幸彦 


 
///////// H29.  7.  15、16  (金)  曇 ガス 時々 小雨  信仰の山、ガスで生憎のお花畑 羽黒山、月山  ///////// 東北/山形 ///////// 



  羽黒山登山口−五重塔−羽黒山山頂 <バスで移動> 月山八合目登山口−仏生池小屋(泊)−月山山頂 (往復)  

羽黒山頂  鐘楼堂(茅葺)、平和塔、参集殿

月山 中之宮神社
 9:45 羽黒山登山口
10:10 五重塔 
10:40  羽黒山頂 
  <バスで移動>
12:50  月山八合目登山口
14:35  九合目仏生池小屋  
14:50
  :出発
15:30  行者返し
16:10  月山山頂、月山神社
17:30  仏生池小屋(泊)
16日
 6:00 
出発
 
7:30 月山レストハウス
 
8:30発バスで鶴岡市へ 

***************************************************************************************

 昨日と打って変わって生憎の曇空。 月山方面の山上には雲が降りてきて見えない。
酒田から7時発の列車で鶴岡市へ。
鶴岡駅前からバスに乗る。羽黒山への街道には提灯が飾られている。きょうは、羽黒山の花祭り、ということらしい。
然し乍ら、リュックが嫌に重い、昨日の鳥海山山行の疲れが残っているようだ。
羽黒山頂までバスで行き リュックを土産物店にデポをお願いし石段を下り入り口まで。ここから登り直す。
リュックが無いので体が軽くまた足も軽い、リュックを背負っても登れるような感じだ。
2,446段もあると云うこの石段を登る観光客や登山者もきょうは多い。 あまりに暑いので二の坂茶屋でかき氷。
ここから鶴岡市街が見えるということだが 残念ながらきょうは靄で見えない。
山頂では花祭りということもあって能や日本舞踊などが執り行われている。
リュックをデポしたお土産店で、ビール・そばを食す。 サービスとして出された月山筍の漬物が実に美味い。
きょうは花祭りと云うこともあって客も多い。 11:50発の月山登山口行バスが来るまでビールを楽しむ。


須賀の滝
//

爺杉 (周囲10m 樹齢1000年
//


五重塔


長い石段を終え山上に

 
羽黒三山の開祖 蜂子皇子を祭る蜂子神社


蜂子神社に奉納される黒川能

出羽三山神社 三神合祭殿

<これから月山へ>
11:50発のバスは意外にも満員に近い。鶴岡から一緒だった東京からだろう若い山人カップルもまた一緒になった。
狭い道をバスがトロトロと走る。年配の男性のガイドが時折外に出て離合する車の差配をする光景も。
車外に見える山の頂がガス・雲に覆われて行き 雨の中を歩かざるを得ないのかと心配になってくる。
月山八合目登山口駐車場はほぼ満車に近い。白装束の信者の団体も多い。
きょうの行程は月山山頂から湯殿山に抜ける予定だがガスがで 当然ながらここは初めての山行。不安がよぎる。



ウラジロヨウラク

イワイチョウ

ヨツバシオガマ



ニッコウキスゲ


ハクサンシャクナゲ

ハクサンチドリ

トキソウ


弥陀ヶ原池塘群、 右上は御田ヶ原参籠所
///


アカモノ

イワカガミ

ゴゼンタチバナ


ハクサンボウフウ

カラマツソウ


マルバシモツケ

シラネアオイ

ウサギギク

///
  歩いてきた雪渓、アイゼン装着を考えたが
  踏み跡が確りしているしロープも張られているので
  そのまま歩く



ハクサンフウロ


トウゲブキ


時間も14:00を過ぎ、周りはガスでほの暗い、また足取りもやけに重い感じ。途中 年配のご夫婦に湯殿山までのルートを
尋ねると 『途中には梯子を昇り降りする箇所もあるし、月山頂上の山小屋には大勢の山人が泊まるみたい。九合目の
仏生池小屋はいつも余裕がある様だからきょうは仏生池小屋に泊まった方が無難ですよ』と。
やはり体調も何となく重い感じ、本来ならもっと早い時間に仏生池小屋に着いている筈が時間の掛かり過ぎ。
時折小雨も混じる天気模様、またガスで殆ど遠望できない、きょうは仏生池小屋に泊まることにしよう。
山小屋に交渉すると食事・宿泊もOk。今日の宿泊客は2組の年配のご夫婦と小生のみ。

取敢えずは山頂に行って来よう、と14:50出発。 時折青空が見えることもあったが山頂では薄暗いまま。 


今晩厄介になる仏生池小屋(左端) 雪渓 を眼下に見る 


ミヤマウスユキソウ

ハクサンイチゲ

ホソバベンケイソウ


おぉー、晴れてきたぞ !! 、も束の間。 またガスの中





やっと頂上が見えたぞッ !! が、
頂上ではなかった、この山を左から回り込むように
行った先が頂上と。
 『頂上がなかなか見えねっぺで余計に疲れるっぺ』と
教えてくれた。
//



モックラ坂

コバイケイソウ

ショウジョウバカマ


 



アオノツガザクラ

ヒナザクラ

バイカオウレン

//
16:10 月山頂上に座す月山神社本宮を参拝。
参拝するには500円の也の祈祷料を払うと、神主さんが祝詞を宣ってくれる。 そして神主さんから渡された
紙の人形で全身をなでるように体を清め その人形を水が張られた鉢に流す。
門を潜り本殿に入ると 両側に 狛犬に代わってウサギの像が座して迎えてくれる。 二礼二拍手一礼・・・
(写真撮影は禁止、本殿の傍に別の神主さんが監視)
三角点は本殿の裏側にあり、50歳代と思われる女性から三角点で写真を撮ってくれと頼まれたので登って
来た道を少し戻り撮影。  さぁ、暗くなってきた、下山を急ごう。

アオノツガザクラ、チングルマが群生
////   下山を急ぐ、これから月山八合目登山口まで
  下りるという若者の後ろ姿が見える。


<7月16日 曇時々小雨>


小雨の中を月山へ登って行く



HOME TOPへ 山幸彦のページへ


inserted by FC2 system