幸彦 


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H27.   3. 26  (木)  快晴  早春の花を愛でに残雪の 藤原岳・頭陀ヶ平  ///////鈴鹿北部/////// 



 西藤原駅−(大貝戸道)−藤原山荘前−天狗岩−頭陀ヶ平−鉄塔L201−坂本谷−鉄塔R-201−(木和田尾)ー白船峠登山口
 8:00 西藤原駅出発
 9:20 八合目
10:00 藤原山荘
10:30 天狗岩
11:05 頭陀ヶ平
11:20 休憩
12:15 出発
13:05 L202
13:20 L204 坂本谷散策
13:45 R201
15:00 白船峠登山口
15:50 西藤原駅

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一昨日来の寒の戻りできょうも寒い、その上風も多少あり体感の寒さを一層募らせる。
が、 冠雪の霊仙山から白山に至る白嶺を遠望でき素晴らしい光景を楽しませてくれた。


       
    霊仙山                 金糞岳      伊吹山/烏帽子岳(手前)     能郷白山        白山

平日ながら 大貝戸登山口の駐車場には既に15台ほどの車が停まっている。
登山届けには天狗岩→頭陀ヶ平→白船峠→カタクリ峠→御池岳西のボタンブチ(往復)→白船峠→木和田尾下山と
書いたが 山上に行くと思ったより雪が多く 頭陀ヶ平から下山することに・・・。
 きょうの大きなお土産は 二合目の不動尊を少し上がった所で 咲き掛けのミノコバイモに出会ったことだろう。
 六合目辺りから残雪が目立ち始める、先日の寒の戻りで雪が降った為だろう。
八合目からは冬の登山道は閉鎖され九十九折のコースに戻っていた。 アイゼンの装着は不要だ。
九合目のフクジュソウはほぼ満開、雪が降ったこともあり雪の中のフクジュソウに出会う。


二合目上で咲き始めのミノコバイモ


フクジュソウ



セツブンソウ

藤原岳展望丘

天狗堂

 九合目から樹林帯を抜けた辺りには
フクジュソウとセツブンソウがが数株
咲いていたが、藤原山荘付近には
蕾すら見ることが出来なかった。

 カルスト台地に上がると、冠雪の
霊仙山、伊吹山、能郷白山、白山と
連なる雪峰が広がる素晴らしい光景が
眼前に現われ思わず感動 !!



霊仙山

伊吹山



天狗岩より藤原岳展望丘、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳を眺望

 きょうは御池岳まで足を延ばしてフクジュソウを愛でようと、
そしてその途中でバイカオウレンもと思ったが、予想以上に
残雪が多く 特にバイカオウレンは雪の下だろう。

また これだけの残雪だと御池岳までかなりの時間を要し
帰りの時間と体力がこころもとない。

頭陀ヶ平でビールタイム、坂本谷のフクジュソウや
木和田尾コースのミスミソウ・セリバオウレン・セツブンソウを
を愛でて 帰ろう。


頭陀ヶ平より御池岳、霊仙山、伊吹山を眺望


冠雪の霊仙山や能郷白山を見ながら

ヘリポート跡でビールタイム、北風が少しあり寒かったが 先ずはビールで素晴らしい光景に乾杯 !!
きょうのつまみはソーセージ、そしてパセリ&レモン風味の粗引きウィンナーと玉ネギを秋刀魚の蒲焼で焼く。
粗引きウィンナーの風味が実に良い。 最後は餅の磯辺焼き。

ちょっと風が強くなり寒くなってきた、さぁ 下山だ。 鉄塔L202へは直登コースを下る。
上から見ると怖いほどの急勾配で凍っている。 アイゼンを装着。
場所によっては10cmほどの新雪があり、うっかりするとその下の凍った斜面にアイゼンが刺さらず
ずるずると滑り出すことも、恐ろしい。 アイゼンが斜面に食い込んだことを確認しながら慎重に下りて行く。
鉄塔L202まで降りて来てホッとする。

頭陀ヶ平鉄塔を仰ぐ



鉄塔L201より下降、小生の踏み跡





鉄塔L203
鉄塔L204から坂本谷へ降りてフクジュソウを愛でる。
しかしながら既に背丈が伸びていてパセリ状態。 が
数が少ないのに驚く、何と少ないのだろう・・・・・・・



ミスミソウ
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スハマソウ


ミヤマカタバミ

15:00白船峠登山口。 15:58発の電車で帰路に、缶チュウーハイを飲みながらデジカメに見入る、よき山歩きかな。


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