小雨、ガス  ミヤマキリシマ求め 九重連山  ///////大分 九重/////// 



                 牧ノ戸峠−星生山−久住山−天狗ヶ城−中岳−法華院温泉(泊)−大船山−坊ヶツル−雨ヶ池−長者原登山口    
6月1日(月)
 8:50  牧ノ戸峠
10:40 星生山(1762m) 
11:50  久住山(1787m)
12:55 天狗ヶ城(1780m)
13:10 中岳(1791m)
13:35 白口岳分岐

15:10  法華院温泉山荘

6月2日(火)

4:30  山荘を出発
 6:40  大船山(1786.2m)
 8:15 坊ヶツル

9:50  雨ヶ池 
10:55 長者原登山口

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        山に居る間はガスと小雨に泣かされた最悪の山歩きとなった・・・
        それにしても今年のミヤマキリシマの開花は遅い、群落が凄い大船山手前の段原では殆んどが蕾でこの日曜日7日の山開きは寂しいかも。
        でも、こんな平日でも登山客が多いのに驚かされる。

 
6月1日(月)
    ホテルから見える三俣山には 
    雲が覆いかぶさり天気予報も  
    傘マークが・・・

    こんな青空があっという間に
    崩れて行く





         雲に隠れる三俣山 ⇒


  8:50  牧ノ戸峠出発、
     三俣山は雲に隠れたまま、北に見える湧蓋山方面は少し明るさが増したような感じがする、何とか天気がもって欲しい。
     沓掛山への急勾配の登山道の両サイドのミヤマキリシマの咲き具合は寂しい、三分咲き程度だろう。

  9:05 沓掛山
   日当たりのいい南斜面はもう少し咲き具合は  
    いい方だ。


    沓掛山からは
    星生山や久住山はガスで全く見えない ⇒


ツクシドウダン

シロバナツクシドウダン

ミヤマキリシマとマイヅルソウ

チゴユリ

イワカガミ

クサボケ

     昨夜の雨上がりの登山道はぬかるみ歩き辛い。
    だんだんガスが濃くなってきた、
     視界は50mもない、
     その上時折り小雨も・・・。

      扇ヶ鼻分岐で扇ヶ鼻から5、6人のパーティが下りて来た。 扇ヶ鼻のミヤマキリシマの群生も凄いと聞いていたのでちょっと行ってみるか。
      が、ガスが濃くなり扇ヶ鼻は台地状で久住山側には絶壁の箇所もあり こんなに視界が悪いと迷ったら大変、怖くなり途中で引き返す。
      この付近にはコケモモの群生地なのだが 開花が遅れているのだろう、全く見当たらず。

      星生山へ向かう山人が見えたので星生山へ行ってみよう。相変わらずのガス状態で足元しか見えない。

   10:40 星生山(1762m)、
      ここもガスでホワイトアウト、いつもだと見える硫黄山の噴煙は無論見えない。 去年の今頃はここの、

      ミヤマキリシマは満開だったのだが精々5分咲き程度か、それにしても開花が遅い、2週間ほども遅れている。
      ガスが晴れ、陽射しが射す、これも束の間だった。

    後はまたガスで閉ざされ小雨が降ってきた。 合羽を着て歩く。
    星生崎の急坂を下りたところが久住山避難小屋、11:20。大勢の山人がいる。ガスの中を黙々と歩く。

  11:50  久住山(1787m) 
     ビールタイム。
     湯布院で買ってきた冷奴、チーズを食べながらビールをグイッ。  
     何も見えないが美味い。
     最後は高菜入りのおにぎり。

 12:20出発、ガスの中を黙々と。
   12:55天狗ヶ城(1780m)、13:10中岳(1791m)九重連山の最高峰だ。 ここで単独の山人と旅談義。
      姫路から車で来、この付近の山々を歩いている由、明日は由布岳と云う。この方もリタイアしての一人旅。昨夜はホテル『花山酔』
      の湯船で会った御仁は神奈川から車で来、九州南端の開聞岳を皮切りに山を登りながら北上して行くのだと云っていた。

    13:35 白口岳分岐、黙々と法華院温泉方面へ下って行く。

      最後の最後でツルリンと滑ってリュックカバーなどが泥だらけ。
      沢で洗おうとしたら胸ポケットから携帯ラジオが水の中に・・・、山での事故は下山途中が多いと言っていたが本当だ。

    15:10  法華院温泉山荘に到着、
        やっとゆっくりできる。 

        同じ頃に到着した
        ご年配の受付表を見てビックリ、なんと86歳 !! 


 6月2日(火)
   4時起床、4:30山荘を出発。

     坊ヶツルの道標の温度計は12.7℃。
   雨は上がったがぬかるんだ道は滑り易い。
   ヘッドランプを点けj真っ暗な樹林帯を歩く。  
   ホトトギスやウグイスの鳴き声が清々しい。
   5:45五合目、やっと明るくなる。が、ガスで展望は不能。
   

  6:10  段原、ここの温度計は6℃。
      この付近のミヤマキリシマは蕾状態、
      やはり咲くのが遅れている。
      風が出てき寒い。





ガスの中に大船山の山頂が姿を現わす
    6:40  大船山(1786.2m) 

       ここの山頂標識も新しいのに変わっていた。   
       登った証にここでも標柱の記念写真。

       ともあれ、朝食ビールタイムだ。
       「花山酔」で作って貰った
       昨日のとり飯のおにぎりが実に美味い。
   7:05 出発、下山開始後 単独の山人に出会う、年配の方だがこの方も変人だろう、あるいは遠方からかも知れない。
   7:25 段原、ここを過ぎた辺りから続々と山人が登ってきた。
   8:15 坊ヶツル、ここで最初に会った山人を待っていた奥さんから声をかけられた。『主人と出会いましたか?』と、
       岡山から来たと言う。 

     陽が射してき、青空が広がってきた。 正面に頂に雲を抱いた三俣山、大船山はと振り返り仰ぐと未だ雲の中だ。
・・・・・・・・
三俣山

平治岳
・・・・・・・ ・・




   9:50  雨ヶ池 

     この辺りのミヤマキリシマは満開、
     ハルリンドウも。 
 
     きょうは平日なのだが続々と
     登山客が登ってくる。

ミヤマキリシマ

ハルリンドウ

バイケイソウ

・・・・・・・・・・・・・・  泉水山、湧蓋山
・・・・・・・・・

 10:55 長者原、早速 温泉に浸かり汗を流す、なんと気持ちのいいことよ。風呂上りのビールととり天も実に美味い。



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