幸彦 


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H27.  1.  5  (月)    今年の初雪山歩き 藤原岳  /////////鈴鹿北部///////// 



  西藤原駅−(大貝戸コース)−八合目−藤原山荘−藤原展望丘−藤原山荘−天狗岩(往復)−八合目−登山口−西藤原駅  
 8:00  西藤原駅
 
9:30  八合目 
 
10:20  藤原山荘前
10:55  藤原岳展望丘(1140m)
11:20  藤原山荘前
12:00  天狗岩(1165m)
  休憩
12:55  出発
13:30  
藤原山荘
13:50  八合目
14:55  西藤原駅
 15:20
発の電車で帰路に
            
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 何年振りだろう、快晴で無風、暖かいほどの雪山を堪能できたのは・・・
思い出すのは 9年前(
H18.1.29 竜ヶ岳)竜ヶ岳に登りビールとおでんを食したこと、11年前(H16.1.1 御池東ボタンブチ)御池岳を。

 西藤原駅を出た頃は山上には未だガスがかかり また予報に裏切られるかなと案じながら登り始める。
登山口駐車場には5、6台の車。
2合目辺りから積雪、凍ってはおらず9合目までアイゼンを履かずに行けた。
9合目でアイゼンを履き直登、先行はスノーシューの山人一人。 そして青空がどんどん広がっていく。
藤原山荘前でそのスノーシューの山人に追いつく。 山頂はどこですかと聞かれ、えっ? とこの藤原岳は初めてのよう。
新しく設置されたトイレ棟を右に見ながら行くが 積雪は1m程か、ストックがスーと沈んでいく。


藤原山荘前の樹氷



風は左程強くは無いようだが、先行するスノーシューの踏み跡が 風で飛ばされた雪で消えていく。
スノーシューの踏み跡を辿って行くがアイゼンだけの靴は容赦無く沈んで行き 難儀をしながら登る。 然しながら青空の下の
雪山の何と美しいことか・・・!!  天候のいい日の雪山歩きは素晴らしい !!


御池岳と藤原岳天狗岩
10:55  藤原岳展望丘(1140m) 残念ながら天狗堂・琵琶湖や竜ヶ岳・御在所岳、伊吹山などは霞んで遠望できない。
ちょっと風があり、雪庇の下で雪を固めても寒いだろう。 天狗岩付近の林は真っ白、樹氷が楽しめそうだ。
天狗岩へ急ごう、ここで風が止まねば山荘へ戻ってビールタイムだ。

   

下りて行く間に4、5人の山人とすれ違う。
藤原山荘からカルスト台地へは誰も踏み入れてない。 小生の一人旅、となる。
青空、そして途中の白い珊瑚礁のような林の中、雪原に映る樹林のシルエット、このコントラストの何と美しいことか !!
樹林の中から白い霊仙山、伊吹山が宙に浮かんでいるように見える。



12:00  天狗岩(1165m)  ここの積雪は1mを超えている。 雪を踏み外し ずぼりと胸まで沈む。直ぐ傍に木があったので
枝を掴んで這い上がる。 藤原岳展望丘のシルエットが実に美しい。 風も無くなり 御池岳の見える側へ移動して
ビールタイムにしよう。

藤原岳展望丘を望む
           


さぁ、ビールタイムだ。
先ずはこの素晴らしい雪景色にビールで乾杯 !!
こんな雪山でも風が無いとポカポカと何と暖かいことか、10年程前の雪の竜ヶ岳、御池岳東のボタンブチのビールタイムを
思い出す。 そして焼酎のお湯割り、美味い、体の芯から温まる。 つまみはチーズにソーセージ。
最後は餅を焼いての磯辺焼き。 味付海苔で巻いた餅の何と美味いことか !!

         御池岳を見ながら
   

名残惜しいが下山開始。
八合目までは冬道を真っ直ぐ下りて行く、アイゼンが滑りを押さえながらどんどん下ることが出来る。六合目でアイゼンを
はずし、五合目付近から泥と雪の混ざる道、四合目からは泥道、泥を跳ねない様に滑らないように慎重に下る。

 帰路の電車の中でいつものように、焼酎のカルピスソーダ割りを楽しみながらデジカメの中の雪景色を堪能、至福のひと時だ。


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