幸彦・・・・・・御在所岳・・・・・・・・・鈴鹿中部 


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H20. 10. 4  (土)  曇後晴  スリリングな山歩きと化した 御在所岳、本谷  /////////鈴鹿中部///////// 



            湯の山温泉バス停−本谷−一の谷新道−大黒岩−朝陽台−(中道)−地蔵岩−中道登山口−バス停   
 8:55  湯の山温泉バス停
 
9:35  御在所山の家、本谷登山口
10:15  不動滝
  迷歩
12:20   一の谷新道 
12:45   大黒岩
   休憩
14:00  出発
14:35  朝陽台
15:10  展望岩
15:15  大キレット
15:25
  地蔵岩
15:55  中道登山口
16:20  湯の山温泉バス停
16:24  バス発
16:36近鉄湯の山温泉発電車で帰路に

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  きょうは こんなスリリングな山歩きになろうとは・・・
  天気予報では朝から青空が広がるいい天気だと思っていたのに、バスに乗る頃には曇ってきた。

 8:55  湯の山温泉バス停
  青空ゆえに馬の背尾根、鎌尾根を計画したのだが 
 僧兵祭り準備中の三岳寺に着き御在所岳を仰ぐと 
 なんとガスに隠れているでは・・・。

  うーん 青空に関係の無い谷歩きだ。 
 9月初めの豪雨でどうなっているか心配だが
 本谷から登り中道コースにしよう。



           三岳寺より御在所岳を見る⇒
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ツルニンジン
 9:35  御在所山の家、本谷登山口
 谷に入ると倒木の根っ子や岩が
 ごろごろしているが、それでも前を
 単独の山人が2人遡行している、
 付いて行こう。


  滑滝の右岸にダイモンジソウが咲いている、
  あの濁流から免れたようだ。

  以前歩いた時よりかなり荒れている。


   
///////////大文字草///

    
 右岸の迂回路を歩きながら不動滝にでる。

10:15  不動滝
// 岩壁に咲く大文字草
//

     ここでも滝の前には 右手の小滝から流れて来た倒木と岩が堆積している。 
    不動滝手前の岩壁にダイモンジソウやアキノキリンソウ、アザミが咲いている。


   不動滝を左側(右岸)から高巻き不動滝の上に出る。ここからが大変だった。
   岩がごろごろ、どこから登り上がって行くのか、浮石に気をつけながら、足を滑らせないように慎重にルートを選ぶ。

岩の白い部分は流れてきた岩が
ぶつかり岩が割れた跡

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  岩がごろごろ、
  荒れた谷を
  先行の山人が
  這いつくばるように
  上がって行く ⇒



  濁流から免れた
  ダイモンジソウの写真を 
  撮っている内に先行の
  山人らの姿が見えなく
  なった。
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:
    その内に大きな岩が迫り出した尾根筋の前に、右、左どっちだ?時刻は11:10。
   ここで勘違い、右へ行くと「ケーブル監視路」の道標が有った地点と。この道標が流失したと思い左側へ歩き出す。
   それと左側の岩壁をよじ登る箇所のイメージが強く残っていたので・・・。
    5年前の雨の中で迷ったことを思い出した。
   今回は前に比べてもっとひどいルートとなった。  右手に谷を見ながら木の根っ子や枝に掴まりながら尾根をよじ登る。
   下りるに下りられないような急勾配の尾根筋。 ところが上を見ると大きな岩が立ちはだかり上に行けない・・・、Oh ! my God だ !!

   途中で見た聳え立った岩角の向こう側が平たい様に見えた所まで下りよう。 実は4年前の年末の竜ヶ岳山行でえらい目に遭った事から
   ロープを携帯。このロープのお出ましだ。木の幹にロープを廻して急勾配の尾根を降りていく、足元のしっかりした所で再度ロープを
   廻して・・・。
   岩角の見える所まで降りた時は ホッ だった。 

    その岩角を曲がると緩やかな勾配で稜線が見えた。


上がって行くと左手に鷹見岩が見え、一の谷新道に出たことが分かった。

12:20   一の谷新道 
    樹林の間から見える大黒岩の上は
    真っ青の青空、いつの間にか晴れてきたのだ。

    途中 晴れて来るのを大黒岩で2時間待ったという 
    若い単独の山人に出会う。
 大黒岩を仰ぐ


12:45   大黒岩
    やれやれ やっとビールが飲める。
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   休憩
     きょうはナンとキーマカレー。 ビールをグイッ、カレーを温めながら眼下の谷間尾根筋を見てコースの復習。あすこで間違ったか・・・。 
     武平峠駐車場手前の鈴鹿スカイラインには土石流が流れたままだ。
     この大黒岩からの眺めは素晴らしい、休憩にはもってこいの場所だ。ナンを焼きキーマカレーにつけて食す、ビールもギンギンに冷えて
     なんとも美味しい、至福のひとときだ。 スカイラインが閉鎖中なので山人は少ない、が 上がってくるゴンドラには観光客がいっぱい。
//////  朝陽台を仰ぐ



14:00  出発





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14:35  朝陽台   //////
釈迦ヶ岳      ハライド






    朝陽台からの景色を堪能して中道コースを下りる。 途中 裏道コースを見下ろすと土石流の爪跡が生々しい。

15:10  展望岩   土石流で流された藤内小屋付近、傷跡が生々しい
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15:15  大キレット
15:25
  地蔵岩
15:55  中道登山口
16:20  湯の山温泉バス停
16:24  バス発
16:36近鉄湯の山温泉発電車で帰路に

     いつものように焼酎の水割りを楽しみながらデジカメの写真に見入る。
    それとちょっとスリリングな藪漕ぎが 久し振りに歩いたなぁと 今となっては楽しさに変わっている・・・。




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